椿屋敷のお客様

« 危険な春の寒冷前線 | メイン | タラノキ »

2007年3月26日 (月)

マメ科

Nec_0004_27 野ではカラスノエンドウやスズメノエンドウが花をつけ、畑ではソラマメやエンドウマメがはや花をつけています。いろんなマメ科の植物が花盛りです。

野生も園芸種もマメ科植物は一目見ただけで「あ、豆の仲間だ」とわかる独特の感じがありますね。だいたいがツルを持ち、奇数羽状複葉か3出の丸っこい葉を持ち、花の形もみんなエンドウに似ています。莢ができて中に豆ができるのも共通。たいへんかわいらしい。「ジャックと豆の木」のジャックが思わず登りたくなるのもわかるというものです。あれが他の植物、バラ科とかだったら絵にならない。

かわいらしい上に実が人間の食用になるものが多く、茎は家畜の飼料に、さらに根に地中の窒素を固定する根粒を持っているので、植えるだけで土地を肥やす、という人間にとってたいへんありがたいマメ科。

古来からそこのところいろいろ感じるところがあったのでしょう。節分に大豆をまいたり、お祝い事に赤飯を炊いたり、大豆や小豆に魔除けの意味があるのも無理からぬところです。

なにより食べるとおいしい。

そろそろうちもインゲンとエダマメと落花生を植えなくちゃ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/190372/6876197

マメ科を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿