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とかいって今まで芸能ネタを書いた事がない弊ブログですら書いてるぐらいじゃからのう。
小室哲哉はともかく、華原朋美の「I‘m ploud」(つづりまちがっとったらすまん)が、もーーーぜんぜんダメじゃった。あの「犬かコウモリしか聞こえん音を出しとらんか?」という超音波みたいな無理やりな高音といい、しかもそれが絶妙に不愉快な外れかたをしとるのといい(あれ、外れとったじゃろ?いわば耳元でスリガラスをこすられたような嫌な音だったと思うが)、行く所行く所で聞こえてくると「いったい、何の罰ゲームでこんな不愉快な音を聞かされにゃならんのじゃ!!」と憤っていた90年代、もはや遠くになりにけり。
芸能人にモラルなんか求める気はないけれど、あれに惚れこんで、あれを良しとして「プロデュース」とやらをしとったという事実は、センスとしてどうか?と思うぞ。当時は「この曲を世に流布せしめた罪、万死に値する!」と恨み千万だったけれど、今はもう、どうでもいいや。
鹿児島でヒトツバ(イヌマキ)は特別な木で、垣根はもちろん枝を作って庭のメインに植えたりします。
うちは父が植木屋だったせいで、椿の次に庭中畑中ヒトツバだらけ。仮活けで密植したままのヒトツバがそのまま大きくなって、どうにもこうにも手に負えなくなった一角なんかもあります。
そのヒトツバに今年は大害虫発生!キオビエダシャク。写真の蛾であります。
結構綺麗な成虫なんだけど。これの幼虫がわしわしと塊になってヒトツバの葉っぱを食べているところはなかなか気色悪いです。枯れた木もかなりあるそうな。
うちの木は枯れてないけど、うちの庭中畑中に巣を張り巡らしているジョロウグモがこの蛾を引っかけまくって喰いまくり、ヤモリが窓に張り付いて喰いまくりで、見ものでありました。なんせうち農薬撒いてないんで、この蛾の天敵もわんさか棲息しておるというわけであります。
昔の人ってのは実にうまく名前をつけてるもんで、というよりうまい名前こそが残っているんでしょうが、思わず膝を叩いちゃう傑作があります。
「鶏頭」。文字通り「鶏の頭」の名前を持つ花。ほんとに鶏の鶏冠そっくり!ビラビラの鶏冠じゃなくてグジュグジュの鶏冠のほうね。うまいこというよね。
鶏頭はありふれた花で、あまり「美しい」と評価されない花です。ところがどうして昔から墓の花には欠かせず、墓の周りには落ちた種から自生した鶏頭がたくさん生えているありさま。
ありふれた鳥で、あまり「美しい」と評価されない(尾長鶏とか薩摩鶏を別として)鶏。でも卵と鶏肉のために人間の生活には欠かせない鳥。そういうところも、ちょっと似てるかも。
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