椿屋敷のお客様

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2010年5月

2010年5月 9日 (日)

新茶の季節

100509 新茶の季節なんであります。

うちはシラス台地の上にあって、事あるごとに霧が出て茶の育成にたいへんいいらしいです。雲南とかアッサムとかもそうらしいですね。

なので、昔からどこの畑もお茶を作っていて、畑と畑の境にもお茶の木が植わっているぐらいです。GW中に八十八夜があったんですが、だいたいの畑で茶摘やってました。朝までわんわんとヤンかぶって(伸び放題に)いたお茶の木が、夕方見ると丸坊主になってたり。摘んだお茶は集めて工場で煎じてもらうか、自宅で煎じるかするのです。

などと、人事みたいに言ってる場合ではない。うちにも祖父母が植えた大きい茶の木が何本も生えているのに・・・・・・・・・・ああああ、このままではまた新茶の季節を手をこまねいたまま見送ってしまう・・・・・・・もったいない、もったいない、あの新芽・・・・・・・・

2010年5月 8日 (土)

ペンチ

100508 まさかこれほどペンチを使う日々がやってくるとは思いもよりませなんだ。

ひたすら「針金を切っては曲げ、針金を切っては曲げ」。手では針金は切れないし、きっちり曲げるにはやはりペンチのテコの原理が必要なんであります。単純な構造だけど便利な道具だよなあ

「ヤギ柵完成までにはペンチをかなり使う」と判断し、ニシムタの道具コーナーで上から三番目に高いペンチを買いました。こういうのってほんとうにピンからキリまでなんだよな。一応「プロ仕様」と書いてありますが、どうかな?

今のところよく働いてくれてます。落とさないようにベルトの剪定ばさみケースに入れて持ち歩いてます。でも剪定ばさみケースは微妙なカーブが作ってあって出し入れがしにくい。ここはやっぱりペンチ専用のケースを入手したほうがいいか。

2010年5月 6日 (木)

ひたすらヤギ柵作り

100506 わたくしの今年前半最大の目標は「当家の敷地をすべて囲い込み、ヤギ放牧場とする」事です。

さすれば、

①たらふく食べることができてヤギ大喜び②飼料代が節約できてわたくし大喜び③草が生えなくなってこれまたわたくし大喜び④ヤギウンチでどこもかしこも土地が肥えてさらにわたくし大喜び⑤うちの畑から草がなくなれば隣近所も大喜び

と、いい事づくめです。でも、その分初期工事が大変なの。

わたくしの最近の休日は、

①晴れればひたすらワイヤーメッシュのドブ漬けペンキ塗り

②曇ればひたすら塗装済みのワイヤーメッシュの組み立て(針金で一枚一枚繋いでいく)

③雨が降ったらぐうたらする

です。

今日は雨が降り出す前に、ってことで、必死こいて20枚ほどのワイヤーメッシュを繋ぎました。疲れたけどヤギ囲いが一気に広がりました。ヤギたちが大喜びで拡張された所に入っていきます。

それと同時に最近の陽気で伸びてきた草を、凄い勢いでモシャモシャ食べていきます。気持ちがいいのう。

お腹いっぱいになって、お乳がパンパンになっためーさんたちもしあわせそう。後でお乳搾らせてね。

2010年5月 5日 (水)

来るな口蹄疫

Dvc00346 今度の宮崎の口蹄疫で殺処分された牛や豚は三万頭にも及ぶそうです。

うーーーーーむ。

飼い主の方々の心中を慮るにたまらないです。

うちは五年前からヤギを飼い始めて、数はやっと十頭前後、飼い方もてげてげですが、「彼ら彼女らを食べるわけでなく殺処分する」事態など気が狂いそうになると思います。

おいしいお肉になるように大事に大事に慈しんで育ててこられたでしょうに「そんなことって・・・・・」。

「どうせ食べるために殺すんだろ?」「お金の損が嫌なんだろ?」って?

「食べるために殺す」のと「殺処分」とは違います。ただただ殺して地面に掘った大穴に埋める。そんなのたまらん。

「お金の損」ホント嫌だよ。生活のすべてを動物に捧げる、それだけのパワーをかけないと商品になる動物なんて育てられないんだもん。工場で完成したばかりの自動車やパソコンが市場に出る前に叩き壊されて地面に埋められたらどう思うよ?

宮崎は鹿児島のお隣、しかも県境のえびのでも患畜がみつかってます。鹿児島にとって心胆寒からしめる出来事です。なのでゴールデンウイークの鹿児島のイベントはほとんどが中止になりました。(かのやバラ祭りとかね)

人間が口蹄疫のウィルスを運ぶ可能性があるからです。わたくしも人ごみに行く気がまったくしません。口蹄疫が終焉するまで自分ちの半径5kmぐらいでのたのた生活していきます。・・・・・・・・・・って、いつもの生活じゃん、それって。

2010年5月 4日 (火)

ドブ漬け

100504 「ドブ漬け」という塗装の手法を習いましたので、ヤギ柵用のワイヤーメッシュをそれで塗装してます。大変楽で経済的です。

つまり2m×1mのワイヤーメッシュがそのままどっぷり漬かるプールを作り(コンパネと角材でよし)、そこに水で薄めたペンキを流し込むのであります。

そのペンキのプールに次々とワイヤーメッシュを浸して乾かしていくという手法です。

作業が早いわ、塗りにむらが無いわ、ペンキに無駄が無いわ、こりゃ、たいへんいい手法ですわ。ヤギ柵のワイヤーメッシュを200枚ぐらい塗装しなきゃならないので手で塗ってたら埒があかんのです。世の中にはホント、いろいろ便利な方法ってもんがあるのね。

ゴールデンウイークは今までのじめじめした天気が嘘のようにピーカン晴れが続きます。今です。ペンキ塗るなら今です。汚れてもいい作業着着て延々とペンキのプールにワイヤーメッシュを漬け続けてます。

2010年5月 2日 (日)

マメ科の花

Dvc00345 去年はクローバを「これでもか!!」と地面という地面に蒔きまくったんであります。

甲斐あって「おお、こんなところにも!!」と白い花を咲かせてくれている今年であります。クローバーはマメ科なんで、生えてるだけで土地が肥えるというありがたい植物なんであります。ヤギのいいエサにもなるしね。

首飾りを作るクローバーの花は、エンドウやら大豆やらのほかのマメ科の花とは、形がかけ離れているようにも見えますが。でも、この白い花の塊をひとつひとつばらしてみたら、小さい花がいかにもマメ科の花の形をしているんだなあ。(今の携帯のカメラってすごい。『カメラルーペ』の機能がこんな小さい花も写してくれる。ひょええ。)

そうか、これは一つの花じゃなくって、小さいたくさんの花の塊なのね。同時にクローバーの繁殖力の強さに納得。こんだけ種ができりゃあなあ。

2010年5月 1日 (土)

アカディに似た味

Dvc00344 ヤギのお乳ってアカディに似た味がします。

甘くて軽い。牛乳に比べて含まれる脂肪の球が小さいらしいのですが、なるほどそれで脂分が舌に当たらずあっさりしています。

ヤギの姐さんたちのおかげで新鮮でおいしいお乳が飲めてあたしゃ幸せですわい。

つくづく雄の成獣と場所を分けたのがよかったな。大きくなった雄は縄張り意識が強くて、自分の雌たちに手を出すのを絶対許さないので往生しました。雄と雌を別けて飼育するのってほんと大事ですね~。

次は「ある程度大きくなった子供を半日だけでも母親から離して、搾れる乳量を多くする」に挑戦したいなあ。そのためには囲いをもっと大きくしなくちゃ。