椿屋敷農園

アンズ（雑種犬・６ヶ月・♀）が避妊手術から帰って来ました。お腹にはまだ縫合のワイヤーが残っています。

猫にしろ犬にしろ、去勢や避妊手術をするたびに迷います。「他の手立ては無かったのか？」と。

無いんです。猫も犬も繁殖力がものすごいので、ほっておくとどんどん子供を産みます。それこそ「いつ交尾したのよ?!」と叫びたくなるような状況での妊娠なんか、ザラ。その子供をすべて育てられるわけも無く、結局手術。

「犬を食べる文化圏」ならば、迷わず産ませるでしょうが・・・・・・。唯一正当性のある殺しは「食べるために殺す」だけだと思うので。子供が生まれてむなしく『処分』するぐらいなら・・・・・という究極の選択です。

でもこれ結局、すべて、言い訳。

ごめんね、アンズ。

はっと気がついたら九月ですわい。

んでもって足元を見たら、瀕死のヒグラシが「ブブ・・・・ブブブ」と断末魔にもだえております。

ううううううむ。夏が終わる。

ほんのこの間（今年の春だよ）「メキシコで新型インフルエンザ発生、死者多数!!」と聞いたばかりなのに、もう鹿児島でも使者がでているよ（ご冥福をお祈りいたします）。

疫病ってのあ、どんだけ用心してても、人間として社会生活を営んでいる限り、どこから感染するかわかんねえもん。ましてや今日から新学期、もっとも感染の温床となる学校が日本全国で再開されとるわけだ。季節も秋から冬へと向かうのに学校なんか半年ぐらいいっせいに休校にしちゃえばいいのに。無責任なこと言うけどさ。

お友達に小学校６年を頭に５人の子を持つシングルマザーがいて、「ああーーーー!!学校。いやだァ学校!!」「とにかくうつんないで帰ってきてってそれだけよ。」と頭をかきむしっていました。

それにしても、あのものものしい「水際対策」とやらはなんだったの？そのくせ「ワクチン足りない」とかいってるし。わけわかんね。