椿屋敷のお客様

« 2006年5月 | メイン | 2006年7月 »

2006年6月

2006年6月 9日 (金)

九州男児

Nec_0022_17 さて、英国産ジェントルマンばかり褒め称えておりまして、んじゃ、もう一羽の雄鶏、地鶏くんはどうなんじゃ?雌鳥のことなんかなんも考えてない暴君か?とか、思われてしまいそうなんですが・・・・・

・・・・・まあ、確かに乱暴者ですよ。わたくしの手なぞ、彼につくじられた(つつかれた)痕だらけですよ(また痛いんだわこれが)。縄張りに入るやつを決して許しませんよ。

しかしながら、自分の四羽の奥方たちには優しいんですわ。

彼の名誉のために言っておきますが。

英国産ジェントルマンのように、「腹の下にかばいこむ」などというあからさまなことはしないんですが。夜の間、四羽の奥方たちを止まり木に止まらせておいて、自分はその下で張り番をする、それが彼の日課です。彼なりの奥方たちへの愛情らしいです。餌もまず四羽の奥方たちから食べさせる。やせ我慢でもそうする。

優しい言葉やしぐさをする、というタイプではないのですが。

九州生まれの雄鶏。

まさしく。

2006年6月 8日 (木)

ラベンダーセージの花

Nec_0023_12 ラベンダーセージ(サルビア・スパイアー)の花が咲いています。

うちの畑ではよくある話ですが、わたくしが植えたわけではありません。たぶん祖父かなあ。宿根になっていて、毎年今頃になると鮮やかなラベンダー色の花をつけて、セージ類独特の芳香をぷんぷんと放ちだすので、「おお、そうだった!ここに植わっとったんだった!」と思い出すのです。

ありがたいことです。

ちょっとした花束を作るのに、この青紫が入るとぐ―――んとカッコよくなります。

でも人によっては「このにおいが臭か、臭か。」とおっしゃる方も・・・・・。

摂理

Nec_0024_16 どうも、去年よりさらにチャドクガの発生が多いようです。去年もたいがい大発生だったはずですが。

もっとも、きちんとしたデータをとっているわけでなく、あくまで見た目の感覚(あとやられる回数)なので、ほんとうに絶対数が多いかどうかはわかりません。 去年まではいなかったはずの「えっ?!」というような木に、例の奇妙に整列したチャドクガ幼虫の群れがへばりついており、思わず「ひゃああああ」などと声をあげて、そこにピンポイントで家庭用殺虫剤を撒く。最近の朝の日課です。

しかし、自然の摂理とはよくしたもので、そういうチャドクガ幼虫の群れがいる木にはかならずネットを架けたように蜘蛛の巣が張っています。幼虫の多い木は、木全体に綿をかぶったように蜘蛛の巣が張っていたりします。落っこちた幼虫をひっかけるためのようです。そういう巣はハンモックのように上向きに張っています。ありがたいことです。

こういうありがたい蜘蛛とか、幼虫に寄生するハチとかを殺してはならんので、薬の撒き過ぎには十分注意しなければな。

2006年6月 7日 (水)

空梅雨?

Nec_0016_14 五月はあれほど毎日雨が降ったのに、気象台の梅雨入り宣言があって六月に入ったらとたんに晴天続き。

今年はひょっとして空梅雨?

そして梅雨明けや、8月に、とんでもない集中豪雨があったりするパターン?

怖いぞ―――!!

なにはともあれ、「梅雨に入ったら、サルトリイバラを移植して、菊籬の挿し木して・・・・・などという計画のかずかずが宙ぶらりんです。もっともあらゆる作業が予定より大幅に遅れておるのですが・・・・・・・(涙)。

アロウカナ

Nec_0018_10 おわー――ッ!たまげましたよう。

ヤギ協会元会長からいただいた雌鳥さん、「烏骨鶏とチリの鶏の雑種」と聞いてましたが、まあ、お気楽に飼料袋に入れてもらってきたんですよ。

んで、卵が産まれてみればなんと殻が青いじゃないですか。「うわーー、青い卵だあ。珍しいなあ」と思いましたが、「たまにはあるんじゃろ」ぐらいの認識でしたよ。

無知とは恐ろしいものです。

なんと「青い卵を産む鶏」は世界でもチリ原産のアロウカナという鶏一種しかおらず、その卵は栄養価の高さで注目されているらしいのです!!しらなんだ!!

しかも、アロウカナ原種は産卵数が少ないため、烏骨鶏と掛け合わせて産卵数を安定させる試みを、試験場がやっておるらしいです。「烏骨鶏との掛け合わせ」ってまさしくうちの夫人じゃないですか!!

――――ほんっとうにありがたいです!13羽の雛のうち、真っ黒け5羽。青い卵を産む雌鳥さんがそのなかからまた出てくるかもです。

子育て上手の烏骨鶏(アロウカナ)雑種夫人、まだまだ雛を孵す気満々みたいだし・・・・・・。

ありがたいよ――――!!

2006年6月 6日 (火)

ありがとうございます

Nec_0020_17 気がつけばおかげさまで、当ブログ「椿屋敷農園」は今日で一年です。これもほんとうにお客様のみなさまのおかげです。ほんとうにありがとうございます。

去年の今頃はまだ、ヤギさんもきてなくて、地鶏くんご一家がヒヨコでした。

増えたなあ~~~。

まっこち、まっこちおかげさまです。今後とも「ローコスト・ローテクノロジー万歳」で気持ちいいことを極めていく所存ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。

水分補給

Nec_0017_16 さて、地球型生命体のほとんどが、生命活動をH2Oすなわち水を媒体としておこなっておるわけであります。哺乳類も体内組成のほとんどが水だったりするわけで、ものを食べなくても1ヶ月は生きることができますが、水なしでは3日も持ちません。

特に哺乳類の、妊娠・授乳中は体が多量の水分を要求するらしいです。めーさん(ヤギザーネン種・1歳3ヶ月・ママ)も妊娠後期から授乳中の現在、バケツでごくごくジュージューと多量の水を飲みます。ヤギは通常あまり水を飲まないにもかかわらずです。

生後1週間の赤ちゃんに授乳中の妹も、豆乳1㍑・2パック飲みとか、麦茶一気飲みとか、たいへんな勢いです。

2006年6月 5日 (月)

ヤギ乳ヨーグルト

Nec_0015_14 さて、毎朝、毎夕、場合によってはお昼もめーさんのお乳を搾っております。

搾れる乳量が増えてきましたので、レンジでチンして煮沸消毒して、そのまま置いておくと自然にヨーグルトになります。

あっさりして、おいしいヨーグルトです。

2006年6月 4日 (日)

怒られてます

Nec_0013_18 小さくてふわふわしてピーピーいうのが大好きなモモ(紀州犬雑種・5歳・女の子)はヒヨコが大好き。

ケージの金網が大きくて、実はヒヨコちゃんたち出放題なのですが、モモがそれはそれは熱心に番をしているので、襲われるということがありません。それどころかあんまり遠出をするヒヨコたちには注意を促して金網の中のママのところに帰るように、上手に誘導します。たいした腕前です。

でも、烏骨鶏(雑種)夫人にはいろいろと気に入らないところがあるらしい。よく、金網越しに怒られています。なんどもモモは鼻面をつくじられて(つつかれて)「キャイン~!」とか鳴いています。

・・・・・わかるよ、モモ。子守りってつらいよな。ママになるとほんと人が違ったように厳しくなるよな。わたくしも妹から怒られっぱなしです。チンビリッ(ピシャッ)と怒られています。一所懸命やってるんだけどなあ・・・・・。

蕎麦の花

Nec_0012_16 この間植えたと思ったのに、もう蕎麦の花が咲いてます。

はっええエエ――――!!

さすが飢饉を救う作物。成長のスピードが並じゃありやせん。

今年は実はロシアとアメリカの穀物が天候不順で大不作なのです。やばいぞ――。原油高とあいまって、たいへんなことになるぞ―――。とにかく食べることができるものを作っておくのじゃ。