椿屋敷のお客様

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2009年1月

2009年1月11日 (日)

ウール100%マーク

090111 雄ヤギや雄羊のたてがみの匂いをかいだことありますか?ある種とても懐かしい、いい匂いがするんです。

どんな匂いかと言うとですね、これが「ウール100%マークの毛糸」の匂いなんですわ。当たり前といえば当たり前なんですけど。

初めてこの匂いをかいだとき「ああ、毛糸ってのはほんとうに羊の毛を刈って紡いだものなんだなあ」と感動しましたです。

毛糸が刈られ紡がれ染められ包装され輸送され販売されても、なお残るもともとの生き物の匂い。その生命力もいいし、人間の自分の鼻がそれを嗅ぎ分けるのも、なんとなくうれしい。それと同時に牧畜という文明発祥とともに営まれ続ける人類の文化の奥深さにも思いを馳せたりなんかして、しばしボンボンJr.のたてがみに顔をうずめて陶然とするのであります。(次の瞬間には頭突きを喰らわされたりなんかするんですが。)

どんなに本物っぽく加工されていても、アクリル毛糸にはこの匂いがしません。だから編んでてもあまり楽しくないんです。

2009年1月10日 (土)

ニャンコ三国志

090110_2  にゃーーーーー!!

お風呂の窓を猫出入り口にしてから、謎の白猫がにゃあにゃあ鳴いてるんです。てっきり、うちの若造メロンがモテてるんだと思ってました。

たいへんな勘違い!

この白猫雌雄は不明ですが、どうやら「縄張り荒らし」らしい。平然とうちに入ってきて、当然のように猫食堂でカリカリを食べとります。

おいおいおいおい~~!うちには二匹も猫がいるのによ~~!

ドリアンはもう16歳のジジイだから、ほとんど居間からでません。去勢してるしもともと室内飼いだったし、まあ、しかたないか。でもメロンよーー!あんたはまだ1歳そこそこ、これからが雄盛り。たいへんだね~。雄は縄張りを維持しなきゃならん。

廊下で白猫と鉢合わせたメロンが「ぎにゃああああ」ととんでもない声を立てて戦闘の気配。がんばってるみたいなんだけどね。なんか大急ぎで逃げてきて炬燵に潜り込んだりしているよ。

どうなるのかね~。あんたの冷たい飼い主はいきなり降って沸いた覇権抗争を高みの見物。家の外にはさらに納屋の鼠を狙うキジ猫もうろうろしてるし。こやつも参戦?おもしろくなってきたぞ~~!!

2009年1月 9日 (金)

携帯死す

とうとう携帯電話がうんともすんとも言わなくなりました。液晶画面は真っ暗なままです。もう4年以上使っていましたし、ヤギのおしっこがかかったり、モモの散歩の途中で雨に降られたり、過酷な使い方をしていましたので仕方ありません。

でも困ったな。写真はすべて携帯で撮っていたのです。もっとも最近の携帯のカメラは接写レンズもついていて高性能なので「早く換えたいものだ」と思ってもおりました。その心が携帯にも伝わり、力尽きたのかも。すまぬ。成仏してくれ。

そしてさらに問題なのが、朝の目覚まし。携帯を目覚ましに使っておりましたです。明日の目覚ましどうしよう。

泥縄ですがパソコンを目覚ましに使おうと、目覚ましのフリーソフトをダウンロード中です。うまくできるのか?早く寝たいのだけど。

2009年1月 8日 (木)

モテモテメロン

090108 今まで北東の窓を10cmぐらい開けて猫用出入り口にしていたんですが、寒かったんですよ。

それで出入り口を納屋に面したお風呂の窓に変更しました。そちらはあまり風が入らず快適。「もっと早くこうすりゃ良かった」と思うことしきりでしたが、とにかく猫たちにここを覚えてもらわねばなりません。

メロンを連れてきてこの窓から顔を出させ「ここからだからね。ここからでるんだよ」と説明しました。わかってるのかわかってないのかきょとんとした顔で納屋を眺めておりました。

しばらくして、その窓の外から「にゃおーーーーーにゃおーーーーー」と猫の声がします。メロンの声でもドリアンの声でもありません。「すわ、よその猫の殴りこみ?」と行ってみたら白く若い猫が、納屋の二階で鳴いています。「???」

別に喧嘩をするわけでもないのでほっといたんですよ。しばらくしてまた「なおーーーーなおーーーーー」と別の声が。行ってみたらやはりメロンは窓から納屋をのぞき、別のキジ猫が納屋で鳴いています。「ひょっとして発情期?ひょっとして雌猫たち?まさかモテてるの?メロンが?」

ううううん。うちの猫とはいえすっとぼけた顔をしてるし、なんかマヌケなメロン。失礼だけれど信じられん。まあ、先入観を抜けば体はでかいし、鼠や鳥を捕るのが上手で運動神経はいいらしいし、猫的にはカッコいい雄なのかも。

よその雌猫たちがナンパにくる。正直、飼い主的にはうれしいかも。

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2009年1月 7日 (水)

ジジイ猫の歯

Nec_0043 というわけでドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・16歳・ジジイ)の歯を見てみました(『見た』だけ。『診た』わけではない)。

ううううーーーーむ。黄色くなり、欠けたり、抜けたりしております。これは食べにくいはずだわ。「フガフガ、ハガハガ、ジャリジャリ」と最近今まで聞いたことがないような音を立てて食べるもん。

そのありさま、人間のじいさん、ばあさんがご飯を食べるときの様子にそっくり!「フガフガ、ハガハガ」

生あるものすべて、年を取るということじゃのう・・・・・・。

ドリアンの歯は乳歯の頃から知ってます。そういや永久歯に生えかわることを知らず、乳歯が抜け落ちているのを見つけて「ドリアンの歯が抜けた!抜けた!」と大騒ぎしたことがあったなあ。もう15年も前の事になるんだなあ。

高齢用のフードを食べて、まだまだ長生きしておくれよ。

2009年1月 6日 (火)

高齢猫用餌

Nec_0049 ドリアンももう16歳。じじいだよなあ~~~。

アメリカンショートヘアーのハーフで、若い頃はシルバーグレイの縞々がそりゃあ綺麗なもんじゃったが(雑種なのでタビー班ではなくパッチもんの縞々だけど)、今は白髪が多くなって縞々も曖昧になってしもうたわいな・・・・・。

どうも最近食が細いので、心配になって餌を「高齢猫用」に替えました。甲斐あって「バリバリ食べる」・・・・・・・とまでは行きませんが、「ボソボソフガフガ」と長いことかかって食べているので、まあ、ひとまずよし。とはいえ高齢用の細かいペレットでもかなり噛みしめるのに苦労してるので、やっぱりなあ。年をとったんだよなあ。

それにしても昔はなかった「高齢用」のペットフード、猫用も犬用もありますね。それもごく一般的に。猫も犬も長生きするようになったんだよなあ。人間が長生きするはずだよ。

2009年1月 5日 (月)

冬来たりなば

Nec_0048 小寒から大寒までの今の時期、毎年自分に言い聞かせている言葉は「冬来たりなば春遠からじ(byシェリー)」であります。ほんとに寒いの嫌いなんですもの。

でもね、この言葉通り枯れ切った芝生の間からこうやってクローバーの芽がでてきてるんですよね。

野もそこらじゅうセピア色に枯れて見えるけれど、そこかしこに小さな緑が見えています。

冬真っ只中に見えて、その下で着々と春の準備が進んでいるのね。

(でも、この春のクローバーの芽には青酸化合物が蓄えられてんだよなあ。こんなに害がなさそうなのになあ。カタツムリの食害除けなんですと。株が栄える夏になると大丈夫なんだけれど・・・・・・自然ってよくできてるよなあ。)

2009年1月 4日 (日)

回復

Nec_0047 はああ、新年早々えらい目に遭いました。まあ、厄払いてこってすか。少なくとももう酸欠と一酸化炭素中毒になるような状況には、絶対嵌らんぞ。

お腹の調子を整えるために、ヨーグルトを食べて食べて食べまくりました。乳酸菌とビフィズス菌を大量に消化器に取り込みましたですよ。腸内の細菌環境のバランスを取り戻そうという試みであります。

甲斐あって、不快な硫黄臭のゲップと屁がへりました。ガスが溜まりまくって張っていた下腹も引っ込んでたいそう楽に・・・・・・・。

体が楽になると気も明るくなります。ホント健康って大事。

2009年1月 3日 (土)

やっと食べた

<>今日の夕方になってやっとお粥以外のお米のご飯とお味噌汁を食べました。・・・・・っつって気がつけば三日も終わるじゃん!

ああああ、やっぱりあたしの正月は旧正月!今はまだ師走!厄払いと大掃除の最中なの!

うん、厄払いと思えば腹もたたんわ。

まだ、少し胃腸がおかしく吐き気がするけどな。

2009年1月 2日 (金)

年明け早々すみません

Nec_0046 年明け早々すみませんが、たいへん危険なお話を。

元旦、父方の日置の家に年始に行ったんですわ。玄関の外に石油の燃える匂いが漂い、「臭いなあ」と思ったんですわ。

リビングに入ったら古い石油ファンヒーターが燃えていて、「今朝火が消えたのでお父さんが掃除をしたらまた燃え出した。でも妹夫婦が『危ないから』と新しいファンヒーターをニシムタに買いに行った」と母が言うではありませんか。

「ふーーーん」と言いながら、アンコロ餅とヨモギ餅を食べておりました。

妹夫婦が帰ってきて婿さんが新しいファンヒーターを引き出し準備する間、妹と唐揚げを揚げておりました。

すると、なんとも言えず気分が悪くなってきたのです。目がくらくらし吐き気がこみ上げ立ってられない。「すまん、気分悪い」と断わって冷えた仏間の布団で寝てしまいました。新鮮な空気を吸って眠ったら少し気分が良くなってきました。んで、起きてみた。

そしたらばね、父も婿さんも気分が悪くなって寝てるではありませんか!おいおい!!

「ファンヒーターだよ!不完全燃焼で一酸化炭素中毒じゃん!!もう、古いのを使ったらイカン!」

いやあ、怖かったね。ホント恐怖ってのは日常のほんの中にありますね。アブね~~!妹夫婦やわたしが帰ってきてる正月でホント良かった。父や母だけだったら気づかず焚き続けてとんでもないことになっていた可能性もあるわけで。

みなさんも、暖房器具の不完全燃焼と換気には充分お気をつけくださいませ。マジでたいへんなことになります。一酸化炭素中毒は初めてでしたがたいへん気分が悪くなります。まだちょっと吐き気がします。

練炭自殺を図る人の気持ちはまったくわからん。