イチゴ類は今じゃんじゃか実がなってきてるわけですが、この間花だったヘビイチゴも実になっています。
・・・・・ね―――?まずそうな実でしょう?
名前に反して毒はないのですが、ほんとにおいしくないんですよ。イチゴの命は甘くてジューシーな果汁にあると思うんですが、これは見るからにガランガランに乾いています。口の中に入れると口の中の水分のほうが逆に吸い取られそう。
「まずいからヘビにでも食わせろ」というのが語源だという説あり。ヘビにもヘビイチゴにもご無礼な話だなあ。
今朝、モモの散歩をしていたら、近所の畑をキジの夫婦がお散歩してました。オスはたいへんドハデな頭をしてメスは地味な格好でオスの後をとことこ歩いて、畑の向こうに姿を消しました。こういうの写真に撮れたらいいんだけど、まずシロウトには無理ですわ。全然間に合いません。残念無念。
ライ麦を入れた田舎パンを焼きました。
「ハイジ」の中で「ペーターのおばあさんのためにロッテンマイヤーさんの目を盗んで白パンを集める」というエピソードがありました。当時は小麦の精製技術が未熟だったので真っ白い小麦粉は富の象徴だったのでしょう。
今や日本やアメリカでは過栄養のほうが問題。「精製しすぎた穀物はあまり体によろしくない」という風潮になってきました。「ハイジ」の時代を考えると皮肉なことです。お米にも麦やら粟やら稗やらいろんな穀物を混ぜて炊く人が増えてます。ときどき食べるとそっちのほうがおいしいと感じたりもします。
パンは特に、全粒粉やライ麦やいろんなシードを混ぜて焼いたほうがおいしいと思います。
「乳搾り」といえば聞こえはいいですが、要するに「余ったお乳を分けていただいて」おるわけで、めーさまさまでございます。
「決まった人間が決まった時間に、最低朝夕二回、できればお昼まで三回」お乳に触らせていただき、あまつさえそれをもみしだき、搾りとるわけです。
同じ哺乳類の雌として、「決まった人間が」というところにたまらん人事でないリアルさを感じますですよ。だってそうでしょう?「お乳をももみしだかれ 、搾りとられる」んですよ。まっこちご無礼なこっちゃ。そらあ、見知らん人間、信用できない人間にさせとうないわ。
ここ1ヶ月近く、毎日朝夕めーさん(ザーネン種・1歳3ヶ月・ママ)のお乳をもみしだいております。だんだんめーさんとの息も合ってきて、やっと乳量が増えてきました。この役はもう誰にも任すことはできません。雨が降ろうが槍がふろうが今年の秋まで搾り続けなければなりません。お乳が溜まってしまうと乳房炎になってしまうのです。風邪をひくこともできない。おかげさまでわたくしも健康になろうというものです。
「今日もご無礼つかまつります」お断りしつつ、めーさんの乳房に触る毎日なのでございますよ。
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