椿屋敷のお客様

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2010年1月10日 (日)

な、何をしてるのエリン?

100110 さて、「エリン祭り」と称しながらサブキャラカッポウの恋愛イベントばかりとりあげ、「主役はどうしたんだ主役は?」なんでございます。

ふっふっふっふっふ(不敵な笑い)ご安心召されよ。

実はですね続編の「獣の奏者Ⅲ探求編」(上橋菜穂子著・講談社)を読んでいたら、下記の文章にぶつかりましてね、はなぢ出るほど興奮しとったんです。

『――――薄暗い部屋の中に、エリンはいた。

――――こんなことをしては、だめだ・・・・・・・。

うめくような声とともに、息が耳にかかる。

――――おれたちの子は、初めから、惨い重荷を背負うことになる。』

・・・・・・・・・・・・・・・!!!!

エ、エリン!!薄暗い部屋でな、何をしてるの!!?

はあッはあッはあッはあッ、落ち着けッ

ごくん。(水を飲む)ふーーーーーッ。

お相手は堅き盾(セザン)一の腕利き真王つきボディーガード、「神速の」イアルさんでございます。アニメ版の最後の最後にエリンの子のちびっこジェシが出てきましたが、彼が父親でございます。

もう、ね、エリンったらイアルさんの隠れ家を、イアルさんの友達のカイルさんに聞き出して押しかけて挙句の果てに押し倒したらしいです。そんでもってイアルさんにンなこといわれても構わずことを続けたらしいです(泣きながらだけど)。要するに手籠めにしたってことっすね。

やるなあ~~~~。

相手は指一本で人を殺せる戦闘スキルを持った武人、お前に怖いものはないのか?エリン?

・・・・・・・・・・・・ないんだろうなあ。

ちょいと「獣の奏者」世界の戦闘能力比較を下記の図に描いてみました。

1001102_2 どうです?

人間界じゃ「神速の」イアルも闘蛇にとってはただのエサ。その闘蛇をエサにするのが王獣。

でもエリンは闘蛇を指笛でコントロールし、王獣を竪琴でコントロールする「獣の奏者」。その視点から見るとイアルなど仔犬ちゃんも同然ではないですか。

ぜんぜん怖くないんだろうなあ~~。

だからイアルも惚れたわけでして。

いや、「獣の奏者Ⅲ」ではイアルさん大活躍!!

息子を追っ手からきっちり守り、エリンを濁流の中から助け上げているし、なにより物事に猪突猛進するエリンを静かにたしなめる冷静さがあります。いい旦那さんだよなあ~~。ほんとこの二人もナイスカッポウだわ。

Ⅲの終わりでイアルさんが「闘蛇乗りになる」宣言をして、エリンを驚かせているけれど、どうなるの?この先。エリンとイアルと息子ジェシの家族と王獣たちに平穏な未来はやってくるの?

早く続きが見たいよう。Ⅳの予約順番が早く回ってこないかな?

コメント

 えええええっ!!!エリンってばっ!!
本探して読んでみよう♪

読んでみてください。
上橋さんの本はほんとうにおもしろいです。

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