椿屋敷のお客様

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2007年9月20日 (木)

ノコンギク

Nec_0020 とかなんとかいっているうちに、秋刀魚や秋茄子がおいしくなってきました。あいかわらず日中最高気温が33℃だったりするのが、納得いきませんが確実に秋の気配がそこかしこに見えてきておるわけです。

「秋の花」といえば菊。春菊、夏菊とそれぞれのシーズンに咲く品種もありますが、やはり秋の青い空と乾いた空気とがよく合います。

野のキク科の花もどんどん咲き始めてます。ごくごく一般的なノコンギクもそこらの藪の中で、まるで秋草の文様のように可憐な花を咲かせています。

おお、考えてみればやんごとなきお家の家紋がこの形なのであるよ。日本にあまたある草木の花の中から、あえてこの花を家紋に選んだ理由はなんなのでしょう?

20年近く前に亡くなった父方の祖父が「恩賜の煙草」とやら、「菊の御紋」がついた煙草を持ってました。大切にしていたけれど、考えてみればすごい話やあ。あれどうなったのかな?祖父は心おきなく全部吸って亡くなったのかな?

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コメント

>やんごとなきお家の家紋がこの形

後鳥羽天皇(1180 - 1239)が菊の花が大好きで、それを文様にして車、調度、衣装など、なんでもかんでもつけた。それが代々つづいたことで、いつの間にか菊花が皇室の紋章として認識されるようになったという話らしいです。
何の偶然か、花言葉は「高貴」ですって。

みの窓さん、
疑問に答えてくださってありがとうございます!これからもよろしくお願いします。
しかし、後鳥羽天皇・・・・・。承久の乱だけじゃなかったのね。菊の文様だらけの御所てのも、ずごいなあ。

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