椿屋敷のお客様

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2007年5月28日 (月)

来るな!テッポウムシ

Nec_0003_2 テッポウムシはカミキリムシの幼虫でして、こやつがまあ悪さをするんであります。

木の幹が3cm以上になった柑橘類の幹に穴を開けて、勝手に住み着きやがった上に食い散らして木を枯らしてしまうんですわ。

「きんかーん、レモン、八朔ぅ――♪」などとかわいらしくも他愛の無い夢を抱いて買ってきた苗を2年、3年と育てて幹回りが3cm以上になり「そろそろ今年は庭先レモン♪」などと思っていた矢先に、いつの間にかしおしおと木が枯れてみなはれ!怒りを通り越して膝から力が抜けますぞよ。実際うちの30年物の金柑の木がこいつにやられて枯れちゃったし。

よって基本的には農薬を使わないのですが、この梅雨前の柑橘類の幹にだけは薬を塗りつけます。ガットサイドSという塗布タイプの薬です。これを幹回り3cm以上の場所に刷毛で塗りつけるのです。これだけで一年テッポウムシの心配をしなくて大丈夫。

ボンタンでもポンカンでも温州みかんでも、とにかく大きな柑橘類の木がある方はこれをお試しになってはいかがでしょうか?

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来るな!テッポウムシを参照しているブログ:

» 金柑 といえば (金柑?)
こんなのもありますね。 [続きを読む]

コメント

仕事柄、オーガニックだとか無農薬だとかの食べモノにもよく出会うのですが、生産者の大変さは本当に想像を超えます。
単純に使わなければいいという安易な視点では語りつくせないですよね。
椿屋敷のかんきつ類、食べたいなー。

体調の方はもう大丈夫ですかー。昔、ウチの実家でダイダイが枯れたのはひょっとしてカミキリかもです。
ミカンの仲間はお花も香りがよくて大好きです。

708さん、
うちみたいな零細もいいところでも、やっぱり虫は来ますもんね。大掛かりにやってらっしゃるところは本当にたいへんだと思います。秋になりまして柑橘類が実りましたらそのときにぜひお味見ください。

しまねこさん、
おかげさまで、何とか回復いたしましたですがよ~。ダイダイとかもやられますよ~。ミカンのお仲間の花はいい香りですよね~。

植物を育てるって大変なことなんですね^^; っと、久しぶりです。

冬は寒い新潟も、今は半そでと短パンで過ごせる季節になりました。 この間、山登りに行ったのですが、緑を見ると心が洗われますね。 都会の人間が、都会に住んでいると、田舎に行きたい。と思うように、やっぱり、ずっと山に住んでいると、山の生活にも飽きてしまう時もあるのでしょうか。 山は飽きないものでしょうか。 よかったら教えてくださいm(__)m 

おお、新潟も半そでですか。
うちは山の上なのですが、鹿児島市の中心に車で30分も走ればついてしまうロケーションなのです。必要な買い物にすぐでることができる距離です。それだからかえって「市内にでたい」とは思わないですね。もっと山の中だったら飽きるかもしれません。それはわからないです。
まあでも、飽きることはないですね。季節が変わると景色も変わるので。

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