椿屋敷のお客様

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2006年6月

2006年6月30日 (金)

汲み取り道具一式

Nec_0030_13 「ローテク万歳グッズ・その20」汲み取り道具一式(長柄杓・桶二つ・天秤棒)です。

ある意味究極のローテクグッズと申せましょう。うちがまだ簡易水洗ではっきりいって汲み取りなのも究極であります。

しかし、この道具の効果たるや絶大なのです。さすが歴史の古いグッズであります。わが国の農業が起こると同時に行われてきた肥え汲み、肥え撒き。まあああ、畑は一発で肥える肥える。ちと臭いけれどこの効果の前には何のこともないなあ。これからもおおいに活用しなければ。

「ローコスト・ローテクノロジーでうまいものを作ってたらふく食べて、気持ちよく過ごす。」それが椿屋敷農園のテーマです。

「エコロジー」とか「癒し」とか「ロハス(この言葉、流行させて儲けようとした仕掛け人がいてM物産が登録商標してるんですって。『ブランドとして言葉の使用料を取る』んだってよ。笑っちゃうね)」とか、全然知りません。あと「DASH村」も知りません。TV見ないもので。

「完全自給自足」もめざしてません。水道も電気もガスも車も使うのでそういう完結したシステムを作り上げるのは無理です。

とにかく「うちの土地が藪になってご近所に迷惑をかけたり、浄水池が近いのに汚染された水を流さないように家や畑や山を片付けて整備する」ことで毎日がいっぱいいっぱいなのです。

2006年6月29日 (木)

マスタードシード

Nec_0029_15 去年の二株のマスタードの種から、おおいにはびこったマスタード。たくさん種が採れました。

この種をすり潰せばマスタードになるはずなのです。

しかし、今はまだやんちゃ盛りの甥っ子がおります。彼にとってみれば「これはわしのもんじゃ~(ここだけ広島弁。『仁義なき戦い』風に読んでください)」。まさしく手を突っ込んでばらまくためにあるものらしいです。もう見せるだけでそこらじゅうがマスタードシードだらけになることは目に見えているので、まだ籠の中に入れて隠してあります。

7月2日に彼が広島に帰ってから、おばちゃん泣きながら作業に取りかかることにします。考えるだけでさびしくなるよ~。

ところで「野分」のエントリーで大間違い。さきほどcastaさんからご指摘がありました。「野分」では夕霧が紫の上を垣間見るのであって、柏木が女三の宮を見るのは「若菜上」でした~~。大嘘ついてすみません。castaさんご指摘ありがとうございます。また今後ともよろしくお願いいたします。

2006年6月28日 (水)

蜘蛛の子を散らす

Nec_0028_17 家の中を大きな雌のアシダカグモが卵嚢を抱いてうろうろしておりました。うちにいる間にすっかりクモ好きとなってしまった甥っ子が無謀にも彼女を追いかけました。

・・・・・・・まあ、予想通りと申しましょうか、彼女は卵嚢を置いて逃げていきました。さらに悪い予感はあたり、破裂寸前だった卵嚢は破れ何百匹ものアシダカグモの子蜘蛛がばー―っと飛び出してきました。

文字通り「蜘蛛の子を散らす」です。

一瞬頭から血が引いて、貧血状態になりました。

だからこの写真は、少し後の写真なのです。

2006年6月27日 (火)

雨の日の訪問

Nec_0027_12 雨でお外に出ることができないと、パワーをもてあました甥っ子がいつまでも寝ないので、できるだけお外に連れ出すようにしています。

お客様のtotto*さんが「連れて遊びにいらっしゃい」とおっしゃってくださったのをいいことに、甥っ子同伴で、しかも昼飯時を狙って遊びに行ってしまいましたよ!!むちゃくちゃおいしいtotto*家のご飯を(ブタ軟骨と大根の煮物・ナスのオリーブオイル炒め・キュウリと大根のお膾・具たくさんの炊き込み御飯・鶏ささみサラダ・イシモトのケーキ・どれもめちゃうま)お腹いっぱい食べた上に次女のLちゃんのおもてなしを受け、手土産までどっちゃりいただいて帰ってきました!!

ありがとうございました!totto*さん!!

おかげさまでパワーを使った甥っ子は、一日雨降りだったのにもかかわらず、今日はおとなしかったです。

2006年6月26日 (月)

菊の挿し芽

Nec_0026_16 一昨々日も、一昨日も、今日も明日も雨雨雨・・・・・という、いかにも梅雨らしいお天気が続いております。洗濯物まったく乾く気配がナシという、困ったお天気です。

まあ、しかし物事には良い面と悪い面がございましてな。これだけ湿り気がありますと、挿し芽・挿し木した植物のかずかずに水遣りの心配がまったくいりません。

菊の挿し芽も順調のようです。大雨をぬって大慌てで挿しまくった甲斐があるというものです。

2006年6月25日 (日)

今年のはこべ塩

Nec_0025_18 梅雨が終わると、今まではびこっていたはこべが、夏草に押されて勢いがなくなってしまいます。

それで、とうとう大慌てで今年の分のはこべ塩を作りました。歯茎の健康にははこべ塩が一番です。食いしん坊人生をできるだけ長く貫くためにも、歯はできうる限り健康に残しておかねばなりません。

今日1kg作りましたので、明日、あさってまでにもう1kg作っておこうかと。

2006年6月24日 (土)

さらに雨なので・・・・・

Nec_0024_17 雷もゴロゴロ鳴ってます。どうにもこうにも身動きが取れません。

ヒヨコちゃんご一家も屋根の下で固まって大雨をやり過ごしてます。

午前中は甥っ子を子育て支援センターの開放保育園に連れて行って、ぴちぴちの同世代(2歳だもんなあ・・・・・スタミナあるよなあ・・・・・)と大暴れして、体力を消耗してもらいます。

2006年6月23日 (金)

雨なので

Nec_0023_13 いやー――!雨なので、外に出ることができないヤギも鶏も甥っ子も、みんなパワーをもてあまして家の中で大暴れです。「めめめめめめめ」「ココココココ」「ばばばばばば」大騒ぎ。

特に甥っ子。早く寝てくれ!家の中はもはや壊滅状態。誰がこれを片付けるんじゃ!?

ジジイ猫どもと、雷がはなはだ苦手なモモは、「息をしておるのか?」というぐらいおとなしいのに。

2006年6月22日 (木)

ミミズ

Nec_0022_18 うちは除草剤も農薬も化成肥料も使ってないので、庭中畑中ミミズだらけです。特に雨の後などミミズ天国も同然。

甥っ子はミミズだい好き!

何かというと「ここ掘れワンワン」とばかりにミミズがいそうな場所を掘れ掘れと要求します。

甥っ子は広島の中国山地の米農家の孫。「ミミズ好き」は正しい姿勢かと。

2006年6月21日 (水)

菊籬への道2

Nec_0020_18 さて、わたくしには「門から築山まで咲き乱れる秋小菊の垣根を作る」という野心がありまして、そのための準備を着々とすすめておるわけであります。まあ、「着々」というより「のろのろ」ですけど。

菊は120日で下葉が上に上がりだすので、「花から根下まで美しく葉が生え揃った菊」にするためには逆算して120日前に挿し木しなければなりません。夏菊は冬至芽の株分けでちょうど言いぐらいですが、秋菊は必ず梅雨に挿し木をしなければ、頭でっかちで根元に葉のないみっともない株になってしまいます。

梅雨って・・・・・梅雨ってもうじきおわるじゃん!!

やっと、今日冬至芽から育った株(鶏糞がよく効いて太い株になっております)を葉を2,3枚残して剪定しました。あとはその剪定した枝を水切りして挿し芽しなくちゃ!梅雨が終わる前に!!