椿屋敷のお客様

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2010年4月

2010年4月30日 (金)

ベリー・ベリー・ベリー

Dvc00342 庭の東南の一角は日当たりがいまいちで土も酸性らしいんだけど、ブルーベリーにはとてもいいらしいです。五年前に植えた¥400の小さな苗が1mぐらいのブッシュになってます。

「ここはブルーベリーに向いてるのかもね。」と思い、安い苗を見つけては空いたところに植えとく、と。それもよく育ってます。夏場に草刈するぐらいで、何にも手を入れてないんだけどね

ブルーベリーはツツジ科。そういやツツジもよく育ってるよなあ。ほったらかしなのに。

野生種の仲間がよく育つところは、園芸種もよく育つんじゃないかなあ。きっと条件が合うんだよね。

すぐ近くにやっぱり五年ぐらい前にトヨノカイチゴを植えてそのままにしてるところがあるんだけれど、ほったらかしにもかかわらずけなげに花をつけ実をつけてます。ありがたいことに。合うのかなあ。

そこらは草刈しないと野生のクサイチゴが繁茂するところ。条件がイチゴに合ってるんだろうなあ。

2010年4月29日 (木)

マイマイガ(?)の幼虫大発生

Dvc00343 今年の春はこの毛虫が大発生しております。

マイマイガ?蛾の幼虫には詳しくないので正確な名前はわかりません。とにかく食べ物を選ばないらしく、ありとあらゆる植物についています。うげ~~~!!

今朝もちょっと外に出ただけで何十匹と目にしました。目の悪いわたくしがこんだけ見つけられるからには相当です。何でこんなんが大発生するんだまったく。

4,5年前はチャドクガが大発生してました。椿が丸裸になってたな。おととしはキオビエダシャク。イヌマキが丸坊主。

いったいどういう自然のバランスで、連中は大発生したり途絶えたりするんでしょうか?わかりません。一つだけ言える事は、こいつに触るとやっぱり痒くなるらしいということです。

おお、やだやだ。

2010年4月27日 (火)

エンジン焼きつき

Dvc00341 一年半前に買ったばっかりの草刈機のエンジンを焼きつかせちゃって往生してます。

要するにあれだな。ガソリンスタンドで買った「混合ガソリン」のはずがただの「ガソリン」だったという。なーーーーんてこったい!!

「混合ガソリン」って確かにバイトのお兄ちゃんに言ったはずなんだけどな。なんか草刈とかしたことがなさそうなお兄ちゃんだったし。だいたい自分が草刈機に給油するときに気づけっちゅうの。後で給油缶の中の液体を見たらどうみてもガソリン。悔しい~~~!!!

今後は自分でガソリンとオイルを20:1で混ぜて混合ガソリンを作ることを誓うわたくし。三杯酢を調合するよりも簡単な作業なのに人を当てにしたのがまちがいであったよ。

買い換えるよりも修理を覚えたいので、ホームセンター・ニシムタに頼んで部品を取り寄せることにしました。部品代¥10200なり。

「タナカの草刈機は¥16000もだせばあるのに~」といかにもホームセンターなご忠告があったのですが、その手に乗るかっちゅうの。草刈機はうちの必需品。ほとんど毎日使う大切な道具。いちいち買い換えてられるかっちゅうの。それにこれからの時代使い捨てなんてはやらんぞ。

あたしゃ、やる。エンジンの分解と修理を覚えて、ツーサイクルエンジンマスターになっちゃる。

2010年4月26日 (月)

ヤギだらけ

Dvc00340_2  今年はヤギがたくさん産まれたなあ。

2月、3月、4月に、それぞれ二頭、三頭、一頭産まれて、おかげさまで全部無事に育っています。ありがたいことでございます。

なんかもう、ヤギだらけです。集まってくると白い絨毯みたいです。見てると暖かくなってきます。

乳離れしたら、貰い手さんに譲ります。その日がくるのが淋しいような・・・・・・

2010年4月22日 (木)

小ヤギが仔ヤギを産んじゃった

1004221_2 1004222 四月には珍しい大雨の今朝、ヤギ小屋に行ってみたら、なんと去年の八月に産まれた子供のヤギが仔ヤギを産んでました。人間で言えば小学生が産んだようなものでしょうか

本人(ヤギ)、痛みと驚きでパニックしていて子供の面倒を看るどころではありません。

仕方が無いのでまたもや産婆さんです。

とりあえず、仔ヤギを人間の風呂場に連れて行き洗濯盥で産湯を使わせました。タオルでふき取り体温維持のためにオーバーオールの懐に入れます。カンガルー状態です。仔ヤギは暖かくて柔らかいです。

次に母ヤギの面倒を見ます。「めええええ!!めええええ!!」とまだ彼女は大騒ぎ。後産もお尻からぶらさげたまま。

後産を引っ張り出して、バケツのお湯で絞ったタオルで優しく拭いてやります。低く優しく「大丈夫だからね。大変だったね。」声をかけながら、あくまで優しく。

その間に仔ヤギが「お腹が空いた~お腹が空いた~」と啼き出したので、今子育て中のめーさんのお乳を搾りに行って、それを哺乳瓶で飲まします。凄い勢いで飲むので、あっという間に哺乳瓶が空。

いい塩梅にその時分には母ヤギが落ち着いてきて、仔ヤギを近づけても脅えなくなってきました。すかさず乳房に仔ヤギを近づけて初乳を飲ませます。「んく、んく、んく・・・・・・・」うまいこと飲み始めました。

もう、一安心。

ヤギを飼い始めて五年目。もう何回も出産にたちあってお産婆さんしましたが、まだまだ毎回サプライズがあります。今回もびっくりしたなあ~~~!!

母ヤギがあまりにも若いので、未熟児かも?出産で弱らないか?とかちょっと心配しましたが、どうやら大丈夫のようです。やれやれ。よかったよかった。1004223

2010年4月19日 (月)

明るくなったよ

100419 鹿児島では五月になったら犬にフィラリア予防薬を飲まさねばなりません。蚊が出て来るんだよ~~。

その前に「犬の健康診断割引フェア」をしてくれる動物病院さんは多く、うちのかかりつけ病院からも「健康診断割引フェアお知らせはがき」が来ました。そのはがきを握り締めて、モモ(雑種雌・10歳)とアンズ(雑種雌・1歳)を車に乗せて連れて行きましたよ。

モモは採血して血液検査、アンズは体重測定をしてもらいました。

去年、動物管理センターからもらってきたばかりのアンズの健康診断と予防接種もここでしてもらいました。そのときのアンズは人間を警戒して人見知りが激しく、すぐにソファの下に潜り込んで出てこなくなってしまったのです。そのときの印象が強烈だったらしく、先生も受付のお姉さんたちも「アンズちゃん、あんなに人見知りだったのに!!」と、とても驚いてました。

それほどアンズの愛嬌ふりまきかたは凄かった。病院中の人たちにいちいちご挨拶してまわり、尻尾を振りまくり。

どこで性格変わっちゃったんだろうねえ。ちょっと「あ、この人自分のことが好きだな。」と彼女なりの判断をすると、すぐひっくり返って腹をみせるんです。プライドもへったくれもありません。

もちろんそういうワンコは愛されるから、かわいがってもらえて得だとは思うんだけれど、「何もそんなに誰にでも愛想ふりまかんでも・・・・・」節操の無さに飼い主としては少しだけ複雑です。

体重は8.5kg、あんまり増えてませんでした。あんなに食べるのにねえ~~~。

2010年4月16日 (金)

人殺しか英雄か

100416 「一人殺せば人殺し、百万人殺せば英雄」と言う言葉がこの人ほどふさわしい人はおらんと思います。文字通り。

毛沢東。極悪人のヒトラーより、スターリンより、殺した人数は多いはずなのに、「畳の上で」ちゅうかきちんと病気でみなに看取られて死んじょります。なしてーーー?と思いますが、中国ってのはそういう国だよな。紀元前の昔から。

「大躍進政策」という農業政策の失敗で5000万人を飢え死にさせ、続く文化大革命で1000万人を粛清し、1000万人が行方不明という。7000万人ですよ!!7000万人。

いっときますけどこれ、内戦や戦争抜きの数字ですからね。毛沢東の生涯で内戦も戦争もそらそらたくさんやってますから、それまでカウントしたらどうなることやら。日本の人口ぐらいは地上から抹殺してるでしょうね。それでもいま13億人もいる中国ってのは、やはり「長い(歴史が)、でかい(国が)、多い(人が)」国なのでありますわ。

まあ、「そうでなければ治まらなかった国である」とは、思います。未来はどうか知りません。(でも変わんないんじゃないかな~。人権の本場おフランスなんかよりはるかに長い歴史、そうやってきた国だもん。)

言えるのは「自国の民が5000万人飢え死にしようとも『無問題』と言い切る国ならば、他国の(東夷の)民が飢えようが共食いしようが『無問題』でなんの良心の呵責なく見殺しにするであろう」ってこってすね。

この国にだけは食べ物まかせちゃなんねえだ!!

「『人殺し』、『人殺し』って大日本帝国だとて『南京大虐殺』やりいの『731部隊』やりいのやりたい放題ではないか。」と突っ込まれそう。その通り。どっちもやってる。だから「往生際の悪いことを言わないでちゃんと教科書に載せろ」派です。わたくし。

でもね。中国の教科書にもちゃんと「毛沢東が何をしたのか」載せなさいね。大日本帝国が殺した人数とは桁違いを殺してはるんでっせ。

チベットだの東南アジアだの、そこらでの好き放題もね。ちゃんとね。

2010年4月15日 (木)

百年に一度の冷え込み

100415 明日の朝は霜注意報だとよ。おいおいおいおい~~!!四月の中旬なのに~~~~!!

今日の最高気温は9℃。鹿児島地方の四月の気温としては百年ぶりらしい。なんちゅうこったい。とにかく寒いのが苦手なわたくしとしては、もう、とにかく耐えるしかない日でしたよ。

今年の春は寒暖の差が激しいなあ~~。体調を整えづらいよ。しかも冷たい雨が降り続いているので外に出るのに必ず上下雨合羽を着用。脚を濡らすとてきめん風邪をひくので、合羽はとても重要な衣類です。こないだ新調したばかりだし。

真冬並みのそぼ降る冷たい雨の中、庭と畑を回ってみました。こんなに寒いのにいろんな木や草が着実に芽を出し花をつけてます。

東側に何年も前に植えた豊の香イチゴ。ずっと忘れててろくな手入れもせず肥料もやってないのに、けなげにランナーを伸ばして花をつけてるのを見つけました。こりゃあ実がなるな。

とってもうれしくなってきました。

2010年4月13日 (火)

カティンの森

100413_2 ポーランドのカチンスキ大統領の乗った飛行機が落っこちて、大統領を初めとする100人近くが亡くなりましたね。ご冥福をお祈りいたします。「カティンの森」事件の追悼式に参加するためだったとか。なんてこったい!!ポーランドってのはついてない国だなあ。「呪われている」とか言いたくなるのもわかるような・・・・・・・お気の毒です。

それにしても。「カティンの森」事件について知ったのは20年ほど前でしたでしょうか(確か「週刊朝日の世界の歴史」で読んだはず)。そんときゃ銃殺されて埋められてたポーランド将校は「約4千人」と書いてあったと思いますが・・・・・・・・2万人!!!ですか。なんだそりゃああ!!

調査が進んだんですね。スターリンが犯人だったのに、長い冷戦期間ソビエト連邦の属国というべき立場だったために、その責任追及はおろか調査発掘すらままならなかったという。むちゃくちゃです。

医師、弁護士、教師、etc,・・・・・ポーランドの中核を担うエリート層が徴兵されて将校となり、ソビエト連邦の捕虜となり、スターリンの発行した紙一枚の命令書で処刑され穴に放り込まれて埋められたのです。いくつもの大穴に何層にも重ねられブルドーザーで土をかぶせられていたと言います。二万人が。

(周辺の森は何年たっても腐臭が消えず、住民はうすうすそこで何があったのか想像はついていても、うかつなことを語れば我が身が危うい。それで「入らずの森」になっていたと。現実はホラーよりもはるかに怖い。)

あまつさえ第二次世界大戦のどさくさに紛れて、スターリンはしらを切りとおし「ナチスのせいである。」とぬけぬけと責任転嫁したのです。

・・・・・・・・・・悪いねえ。スターリンは。

ヒトラーが悪くないとは言わないよ。極悪だよ。でも殺した人数で言うならスターリンのほうがはるかに多い。農業政策で600万人を飢え死にさせ、「大粛清」で少なくとも200万人が裁判無しで銃殺され、シベリアへの強制移住と強制労働でもはやカウントできないぐらいの人間を死に追いやり(少なくとも1260万はいってるらしい)、こんなだから第二次世界大戦中は派手なヒトラーのパフォーマンスに隠れて悪業三昧。ポーランドだのバルト三国だのグルジアだの、もうとにかく散々な事しとるわけですよ。

「スターリンは極めつけの悪である。」

うちの母方の家系が満州のハルビンから命がけで帰ってきてますので、「日ソ不可侵条約」を一方的に破棄して攻撃してきたソ連兵が何をしたのか、家伝として聞いておるわけです。さらには「シベリア抑留」から奇跡的にも生還できた人を介護する縁があって、恐るべき捕虜生活のお話も聞きました。だから「スターリンの悪業」については「さもあらん」と納得できるわけです。ま、想像を絶する悪ですわ。

・・・・・・・・でもねえ、「殺した人間の数」でいうなら毛沢東のほうが上なんだよねえ。桁違いで。

2010年4月11日 (日)

廃品回収

100411 部落の(鹿児島ではこの言葉に差別的な意味はありません)あいご会(子ども会の補佐的役割)役員になりましたので、今日はさっそく廃品回収のお手伝いでした。年に二回、あいご会名義の廃品回収デーがあるのです。

今までご縁が無かったので気がつかなかったんですが、日曜の朝八時前から、おのおののご家庭より新聞紙の束と一升瓶が木戸口に並べられております。それを回収して回るのがあいご会役員の使命なんでございます。

うーーーーん、結構うちの町内って、協力的なご家庭が多かったんだなあ。いいことだよ。やっぱり鹿児島市内とはいえ、かなりの山の中で、昔ながらの共同体が残っちょるんですな。

回収した廃品類を集めて整理するのが昔からのお宮さんである、というのがまたなんとも言えず村落的。この小さな祠が、やはりこの部落の中心であるのね。あらゆる意味で。

小学生が何人も来ていて、親御さんたちと一生懸命廃品の整理をしてました。えらいのう~~。