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2007年3月29日 (木)

鋼の錬金術師・16巻

Nec_0016_26 さて、わたくし常々「もう鹿児島以北には決して住まん!」などとほざいております、筋金入りのサンカゴロ、でございます。寒いのホント嫌いなんです。スキーもしたことありません。「滑り出すと面白いし、暖かいのよ~。」などと言われますが、とんでもない!あんないちめん雪だらけのところに、好き好んでいくのがわかりません。

とはいうものの、北陸にも東北にも北海道にも、ちゃんと人が住んでいて生活してるんだよなあ(ご無礼)。零下20℃とか流氷とかが日常茶飯事の世界。想像の範疇を超えます。でも、そこでもちゃんと日常が営まれているんだよなあ(しつこい)。

というところで北海道産まれの荒川弘氏描くところの「鋼の錬金術師・16巻」(スクエア・エニックス)です。

15巻の暗く重苦しいイシュヴァール戦の話は一段落ついて、物語は北へ、とな。

もー―――!北海道出身の荒川氏の面目躍如!!16巻の後半から舞台は北の国境ブリッグス要塞になるんだけれど、そらもう、南国生まれ南国育ちには信じられないような話のオンパレード。

いや、今回初登場のアームストロング少佐のお姉さん「ブリッグズの北壁」オリビエ・ミラ・アームストロング少将も強烈ですよ。ラスト姐さん亡き後、荒川氏得意とする「ちょいと年増で訳ありの強烈ないい女」がまたでてきてうれしいよ。これから大活躍しそうだし。

しかし、それ以前にブリッグス山の凄まじい気候の描写が印象的でした。これは北海道出身の人にしか描けんでしょう。すごいねえ!

そういう過酷な北の気候+大国との国境線であるという極限状況であるからこそ、「ブリッグズの北壁」の性格の強烈さも際立つというものです。

16巻はとにかくブリッグズ山の気候とアームストロング少将。またまた今後の展開が楽しみになってきたぞー。

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