椿屋敷のお客様

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2008年4月18日 (金)

誰がするち言うたかよ!

Nec_0005 「陪審員制度」!あんなもん誰が通したんだ?誰がするち言うたかよ!!市町村の選挙管理委員会からくじで引かれて赤紙のように通知が来て、「基本的に辞退はできない」んだよ!国家による強制だよ。強制。なんだよそりゃあ!

他人なんか裁きたくないよ。そんな知識も興味もないよ。自分の人生とはそれまで何の接点もなかった他人の命や人生を、決定的に左右する場所に行きたくない。怖いよ。重すぎるよこの責任。なんでそんなものを強制的に背負わされなきゃならないわけ?「ヤギと鶏と犬と猫の世話があるんで行けません」と言ったら「10万円以下の罰金」よ。冗談じゃねえぞ!

裁判がやりたいんだったら、死ぬほど勉強して司法試験を受けとるわい。何年もかけて法律のプロフェッショナルを養成しとるんだろうが。なんの素人の出る幕があろうか。法がそれほど簡単なものだったら、もっと司法試験は易しいだろうよ。

本当に「裁判に参加したい素人」っているのか?ひょっとしたら冤罪かも知れない人を無期懲役や死刑にすることの責任の重さを、本当に素人が背負うことができるのか?「できる」というやつの神経を疑う。お前は何様じゃ!(「水戸黄門」の見過ぎじゃないのか?あの番組はつくづく良くない。水戸徳川家の隠居だかなんだか知らないが、諸国を漫遊して私的裁判とリンチ殺人の教唆をしてまわるジジイの話。いくら江戸時代でもそんなことを許す法は無かったと思うぞ。)

こんなわけわからん制度を、何ではじめるんだ?「裁判に民意の反映」ってなんだそりゃ?「裁判は法に基づいて」行われるもんでしょう。「民意」とか「良識」とかまったく実体の無いものを根拠に人を裁くのをリンチって言うんだよ。

うわあああ、気持ち悪い~~~!!今からでも遅くない。止めろ。

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コメント

正義感の強くていらっしゃる「プロ市民」の方たちは、もうやりたくてやりたくてウズウズしてらっしゃるんでしょうねぇ。

うわああああ、「やりたくてうずうず」!!!いそう、そういう人。こわいよおおお。

従弟が北九州で起こった保険金殺人事件の証人として、2審まで付き合わされて大変な目に遭いました。
腸にポリープまで出来て・・・

あんなのは返還前の沖縄だけでもうたくさんだと思いますです。

うわああ!従弟さんへヴィーな体験をなさいましたね~~。ですよね~。裁判なんて素人にとっちゃたいへんなストレスだと思うんだけどなあ。
ああ、いやだいやだ。

陪審員制度は、アメリカの「年次改革要望書」の中の一項目ですね。
詳細はウィキペディアなどでいくらでもでるので、ここでは省略しますが
例を挙げればあの郵政民営化も、この「要望書」の内の一つ。

そんなもん導入させて、アメリカは日本をどうさせたいんでしょうかね。

まっ、「裁判に民意の反映」という意味では、前にも話題になった
「心神喪失状態で云々」には文句つけるやつが是非いて欲しいな、と。
あと酔っぱらいトラック運転で対向車を海に突き落として
子供3人死亡なのに懲役5年とかいうのには、
単なる世論ではなく「陪審員」とやらの方が強い問題提起は出来ると思うけど。

ほんと、アメリカさんの考えてることはわかりません!
自分とこの火の粉をまずはらえっちゅうの。そして日本政府もブッシュの任期も終わりなのに、いつまでもあいつに尻尾振ってんじゃねえっちゅうの。

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