椿屋敷のお客様

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2007年2月

2007年2月 4日 (日)

闘う鶏

Nec_0015_24 雄鶏というのはほんとうに喧嘩っ早いです。

雌鶏をめぐって暇があれば寄ると触ると首の周りの羽をキングコブラのように逆立て、「ケーケケケケ!!」などとたいへんな声で叫びながら嘴も蹴爪も総動員して闘います。凄まじいです。「ああ!蹴爪というのはこのためにあったのか!!」と心から納得しました。なぜ全世界的に「闘鶏」というギャンブルが成立するかも。この調子だったらどこの国でも雄鶏は闘っているのでしょう。たまらんな。

とにかく他の雄というのが気に入らないらしい。おいおい。雌雄比15:1ぐらいが群れの平和を守るための理想比だと聞いていましたが本当だなあ。今後、この数の調整について考えていかねばなりません。

おフランスの象徴たる動物が雄鶏。「恋愛に命をかけて、プライドが高くて論争好き。個人主義」という巷に流れているおフランス人のイメージと雄鶏ってぴったりかも。でも、フランス人のお知り合いなんて一人もいないので、本当にそのイメージが正しいのかどうかは存じません。

2007年2月 3日 (土)

野生の万両

Nec_0013_31 めでたいことに使われる万両。この植物は結構野生で簡単に生えてきています。

この赤い実を鳥が食べてそこらにウンコをするのでしょう。そのウンコからめでたく芽がでて、大きくなってくるというわけ。うちの畑の木の間の藪など、万両にとって都合のいい自生場所らしく、植えた覚えもない万両がいつの間にか実をつけていたりします。

万両とか千両とか、お正月近辺にはその枝がたいへん高値で取引される代物なので、山に行けばわんさか自生しているこの現実とアンバランスな気がいたします。でも、これが資本主義というものなのでしょうね。

2007年2月 2日 (金)

とうとう雪が

Nec_0011_23 今朝はとうとう雪が積もってしまいました、鹿児島地方。うっすらとですが雪が積もると景色が変わります。冷え込みもきつかったです(鹿児島にしては)。

ここ1週間ぐらい、うちは次から次へと病人やら病獣やらがでてきて気の休まる暇がありません。やはり寒いのは鬼門です。気温が下がると体温も下がり血流が悪くなり心臓や呼吸器に負担がかかります。免疫系も低下します。春よこい。早く来い。

お隣の宮崎県で恐ろしい鳥インフルエンザが多発しています。原因がわからいのがまた恐ろしい。うちみたいに20羽ぐらい細々と飼っているところでも「もし鳥インフルエンザがはいってきたら!」とぞっとします。問答無用で処分。しなければ人間も危ないわけだし。何万羽も飼ってらっしゃる方達の苦悩たるや想像するだに余りあります。ただただ鹿児島に入ってこないことを神に祈るのみです。

2007年2月 1日 (木)

とよのかイチゴの花

Nec_0010_24鹿児島地方は時雨れてちらほら雪が降ったりしました。寒いです。

寒いのですが、やはり例年に比べると暖冬らしく、いろいろなものに早い花が咲いています。おととしから畑の東南に植えているとよのかイチゴにも、一輪二輪白い花が見えます。

まだこの花を受粉させる虫達がじゅうぶんな活動をしていないので、これが実を結ぶかどうかは微妙なところなのですが・・・・・。

とりあえず、初夏にたくさん実をつけるように油粕とヤギ糞堆肥を混ぜて発酵させたものをたっぷり与えました。