椿屋敷のお客様

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2006年5月

2006年5月15日 (月)

犯人はこいつだ!

Nec_0019_11 はっと気がつけばほったらかしだったオレンジのミニバラの木が丸裸・・・・・!

「なぜだ?犯人はどこのどいつじゃ?!」と探すと、それはそれはまあよお肥え太ったシャクトリムシがミニバラの枝の上で一休みしておるではありませんか!!

「犯人はこいつか!」

何という種類の蛾なのかは存じませんが、よくもやってくれました。まことに申し訳ないが「南無阿弥陀仏」と唱えながらあの世に送らせていただきました。

写真にもうだいぶ草が写っております。あああ、草取りもせにゃ。苗も植えにゃ。種も植えにゃ。

2006年5月14日 (日)

麦秋

Nec_0017_14 二軒先の畑が麦の刈り入れをしてらっしゃいました。

俳句の季語で今時分を「麦秋」麦の秋といいますが、確かに他の植物はそろいも揃って青葉鮮やかな今日この頃に、麦畑だけが赤く色づいて目立ちます。

「もう――、鳩やスズメやキジが来てねー、かなり喰われてしもたがよ-――」

連中よく知っているので、どんな作物も青いうちやよく熟してないうちには来ないのです。取り入れ前の一番おいしい時期になるとどこでかぎつけるのかどこからともなくやってきて、情け容赦なく食い散らしてくれるのです。この畑にもスズメ避けの赤と銀の反射テープがパタパタひらめいてましたが、野生の食欲の前には屁(お下品でご無礼)のツッパリにもならないようです。

動物がたくさんいるのでのちのち麦は必要かな?とも思うのですが、どうかな。そこまで手が回るといいのだけれど・・・・・。

ソラマメ・ソラマメ♪

Nec_0018_9 ソラマメ・ソラマメ♪とれたてソラマメ。

さっと茹でてアツアツに塩を振って、

甥っ子とむさぼり食べます。

2006年5月13日 (土)

MOONLIGHT MILE・12巻

Nec_0016_12 わが鹿児島は日本で唯一ロケット発射基地がある県なのであります。しかも種子島と内之浦の二つ。広島に嫁に行った妹が二歳まじかの甥っ子を連れて里帰り出産に帰ってきているのですが、「初孫にして男の子」の甥っ子に、いついかようにして種子島のロケット基地、できればロケット打ち上げを見せたものかと虎視眈々と図る父を見て、「まったく理系オヤジはどうしようもねえなあ」と思うのでありますよ。

というわけで、「MOONLIGHT MILE・12巻」(太田垣康男・小学館)なのであります。まさしくこの巻の舞台は種子島、主要脇役は「日本のどうしようもないプロジェクトX理系オヤジ」でありました。

・・・・・吾郎が人類初の月ベビーである自分の子供に遭いに行くために選んだのは、ロートルもいいところの国産H-ⅡAロケット。この作品中ではアメリカの世界戦略のために日本のロケット技術は封印され、エンジニア達もリストラされています。H-ⅡAのエンジニア達も養老院に入ったほうがいいようなジジイども。どいつもこいつもロケット一筋で家庭を顧みなかったジジイばかり。そのジジイの親玉が荒川教授(糸川英夫博士がモデル?)。

荒川は、仕事ばかりで家庭はほったらかし。そのためにぐれていた息子に子供ができて、和解の兆しが見えて荒川打ち上げのロケットを見学に来る途中で息子・嫁・孫ともども事故死してしまった悲しい過去を持っている。失意のあまり引退同然だった荒川のエンジニア魂に火をつけたのが、主人公吾郎のロストマンと産まれてくる子供への意地。「H-ⅡAで有人飛行」の悲願を達成するために、一致団結して当たる吾郎と自衛隊とジジイエンジニア達。

しかし「日本のロケット開発を快く思わないアジア某国のテロリスト」が種子島に潜入し、ジジイエンジニア達のバスを爆破してしまう。多数の死傷者がでて、滞る作業。分裂するジジイたち。そんななかH-ⅡAの種子島陸揚げが行われ、そのH-ⅡAをテロリストのロケット榴弾が今しも襲おうと・・・・・

いやあああ、毎度思うことですが、太田垣氏はほんっとうに話作りがうまい!こんな話よく思いつくなあ。そして何より視線が優しい。状況分析はものすごくクールなのに、どんなどうしようもない人物に対しても注ぐ視線はフェアで優しい。こういうところがすごく好き。

この巻の冒頭で吾郎とロストマンの生き方の違いが端的に表現されていました。「宇宙を目指すのに、アメリカで一番平等な組織である軍隊に入る」というロストマンと、「人を殺すと人間が変わる。心をなくすな」とたしなめる吾郎。この二人の言葉がすべてですね。

決して人を殺さない吾郎が大好き!「人を殺さない、でも決してあきらめず可能性を探す。」戦後日本のオヤジたちは仕事仕事でどうしようもねえわがままオヤジたちでした。家庭も国土もかえりみなかった。でも人は殺さなかった。その点だけでも「人殺しよりマシだよな。」と思わせてくれる、12巻でありましたよ。

レモンの花

Nec_0015_13 うッぎゃ-!!

「今まさに更新せん」とするところでもうすぐ二歳の甥っ子がパソコンのスイッチを切ってくれやがりました。

ショックで目がくらみます。

気を取り直してさわやかな香りのするレモンの花などを・・・・・

ぷんぷん柑橘類の花が香ってます。梅雨前にテッポウ虫が入らないように根元の幹に薬を塗らなくちゃ。うちの柑橘類に使う薬はそれだけ。

2006年5月12日 (金)

ハコベの最盛期

Nec_0013_16  

今がハコベの最盛期。早く、早く今年のハコベ塩を作らねば。

もう少し暑くなると、違う種類の草がはびこりだすのです。

「塔」のカード

Nec_0014_13 昨日の朝「毎日のタロットカード占い」を見てみたら「塔」のカード(破滅・終りを意味するカード)がでておりました。「なんかやだなあ」と思っていたら、案の定とんでもない三隣亡。

まず朝一番に椿の藪でチャドクガにやられました。「今年もちらほら出始めたなあ・・・」と思っていた矢先、もうきっぱりどっぷりやられました。カユー――いい!!

「かゆいかゆい」といいながらお出かけしたら、愛用の中古のミラのエンジンプラグが不調。これも前から「調子悪いなあ・・・」とおもっていたのですが「まだ大丈夫」と甘い見通しできてしまったのです。んで、盛んにエンジンをふかしていたらラジエーターの水漏れ発覚。

アイタヨ――――!!!

今朝は朝一番に近くの修理工場に出しにいきました。

「4日かかる」とのことで台車。

まさしく「塔」のカードにふさわしい日か?

いや、この程度で済んでよかったよ。

鹿児島地方のみなさま、もうチャドクガが発生しております。どうぞ椿・山茶花・茶の近辺を通るときはお気をつけて。

ちなみに今日は「恋人」のカードが出ております。へっへっへ。

2006年5月11日 (木)

フリージアの花

Nec_0012_14 まっこちげんね(恥ずかしい)ことにフリージアを植えた一角をすぐ忘れてしまい、なんども長靴で踏んでしまいました。

それにめげずに花をつけてくれて芳香を放ってます。

しかも、草が生えてきてるやんけ!はよ取ったれや!

2006年5月10日 (水)

ダニの季節

Nec_0011_11 外に出る犬や猫を飼ってらっしゃる方はご存知でしょうが、今から夏にかけて犬や猫の毛皮にダニがつきます。草むらに潜んでいて犬猫が通りかかるとしがみついて血を吸うのです。

毎日気をつけてあげてるのですが、外を回って藪をかぎまわることの多いモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)には特によくつきます。ひっついてから一日もたつと、血膨れして1cm以上のパンパンのボール状になったダニが、耳とか首筋とか犬がかきにくい場所にぶら下がっています。

慣れているとはいえ見つけるたび「ぎゃ――ッ」と思いますよ。

吸い口を皮膚の中にしっかり食い込ませているので、引っ張ってもなかなか取れません。だいたい爪で潰して殺してから取ります。黒い血がブシュッと飛び散って、なかなかに気持ち悪いです。

抱卵中の卵

Nec_0010_12 烏骨鶏(雑種)夫人がお食事に立った隙に、こっそりすばやく抱卵中の巣箱を写しました。

なんかたくさん卵があらせんけ?いつの間にこんなに溜め込んだの?

数えてみたら16個もあります。うち3個は地鶏夫人の卵を托卵したものです。

もう彼女にお任せするしかありませんので、そっとしときます。しかしあの小さな体でこんなにいっぱい腹の下に敷いておりましたか!

来た当初の臆病な様子がまるで嘘のよう。モモがうっかり見にいくとたいへんな勢いとふくれっつらでつっつきにきます。うっわー――。人格(鳥格)変わってます。根性はいった面構えです。すごいなあ。