椿屋敷のお客様

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2006年6月

2006年6月14日 (水)

赤紫蘇

Nec_0001_18 「ローコスト・ローテクノロジーで、しかもできるだけ手を抜いて、おいしいものをたらふく食べることができる」ために、農園をやっておるわけです。

と、自分で書いていて「まっこち怠けゴロ(者)じゃ」と思います。「ごろたーんごろたーんと寝転がって待っていたら、いつの間にかおいしいものがわんさかできていました」というのが理想の生活なのですが、まあ、現実は厳しかったりするわけです。苗木から育てた南高梅が今年は実をつけたなあ・・・・・とワクワクしていたら、忙しさにかまけているうちにいつの間にか地面に落っこちて痛んでたし。あああ、痛恨のきわみ!しかし果樹のいいところは来年も再来年もあるところ。木の手入れおさおさ怠りなく、来年の恵みへ向けて(それもさらなる増収穫をめざして)気を落とさず精進いたしますです。

紫蘇は赤も青も、自然に生えてくるので芽のときに「あ、これ紫蘇」と思ったら草取りで残しておきます。それで充分一夏分の薬味になりますね。

これですよこれ。

庭にでれば、季節の新鮮野菜、果物、薬味がふんだんに!もっともっと極めるぞ―――。

梅の実熟しすぎて

Nec_0003_16 はっと気がつけば、梅の実熟しすぎて、ほとんど落っこちてしまってましたよ。がああああ―――ん!

関西から取り寄せた南高梅の苗木でした。植えてから6年ぐらいになるでしょうか。初めて今年実をつけました。大きい実です。

花芽をつける小枝を出すために、剪定してあります。根元はヤギさんたちに草を食べてウンコをしてもらってます。来年はもっと実をつけてくれることでしょう。でも来年はいつまでも眺めてないで、ちゃんと実をとらなくちゃ、です。

まっきっきになって落ちた実は、全部拾い集めて鶏さんたちに食べてもらいました。

2006年6月13日 (火)

ガクアジサイの花

Nec_0002_18  アジサイも細かく言うなら品種がたくさんあるわけでして・・・・・。うちにも何種類か植わっていますが、品種名は知りません。

これもガクアジサイなのですが、なにか品種名があるのでしょう。かなり大きく美しい紫のガクを持っています。

ひょっとしたら西洋アジサイ・ハイドランジアの一種かも。

ハイドランジアはギリシア神話の九つの頭を持つ水ヘビの化け物「ヒドラ」の名前からきております。ヘラクレスが退治しようとしても、ひとつの頭を潰すとそれが分裂し二つに増えるという厄介な頭をもつやつ。まあ、たしかにアジサイの花は頭でっかちでいくつもの小花に分かれていますが。

アジサイにその手の化け物の名前をつけるセンスもすごいなあ。

2006年6月12日 (月)

百合の花

032_1 今、まさしく次から次へといろんな品種の百合が花をつけています。

百合の花の品種も多いんですよね――――。お恥ずかしいことにうちに植えてある百合は、名札がどこかへ行ってしまい、品種の名前がさっぱりわからなくなっています。球根の多年草で、畑の忘れてるようなところから季節になるとにょきにょき茎を伸ばし、花をつけてくれるありがたい花物です。

冬場とか、畑を掘り返すとうっかり百合根を掘り当ててしまい、「あいちゃちゃちゃ~」とかいいながら、そ知らぬ顔でまた土の中に戻して埋めたりしています。

聖母マリアのシンボルとかいますね。

「一旦植えたら何年も出つづけるなかなかしぶとい百合みたいな女」ってことですかな?

藪のジャガイモ

Nec_0030_12 木戸口を出たところの藪に、野良と化したジャガイモが群落を作っています。誰かがイモを捨てたのでしょう。ちょうど落ち葉が降り積もる場所で、堆肥の具合がいいのでしょうか、なかなかの成育ぶりです。

試しに一本、引っこ抜いてみました。

思ったとおり立派なイモがついています。

日本列島とは、ほんとうに恵まれた気候風土であることよ!

2006年6月11日 (日)

枝豆

Nec_0029_14 今年も枝豆を植えました。

もともと豆類は大好きです!人間が食べるどんな豆でも食べることができる・・・・・と、大口をたたいちゃだめだな。普通に流通している豆しか食べたことはありませんので、レンズマメとかガルバンゾマメとか(ここらあたりひょっとして普通?)、その他もろもろ世界中の名も知らぬマメを食べ尽くしたわけではありませんので。

枝豆は特に好きなんであります!!

育てやすいと思うのですが、ぼんやりしてると鳥に食べられてしまいます。特に芽の時期は。まあ言えばモヤシなので。それはうまかろう。よって、枯草や笹で覆いをかけてます。

サトイモ

Nec_0028_16 畑の一番奥に、ちょっと開けたところがあり、今はよくヤギを運動させています。

昔、そこでいろいろ野菜を作っていたのですが、その名残が残っていて、いまだに残ったイモから自然にサトイモが生えてきます。

ありがたいことです。

最近はヤギのウンコがふんだんに落ちてくる場所となったため、肥えも効いている様子。今年は秋にほりあげてみようかな。

2006年6月10日 (土)

落花生の芽

Nec_0027_11 落花生の芽がでてきました。

南米原産で、大豆が奈良時代以前に渡来してきているのに落花生は明治以降だそうです。豆類の中では大豆とならんで植物性油脂が豊富なのです。

どうやら中国の学者さんが「落花生の原産地は黄土高原だ!」と主張しているらしく笑ってしまいました。

いかにも中国らしい、食べ物中華至上主義ですなあ―――。

ザトウムシ

Nec_0026_15 チャドクガを殺戮した翌朝、サザンカの木にザトウムシが3匹死骸を食べにやってきています。

こういう掃除屋はありがたいです。

ザトウムシはクモに近い仲間で、昔の図鑑ではメクラグモといってたんだけれど・・・・・

「『メクラ』がまずい」ということで「ザトウムシ」に統一されているみたいです。

なんだかなあ―――。言葉を無くしたから視覚障害が無くなるわけではないし、障害を差別するお下劣野郎が無くなるわけでもない。どっちかというと「盲(メクラ)」より「座頭(ザトウ)」のほうが歴史的にヤバイ、という考え方もあるわけで・・・・・。

誰が決めたか知らないけれど、まあ、たった何十年かそこらの風潮、その間にザトウムシそのものはまったく変わっておらんわけです。

2006年6月 9日 (金)

ニガウリの芽

Nec_0025_17 気がつけば去年ニガウリ棚があった跡地に、ニガウリの芽が何本かでてきています。

ありがたいことです。

「ゴーヤ―」ではなく、長細くて苦い昔ながらの鹿児島のニガウリです。

また今年もたくさんなりますように。

朝、庭から採ってきたニガウリをさっと茹でて、梅酢とカツオブシをかけて食べるの最高にうまし!