椿屋敷のお客様

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2008年2月

2008年2月29日 (金)

下弦の月

Nec_0038 つねづね申し上げておりますが、わたくし太陰暦推進派です。お月様の満ち欠けと同じくする暦のほうがどう考えても合理的だと思うんで。

特に農業や漁業みたいな自然相手の商売では、太陰暦の季節の節目や旬は、ものすごく大切。明治になるまでずっと日本は太陰暦だったのに、なんで変えちゃったかねえ。こういうところでも、日本が第一次産業を切り捨てて「工業立国」とやらを推進してきたことが伺えるんじゃないかなあ?そしてそれはもう限界に来てるんじゃないかなあ?

今朝モモの散歩をしていたら、西の空には下弦の月が、東の空はほんのり明るくなってきてました。だいぶ夜が明けるのが早く、日が暮れるのは遅くなってきて昼の時間が長くなってきたなあ。うれしいぞ、うれしいぞ。

2008年2月28日 (木)

砂風呂

Nec_0037 鹿児島は指宿の砂風呂は有名です。あれに入ると全身がかっと熱くなって、足の先の先まで血流がどくどくと流れるのがわかります。血行が良くなることはなはだし。気持ちがとてもいいですが、10分入ればもうぐったり。

あの砂風呂を日常的に生活に取り入れている動物が鶏なんであります。

まあ連中の場合、日光で温められた土を全身にかけて羽の隅々までいきわたらせ、皮膚を摩擦するという安上がりでお手軽な砂風呂ではありますが。とてもとても気持ちがいいらしいです。

今日のように久々に、いいお天気で気温が上昇した日は絶好の砂風呂日和。あっちでもこっちでも鶏たちが地面を掘り返して、恍惚とした表情で砂を浴びてます。見るからに幸せそう。

2008年2月27日 (水)

使わないエアコン

Nec_0036 そういや、うちに一台だけエアコンがあるのですが使わないなあ。

夏も冬も。

だって、電気代喰う割に暖かくも涼しくもならないんだもん。

2008年2月26日 (火)

モモ、再び暗闇に吼える

Nec_0035_4   最近どうも夜に、なにかの動物がやってくるらしくモモ(紀州犬・女の子)が騒ぎます。やっぱ気温が低くて山の中には食べ物が少ないんだろうなあ。

南国鹿児島の春はすぐそこだけれど、夜明け前の闇が一番深く、春の直前が一番食べ物が少なくなる道理。

今日「すわ春一番か?」と思いましたが、鹿児島だけ吹いて宮崎に吹かなかったので気象台では「春一番」とは呼ばないそうな。

春一番の条件

  1. 立春から春分までの間
  2. 日本海に低気圧があって
  3. 強風が吹いて
  4. 吹いた後に気温が上がり
  5. なおかつ鹿児島と宮崎に同時に

吹けば鹿児島気象台では「春一番」と呼ぶのですと。うううむ、惜しい!!大好きな言葉なんだけれどなあ「春一番」。

2008年2月25日 (月)

猫柳ふくらむ春

Nec_0034 気がつけば猫柳の芽がぬくぬくにふくらんでいます。朝晩がいくら冷えても、やっぱりもう春なんだよなあ。

北海道旭川の今日の最低気温、マイナス23℃だってよ!!

ほんとに同じ日本か?

2008年2月24日 (日)

廃屋の水仙

Nec_0033 うちの近所は鹿児島市の北部の山の中、昔に比べれば家は増えましたが、廃屋もそこかしこにあります。

人が住まなくなると家はあっという間に朽ちますね。恐るべき速さ。そうやって見捨てられ建物が朽ちても、季節が巡れば庭の木や球根は花をつけたりして、かえって物悲しさを助長したりします。

それにしても・・・・・・。今日本には700万からの「人が住まない世帯」というのがあるそうな。この中には公団等の空き部屋も含まれるので、これ即廃屋の数字というわけではありませんが、おびただしい数の見捨てられた家というのが各地にあるのは間違いありません。

こういう廃屋を見るたび思うのですよ。都会では「ネットカフェ難民」やら住むところも定まらず明日をも知れぬ生活をしている若い衆が、かなりの数いるとか。こういう衆が住みにくい都会ではなく地方のこういう家に住み着けばお互いのためにいいんじゃないかなあ。んでもって荒れ放題の山だの畑だのに若い力で手を入れて国土と食糧自給率を回復させるんです。

まだ今なら、田舎で生きるすべを持った人々が高齢でも生き残っているわけだし。この人たちがボケないうちに援助策でもなんでもとって知恵を伝授してもらえるように手を打つべきでしょう。狭い日本でもその土地土地で生活の仕方はまったく違うからね。マニュアルでない生の知恵を残すべく一刻も早く。

いい手だと思うけどなあ。

2008年2月23日 (土)

原始共産制

Nec_0032 ふたつきバケツに一杯のできたてほやほやのおからを毎日いただけるようになりました!本当にありがたいことです。

人間が食べてもとてもおいしいおからです。ヤギや鶏にとってもものすごくおいしいらしく、ヤギは「ンガンガンガ・・・・」鶏は「ケケケケケ・・・・」などとうまそうな声を立てながら貪り食べてます。そうか、そうかおいしいか。

かわりにこちらからは産み立てほやほやの卵をバケツの中に入れてお渡ししています。物々交換。いわゆる原始共産制ってやつですか。

こゆとこが田舎のよさでして。

2008年2月22日 (金)

聞き耳を立てるモモ

Nec_0029 闇の中で聞き耳を立てるモモ(紀州犬雑種・女の子・7歳)であります。

この山の中で鶏を飼うのは、モモなくしてもはや考えられません。鼬・たぬき・野良猫・野良犬・・・・・。隙あらばよく肥え太ったうちの雌鳥さんたちを狙っている連中が、そこらの谷やら山やらをうろうろしているのです。

夜も気がつけば、あらぬ方向に向かってモモが吼えています。そのときそこには招かれざる客が庭に来ているのです。

ありがたやモモ。ありがとうモモ。今夜もまた夜番をお願いいたしますぞよ。

2008年2月21日 (木)

布団干しに最適の日

Nec_0028 いやあああ、今日の鹿児島地方は晴れました!!ぽかぽか陽気であったかかったです。ありがてええ。

お布団干しましたよ。ありったけを引っ張り出してきて、布団干しのみでは足らず、ビニールシート駐車場の骨だけになったとこに掛けたりとか。

これで今日の夜はほかほか布団。ああ、しあわせ。

お洗濯しましたよ。洗えるものはすべて洗って、はたはたと干しましたよ。夕方までにはすべて乾いてました。ああ、しあわせ。

鶏たちは大喜びで、暖かくなった砂をそれはそれは気持ちよさそうに浴びて入浴。砂場は鶏のお風呂。んで、わたくしは近くのたぬき湯(ほんとにこんな名前の温泉があるのだ)で入浴。ああ、しあわせ。

もう、春はすぐそこです。春は一番大好きな季節。うれしいぞーーー。

2008年2月20日 (水)

魚の形の鍋敷き

Nec_0027 3月12日の魚座生まれなので、魚の形のモチーフには興味があります。って、あまり関係ないか。

この魚の形の鍋敷きは、どこにでもありそうな何の変哲も無いステンレスワイヤー製のなんですが、気に入って重宝しています。もう10年も使ってるんじゃなかったかな。

場所はとらないし構造が単純だから丈夫だし、かわいいし。

アツアツの鍋を載せ、ヤカンを載せ、焼けたグラタン皿やココットを載せ、気がつけば今日もかなり酷使しているのですが、何の文句も言わないので使い続けて今日に至る。