大唐子
唐子咲きの椿の中では代表格で、ぐちゃぐちゃの脳みそみたいな花弁が、しつこすぎずちんまりと収まっていて、「唐子ヘアー」に例えられる外花弁も派手すぎず、なんともいえないバランスの花であると思います。花色もピンクなのに品が悪いピンクではないし。
この花が咲き出すと、「ああ春が近いんだなあ」と思うわけですよ。
今年は、一月から父の調子が悪く、一時は「どうしよう?」と思うほどでした。幸いにして今はもうだいぶ回復したのですが、もともと心臓に持病を抱えているので寒さは本当によくないのです。そうこうしているうちに元気もののはずの母も不整脈が出ていることがわかり、悲鳴を上げたくなりました。親の体が弱っていることをまざまざと見せつけられるのは堪えます。
だから今年は春が来るのを待つ気持ちが切実です。
早く本格的な春が来ないかなあ。
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