椿屋敷のお客様

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2009年10月

2009年10月30日 (金)

交渉人

Dvc00256 米倉涼子という人をちゃんと見たのはこれが初めてだわ。恥ずかしながら。

いや「交渉人」の第1シリーズに今はまってるんですけどね。いやあー人間とは思えないぐらいスタイルいいですね。米倉涼子。すごいわ、あの手足の長さ。腕を広げると二の腕と胴体の間にとんでもなく広い空間ができるぞ。なのにお乳大きいし。そりゃ2話目でストリップぐらいさせられる破目になるというものです。

それにしてもTVドラマというのは、なぜこんなにも女刑事モノが好きなのでしょうか?って好きなのはあたしか。ここ1年でネットで観た女刑事モノ。「ケイゾク」「アンフェア」「BOSS」「甲殻機動隊シリーズ(草薙素子も女刑事の一種だろう)そして「交渉人」。それぞれに特色があってそれぞれにおもしろい。

それにしても「交渉人」これほどの別嬪・米倉涼子を主役に据えながら、この群を抜く泥臭さはなんだ?もちろんそれが味なんだけれど。「BOSS」があれだけスタイリッシュだったのに、かけらのおしゃれも無いぞ。何かシブい役者ばかり揃えてるし、誰一人「モテる」という設定でないし。これだけ美貌の米倉涼子、男どもに容赦なく殴られたり吊るし上げられたりしてるし。これは大きいなあ。エンディングでは大口開けて丼飯食べてるし。「女封印!!」とかのテーマでやってるんでしょうか?

ああ、唯一城田優演じる真理谷が、ある意味「モテる」男か。死刑囚だけど。城田熱演。いわば「羊たちの沈黙」のレクター博士みたいな役回りでしょ?アンソニー・ホプキンスよりはるかに男前だし。こんなやつと薄暗い面会室でガラス越し差し向かいに話してたらおかしくなっちゃうよね~と説得力あり。

第2シリーズが始まってるらしいけれど、当然真理谷でてるんでしょ?でてくると「出たーーーー!!」と拍手したくなるぐらい、おもしろい。

2009年10月28日 (水)

遺言状

Dvc00255 思うところあって公証役場で正式の遺言状を作りました。正式の遺言状があるとたとえ自分が死んでも速やかに生前の自分の望みどおりの状況を作れます。

50年間保管もしてくれるそうです。だからたとえ火事とかで紛失しても、再発行してもらえるのです

鹿児島市の公証役場は元検事が公証人をやっていて、法律にまったく無知なわたくしがどんな質問をしても懇切丁寧に答えてくださいました。

自分と血縁の無い立会人二人(弁護士とかじゃない普通の人でよい)にも来てもらって、一時間ぐらいで遺言状ができちゃった。

なんだか自分の死後のことがちゃんと決まるって、すっきり晴れ晴れ。

2009年10月27日 (火)

忘年会会場当番

Dvc00254 町内会の班長から電話が。

「今年の町内会忘年会の会場はお宅さんですよ。順番ですから。」

ガーーーーーーーン!!!

うちのご町内はいまどき各家持ち回りで町内会をやってます。そしてたまたま忘年会の12月会がうちの当番に当たったのです。

どうしよ!どうしよ!

今パニックです。お片づけをせねば。襖と障子を張り替えねば。30人からの人が来るなら根太を補強しなければ畳が床ごと落ちてしまう。父にやってもらわねば。

12月20日まであと二ヶ月足らず。計画的に一つ一つ掃除しなければ間に合いません。これも「うちを綺麗にしろ」という思し召しでしょう。

とりあえずガラス拭きのスポンジとゴムエッジで家中のガラスを拭きました。吹き終わると透き通って光が通り、たいへんに気持ちがよろしい。

そう、大掃除はしなくちゃならいんだもんな。明日は窓枠と桟を拭いてカーテンを取り付けることにしよう。

2009年10月25日 (日)

リサイクル

Dvc00253 んもーーーどうやってもマンガが片付かず、五歳の甥っ子にまで「春ちゃん、もう少しお片づけしなくちゃ」などと忠告されるありさま。

リビングを歩けば足でマンガを踏み、寝転がればマンガが敷布団、などという状況はさすがにいかんだろう。

ということで、友人の、小学校六年生を頭に五人(!!)の子供がいるシングルマザーにいらないタイトルを譲ることにしました。これぞ、真のリサイクルでありましょう。って早くそうすりゃよかったんだよ。

ダンボールをひっくり返し、荷紐をほとき、マンガの確認作業中です。で、これやりだすとついつい読みふけってしまい、これまた作業が滞りがちなんでございますよ。

「ガラスの仮面」読み、「今日から俺は」読み、「パイナップルアーミー」読み、「スラムダンク」読み、「おれは鉄兵」読み、「エースをねらえ」読み、「サイコメトラーEIJI」読み、「うる星やつら」読み・・・・・・・・・・まだまだ続く。誰か・・・・・・誰か止めてくれ・・・・・・・・。

やはりリサイクルが人として正しかろう。マンガ中毒として廃人になる前に。

2009年10月24日 (土)

冷たい三日月

Dvc00252いきなり朝晩が冷え込むようになってしまった鹿児島地方であります。

日暮れどきに空を見上げたら、三日月が傾いてました。空の色は縹色、かすれた雲の影といい、冷たそうな景色です。秋だなあ

暑いのは嫌いだけれど、寒いのはもっと嫌いなんだよなあ。今度の冬は寒いかなあ。あんまり寒くないといいなあ。

2009年10月23日 (金)

アオツヅラフジ

Dvc00251 この青い実がちょっと見おいしそうなんだよなあ~。白く粉を吹いてるところが。ノブドウよりブドウっぽく見える。ぜんぜんおいしくないけれど。

それどころか結構強い腎臓の薬らしくて、まあ、やたらと口に入れないほうがいいです。

2009年10月22日 (木)

チェリーセージ

Dvc00250 四年前に植えたチェリーセージ、なーんの手入れもしてないのに、どんどん株が大きくなってます。

肉の下味付けや、煮込み料理に使ってます。これが入ると一味違う。ローズマリーとこれは多年草なので一度植えると特別構わなくても大丈夫。とても便利なハーブ。

地面があるってありがたいなあ。去年植えたローリエの木もだんだん大きくなってきてるし。

2009年10月20日 (火)

「ナイチンゲールの沈黙」より猫田師長

091020 「ナイチンゲールの沈黙」にはいい男もいっぱいですが、いい女もいっぱいです。

特にショックを受けたのが小児病棟の猫田師長のキャラ設定。日がな一日窓際でうつらうつらしてたり、あまつさえ「昼寝(シェスタ)」と称して勤務時間内に看護師控え室で昼寝してる師長なんてあり?!

しかも、それが次期総師長の最有力候補というぐらい、優秀でできる師長で、しかも「よく見りゃ美人」だという。

素人にはとても考えつかない設定だよなあ。これは海堂氏が現役の勤務医だからこそ説得力あるキャラでしょう。きっと、海堂氏の周りにほんとうにこんな看護師さんがいるのね。

部下の看護師たちから「千里眼を持つ」と恐れられる洞察力。足音を立てずに動き、物事の読みに長け、部下はもちろん教授であろうが師匠であろうが目的のためにこき使い、しかもいざというときの胆力たるやライオンの如し。

むちゃくちゃカッコいいおばさん。かくありたきものだけれどあたしには無理。なので、ますます憧れます。

2009年10月19日 (月)

「ナイチンゲールの沈黙」より牧村端人

091019 海堂尊ワールドは一度はまると抜けられません。いまでてる海堂モノは全部読んでます。

「チーム・バチスタの栄光」の主役、田口・白鳥コンビはもちろん、「あ、この人あれにでてた」「あ、あの人のうわさが出てる」と登場人物が多岐にわたりあちこちにでまくり、いまや大河物語とでもいうべき趣になってます

話として一番好きなのは「ナイチンゲールの沈黙」。「歌によるシネセジア能力」というちょっぴりSF仕立てと殺人事件というミステリー仕立て、それになにより次から次へと老若職種を問わず惜しげもなくいい男がでてくる贅沢さがたまらんのです。

中でも準主役な牧村端人の魅力は出色まだ中学生ながら警察庁・厚生労働省のキャリアを向こうにまわし、自分の大事なものを守るために捨て身で戦う姿はカッコいい。人間のくずとでもいうべき父親は殺され、難病網膜芽腫という難病で目の摘出手術をしなければならないという事実も彼の悲劇性を際立たせます。

「夢見る黄金地球儀」という桜宮を舞台にしたおちゃらけ発明モノ(これも大好き!!こういう軽いタッチも素敵)に、青年になった端人がでてきて、びっくり。しかもすごくいい男になってました。

2009年10月18日 (日)

秋夜の気配

Dvc00249 いきなり夜が冷えだした鹿児島地方なんでございます。

うっかり窓を開けているとひんやりとした空気が部屋の中に流れ込んできます。うちは鹿児島市とはいえ山の上なので、冷えるときは冷えます。ちょいと急いで冬支度をせねばなりますまい。

猫たちが暖を求めて、しつこく膝に乗ってくる。それがうちの秋。そんでついでに猫の毛を掻き分けて蚤を探すけれども夏場に比べて激減している。それを見てよりいっそう秋の気配が身に迫る。ぜ~んぜんロマンティックではない。

でも切実。