里帰り出産の妹と甥っ子1と途中で産まれた甥っ子2が広島に帰っていきました。家の中はすっかりがらんとして、二ヶ月しかいなかったのに、甥っ子達ナシの生活が思い出せません。淋しいです。
「お姉ちゃんにこれ。ありがとう。」
と妹が、夏の農作業グッズを置いていきました。軍手十足と腕カバーと農作業フードと長靴です。
何よりの贈り物です。ありがとう!妹よ!
わたくしが「うちの農園をなんとかしよう」とすることに、「難しいんじゃないの?」と疑問符を持っていた妹でした。自分が苦労しているからです。妹の嫁ぎ先は広島は中国山地の頂上の雪深い米農家。日本の農政や地方行政の矛盾をまともに引き受けているところです。「いい米を作れば作るほど損をする」というとても民族の主食を作ってる農家とは思えない扱いを受けている。すごく水がよくて先祖代代お米を作っている田んぼで一等米なんですよ。日本政府は自給率40%という現実を舐めてます。(近い将来、必ず食料は不足するぞ!自分の手を汚さない政治家と役人ども、まっさきにテメエらから飢えやがれ!!)
その妹からのこの置き土産は、わたくしにとってたいへん意味のあることです。不覚にも涙が出そうになりました。
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