椿屋敷のお客様

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2009年2月21日 (土)

霜降り牛で下痢をする

Dvc00049 これを言うたび大笑いされてきたんだけれど、わたくし霜降り牛を食べると下痢をします。ホントです。

「またまた~受けようと思ってえ」

「つくづく安上がりな腹ねえ」

「ホントに霜降り牛だったのお?安物じゃだめよ~」いろいろ言われますけれど、ホントにすごく高い本物の霜降り牛(そんなの何回も食べたことないけれど)ほどダメ。

「あああ、所詮あたしの腸は魚や鶏や豚まで。安上がりな女。」まあ、悲しくはなかったけれどね。霜降り牛とやらをおいしいと思ったことないもん。まだ牛筋とか牛タンとかそれでなくとも赤身がおいしいと思うもん。それも一年に何回かしか食べないけど。

とか何とか思ってたら竹子農塾で萬田先生が恐ろしいお話をしてました。いわく、

「霜降り肉とは、つまるところ牛の筋肉組織の中に脂肪を蓄えさせる育て方をせねばならない。出荷前の牛には一切草を与えず、トウモロコシなどの濃厚飼料のみを無理やりに食べさせる。結果牛は消化不良で常時下痢を起こし瀕死の状態となる。そのような病的な状態の牛の肉を食べさせる、それが霜降りである。もちろん牛の体力を持たすためにさまざまな薬も投与する。かけらの健康もない不健全な肉である」

うおおおおおお!!そうだったのかあ!!!今一気に疑問が解けました!

やっぱり、とんでもない肉なんじゃん、霜降り牛。そんな牛が下痢腹になるほどの脂肪分、あたしが下痢して当然じゃん!

みなさま、ご注意召されよ。こと食べ物に関しては「高かろう、良かろう」とは言い切れませんでな。

コメント

春さん、萬田先生の話はサイコロの一面のみですので、和牛農家にもご理解を。
下痢をさせたら、食べたエサはお肉になれないのです。牛が健康に気持ちよくメシを食べられるよう、ストレスのない環境を農家は必死でつくっています。
ある試験結果では、脳に快適を感じるホルモンが多く出されていた牛ほど、サシがよく入ったそうです。
確かに、草食動物である牛に対して、最低量のワラしか与えず穀物ばっかり食べさせる肥育は、残酷なことだと私も思います。
でも、牛自身の一生が幸せだったら、それを食べた人が幸せな気持ちになれるのなら、それもありかな、と最近思っています。
今後の和牛肥育は、そんな動物福祉を重視していくようになるみたいです。
蛇足でございました~

ううううむ、これは一本取られました。
和牛農家さんの必死の努力まで否定はいたしませんです。味として霜降り肉は嫌いだけれど好みだもんなア。

お久しぶりです
うちの旦那も霜降り肉や牛脂多めの肉はダメですよ。効果テキメンです
おかげで霜降りは独り占め、旦那用にはオージー赤身を買いますが、悔しくはないらしい
親からして脂身はだめなようですから、遺伝ですね。兄弟、その子供も脂身を毛嫌いしてます
肉食系DNAを持つ私には不思議な感じ
春さん家は皆さんダメなのかしら?(そんな気はしないのですが)

お久しぶりです!
やっぱりいるんだーーーー!下痢する人。よかったあ、仲間がいたあ。

うちの妹はバリバリ肉食です。「霜降りで下痢をする」と言ったら思いっきり馬鹿にされました。ぜんぜん平気みたいです。不思議です。、

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