椿屋敷のお客様

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2006年5月 6日 (土)

オニタビラコの花

Nec_0030_10 オニタビラコの花が咲いてます。

呆れたことにこれもキク科です。キク科っていうのはよほど合理的にできた植物なのでしょうね。ありとあらゆる大きさと形があり、鹿児島ではほぼ年間を通じて何かのキク科が咲いています。

オニタビラコ、これもよく見る草なので「ああ、これ、オニタビラコっていうの」という方も多いでしょう。イメージとして「便所の裏やドブの横に咲いている」花です。まあ、「可憐」というにはちょっと苦しいですが、小さい花なのに「オニ」とはこれいかに。

これを小型にした「タビラコ」という草があるのです。この種は田んぼのそばで冬場に平べったくなるロゼット状態をとるので、「タビラコ」。それを大型にしたので「オニタビラコ」。

食べるという話も薬になるという話も聞かないなあ。まあ、ヤギは喜んで食べますが。

今朝はめーさん(ザーネン種・1歳2ヶ月・ママ)の乳が張っていて、全部搾るのに両手が痺れるほどでした。片方のお乳から600ccほども採れました。だんだん搾れる乳量が増えてきています。ふっふっふっふっふ・・・・・・。

ニワゼキショウの花

Nec_0028_14 ニワゼキショウの花が咲いています。

これはものすごく小さいのですが、むちゃくちゃ可愛らしい花が咲きます。紫の六枚の花弁に黄色の花芯で、色のバランスが絶妙なのです。

ちょっとした庭先にも固まって咲いていたりしますが、花そのものは一日しか持たないんで、今日の花は今日限りということです。そういうはかなさもいいなあ。

「人間の役に立つ」というわけではないのですが・・・・・「かわいい」というのはまったく侮れないことです。これが固まって揺れていると、いとおしさと切なさで泣きたくなったりしますもん。

2006年5月 4日 (木)

モミジの花

Nec_0025_15 モミジの花が咲きました。

モミジというと紅葉が目立ちますが、普通に被子植物なので花が咲くわけです。それも今頃が花の時期なのです。

さて、この間「キク科の種は性能のいい羽がついていてたいへん合理的である」と述べましたが、モミジの種もまた違った合理性を持っています。

プロペラがついているのです。

ごらんのように花の時にすでに二枚のプロペラの羽がついてます。このまま羽の根元に種ができて、熟して乾いたらこのプロペラが風に乗ってくるくる廻りながら飛んでいくわけです。またまたこれも惚れ惚れするほど合理的なデザインでありますな。

キク科が「落下傘部隊」ならモミジは「ヘリコプター部隊」です。

2006年4月30日 (日)

ジバシリの花

Nec_0008_15 ジバシリの花が咲いています。

まっことバラ科とキク科っちゅうのは植物の世界の中での二大勢力じゃないでしょうか?

と、これは別に科学的な根拠(総数とか種の多さとか棲息地の広がりとか)があっていっているわけではなく、「えっとこの草は何科かな?」と見ると「え?」というぐらい多い(特にキク科)というだけのことですが。

ジシバリという変な名前をもつこの草も(おそらく地縛り?)、見るからにキク科ですね。可憐な花ですが実にぞんざいで粗末な扱いです。だって丈夫なんだもん。畑に入るとこれも厄介なんだもん。カタバミのように球根があるわけじゃないんだけれど、なにせキク科はほら、種が。恐ろしく細かくてたくさんの種ができる上に、その一つ一つに性能のいい羽がついていて、風に乗ってどこにでも飛んでいって実生するじゃないですか。なんて巧みで合理的なデザインとシステムでしょうね。

キク科植物の系統図は知らないけれど、この「細かい種に羽」がついた風媒花のシステムは共通。うまいこと棲み分けや時期分けをしながら進化してきたんでしょうね。

ところで、「ジバシリ」ってファンタジーとかに使われそうな名前だなあ。あと、いっそおフランスとかにそういう名前ありそう。知らないけど。わたくし鹿児島弁と(一応)日本の共通語しか知りません。(それも不自由だったりして)

2006年4月28日 (金)

カタバミの花とムラサキカタバミの花

Nec_0005_12 Nec_0004_12  

 というわけで、「地球規模で繁茂している類縁種・カタバミとムラサキカタバミ」の花を並べてみました。

この二種は花の形や葉の形もよく似ていますが、その頑健さもよく似ています。なんせめぼしい病気や害虫がいない。とにかく丈夫。うっかり畑に入ってしまうとまず根絶はできない。掘り返すと球形の根がゴロゴロ出てきて、これからまたいくらでも復活します。フー――ッ。まあ、ごらんのようにうちの畑には両方とも入ってきておるわけです。ははは・・・・・(力なく笑う)

2006年4月27日 (木)

マスタードの花

Nec_0033_9 マスタードの花が咲きました。

生物というものは動植物を問わずうまく設計されているもので、芽や種や花にそれぞれの面影があったりします。

ソラマメの芽はなんとなくソラマメの面影があるし、アケビの花にはいかにもアケビの実がなりそうなめしべがついてます。神様だか誰だか知りませんが、うまいデザインです。

マスタードもその例に漏れず、その花はいかにも「マスタード・イエロー」なんざんす。もう見れば「ああ、これはカラシナ以外のなにものでもないわ!」という黄色。マスタードはこの花の種をすり潰したものです。去年の二株からとった種で今年はたくさん種がとれそうです。

2006年4月26日 (水)

ナデシコの花

Nec_0032_11 ナデシコの花が咲いています。

枕草子に「草の花は撫子。」とかでてきてたよなあ。平安の昔からあったっちゅうこってすか。「大和撫子」はセキチクが「唐撫子」と呼ばれたのと対比されて称されたそうな。清少納言も、「草の花は撫子。唐のものはさらなり。」とか続けて言ってたもんな。平安の昔からセキチクのほうが派手だったわけか。

しかしこういってはなんですが、菊とか撫子とか歴史の古い花は本当に仏前にマッチしますねえ。この二つほど仏様にぴったりの花は無いのではないかというほど。安価だし、程よくかさばってくれるし、よく持つし、その割には色も派手で見栄えがするし。

やはり仏壇があって庭があるなら、菊とナデシコを植えない手はないでしょう。墓前の花にもぴったりこ。さらには宿根で時期が来れば勝手に生えてくるし丈夫だし言うことなし。

とはいえうちのナデシコ、芽のときにヤギが踏んたびりまくりました。

ごめんね。けなげによく生えてきてくれた。お詫びにそえ竹をせねば。

2006年4月25日 (火)

ジャーマンアイリスの花

Nec_0030_9 黄昏時のジャーマンアイリスです。

「アイリス」は「あやめ」のことです。えーっと、ここらあたりうろ覚えの情報ですが、ヨオロッパとかあちらへんであやめのことをアイリスって言うんじゃなかったかな。

ギリシア神話で「イリス」は虹の女神だから、それとも関係があるのかも。あ、調べてないのでここら不確かです。でもアイリスは「虹」の言葉がぴったりの美しい花だと思います。アイリス、あやめ、菖蒲・・・・・この仲間は花の形がなんとも言えず美しいですよね。

ジャーマンアイリスは特にでかいアイリスです。はっきり言って派手。色も微妙な色調の赤紫。花盛りの今時分の庭でも、はっとするほどよく目立ちます。なんで「ジャーマン」なのかな?ドイツで作られたアイリスなのでしょうか?詳しく知りません。なんにせよ、球根もでかい。花が終わって地上部が枯れたら、そのごろんとした球根を庭に置いておくだけ。勝手に球根が増えて翌年も咲きます。いつもは忘れているんだけど、花が咲くとはっと思い出します。「あっ、そうだった!うちジャーマンアイリスがあったんだ!」

2006年4月22日 (土)

ヤマツツジの花

Nec_0017_13 ヤマツツジの花が雨に濡れそぼっています。

今年もはや、ツツジ・サツキが咲く季節となってまいりました。

鹿児島には霧島山系という神々の宿る名山があり、しかもそこには天下に誇る名花、ミヤマキリシマツツジが群落をなしておるのです。

今年ももうすぐミヤマキリシマの大群生の満開でありましょう。お友達のミツコさんはミヤマキリシマが大好きで、毎年この時期霧島山系に登ってます。なんせ足腰の丈夫な人で、フットワークが軽い軽い。毎年誘われるのですが、なかなかタイミングが合いません。すみません、ミツコさん。

今年もうちの庭のヤマツツジを見るのがせいぜいです。でも、ヤマツツジのなんともいえない赤も好きなのです。

2006年4月20日 (木)

卯の花

Nec_0004_11「う~のはなのにおう垣根に

ホトトギスはやも来鳴きて♪」

・・・・・となぜか今日は唱歌シリーズなのですが、卯の花です。ウツギともいいます。

「卯の花の垣根」など現物を見たことがありません。卯の花はこの時期そこら中に野生のが咲いてますので、よく見かけます。こぼれるように白い花が咲いて、なかなか華やかできれいです。

これが垣根に使われたのは、容易に挿し木で付いて成長が早く、木の材質が硬かったためと思われます(大昔これとヒノキで火を熾したといわれるほど)。んで、垣根に使われなくなったのは成長が早すぎて藪になり手入れがたいへんだったからじゃないか、と。「過ぎたるは及ばざるが如し」か。

旧暦卯月に咲くから「卯の花」。幹の中が中空だから「ウツギ(空木)」。名前も風流だし、万葉の時代から愛された花なのですが。

どうしよう。挿し木したらすぐつくだろうけど・・・・・。これ以上畑が藪になったらいやだなあ。