椿屋敷のお客様

« 2010年1月 | メイン | 2010年3月 »

2010年2月

2010年2月27日 (土)

迷うところだ

Dvc00318 山の中とはいえうちは鹿児島なので、真冬でも炬燵と電気ストーブ一台で寒さをしのげます。(しのげてない、寒い、って話もありますが。エアコン嫌いなんで)

でも、ここ4,5日の暑さはなァ。2月なのに4月下旬並みの暑さ。明日も21℃を越すらしい。寒かゴロ(寒がり)としてはたいへんうれしいのですが。これじゃあ、電気ストーブもいらないがね。

だからといって仕舞うのもなァ。あさってから3月だけど、まだ寒の戻りもくるだろう。来て欲しくないけれど。

うん、まだ置いとこう。

この電気ストーブはリサイクルショップで¥2700でしたが、電熱線が「遠赤外線タイプ」とやらで、そこらじゅうがジンワリと暖かくなり、いい買い物でありました。

2010年2月26日 (金)

2の二乗

100226今年も早春、ハコベの季節がやってきました。

「はびこるからハコベ」というぐらい、すごい勢いで広がっていく草です。よく見るとこの草は、1本から2本、2本から4本、4本から8本と、2の二乗で茎が分かれていきます。その分かれるところに対称形に二枚の葉がつき、花柄が伸びて白い花がつきます。

今時分、丈の高い草はまだ生えていないので、二乗で茎が広がっていくハコベがよく目立ちます。「ライバルが誰もいないうちにとりあえず広がっておけ」という戦略なのでしょうか?

「どさくさに紛れる」というのはとてもいい手だと思います。物事はタイミング。見習わなきゃなりません。とりあえず今年のハコベ塩は作らなくちゃ。

2010年2月25日 (木)

モモは10歳

100225 モモ(紀州犬雑種・雌)は1月で10歳になりました。犬としちゃあ、だんだんいい年になりつつあります。真っ黒だった鼻の頭が、ちょっと茶色っぽくなってきました。

若い頃にはそれなりにやんちゃな子だったのに、最近落ち着いてきて、「ああ、大人になったんだなあ。」と。犬を飼ってらっしゃる方はご存知でしょうが、犬ってのはある程度の人間の言葉がわかります。モモとはもう10年の付き合いになりますから、かなりこちらの言葉がわかってくれます。同時にモモが何を言いたいかもわかるような気がします。

「モモ」と呼べばすぐに走ってくるし、「待て」と言えば待っててくれるし、別に「待て」と言わなくても自主的にこっちの準備が整うまで待っててくれたり。リードが絡みそうになるとすぐに察して回ったり。もう、ものすごーーーく手になじんで使い勝手のいい道具みたいな。ほんと、他のもので替えがきくもんではありません。

まだまだ元気です。とにかく長く生きて欲しいです。

2010年2月23日 (火)

もうすぐ1歳

100223 アンズのお誕生日は2月25日。もうすぐ1歳になります。

5月25日に動物管理局からうちにやってきて9ヶ月。ンもう~~かわいくてかわいくてしょうがないです。ちょっとお馬鹿なんですけど、そこがまた。

通いつけの動物病院の先生に、「見てくれじゃないよね~アンズちゃんはかわいい性格だよね~」などと、言われちょります。「見てくれじゃない」って(笑)。お年頃の女の子なのに。

「この人は犬好きだ」と判断したら大喜び。あっという間にじゃれつき、大興奮。もう少し落ち着いて欲しいものですが、まだ子供だもんなァ。

危険な仔犬の時期を病気もなくクリアー。できるだけ元気で長生きしてよ~。

2010年2月20日 (土)

菜花

Dvc00316 鹿児島県は本州の西南端、菜の花が咲くのはどこよりも早いと思います。もう一月の末ぐらいからちらほら黄色い色が見えてます。

でも、「菜の花の辛し和え」などというしゃれたものを、関西に出るまで食べたことがありませんでした。京都のおばんざい屋とかで結構なお値段で出しているのを食べて、「菜の花、こんなおいしかったのか!!うちの近所ならただでいくらでも生えているのに~~!!」とたいへん口惜しく思いました。

鹿児島に帰ってきて11回目の春が来ようとしています。やっぱり菜の花はそこらに生えていて、はや、花は満開で、早く食べないと蕾がなくなってしまう。「いつでも、そこらにあるもん」とか思って油断しちゃうんですよね。

菜の花とアサリの散らし寿司を作ろう。春の味覚です。ほろ苦い菜の花の味を思い出してやたら食べたくなってきました。

2010年2月19日 (金)

確定申告

Dvc00315 そして、確定申告も終わったです。

ぬわッはははははッ!!

去年あれだけ大騒ぎした電子Taxでしたが、今年は住基カードはあるし、カードリーダーはあるし、自宅のパソコンからできるってのは、まあ楽でした。国税庁のわっかりづれーフォーマットは相変わらずで、一年ぶりにそれを解読するのに時間がかかりましたですがね。

「免許更新」(これは何年か間隔があくけれど)と「確定申告」。誕生日が3月12日なので、それまでになんとしても済ましておきたい春の(気が重い)イベントなんでございます。

今年はもう終わった!!

あとは文字通りの春が来るのを待つばかりなり。

2010年2月18日 (木)

免許更新

Dvc00314 ぬわはッぬわははははははッ!!

MY春の二大行事、気の重いことこの上ない免許更新と確定申告、どちらも今日終わったぞ~~~!!

免許は一応「優良ドライバー」なので5年に一度なんだけど、鹿児島市内のドライバーはみんな「交通教育センター」に行かなくちゃならないんで、すんごくめんどくさいの。「交通教育センター」は鹿児島市の南の端で、うちは北の端。ンモーーーーー。

まあ、この次も5年後だし。次の5年も違反を取られないようにするぞーー!!

免許証の写真はセンターで撮られて、そのまま5年間身分証明書代わりに使われちゃうでしょ。変な写真だと見るのも嫌なのに、たいがい変な写真なんだよね。でもなんか今度の写真は、5年前の写真より若く写ってたんで、ちょっとご機嫌♪

2010年2月17日 (水)

紅枝垂れ梅

100217 梅はいい匂いがしますよねえ。

奈良や平安の昔には「花」といえば梅であった・・・・・というのはよく聞きますが、「花の匂い」ってのがいろんな歌や物語に出てくるのを見ると、「ああ、やっぱりこの時代の人たちにとって梅のほうが艶やかに見えたんだなあ。」お思います。「艶やかに嗅げたんだなあ」か。

京都に住んでいたとき、北野天神によく行きました。あそこは菅原道真を祭る神社、境内は「これでもか」というほど梅だらけ。梅の時期に参拝すると境内中に香りが漂って、なにか香りの結界みたいなものができてました。またトレードマークが梅なもので、幕から透かし彫りからお守りお札から御神籤まで全部梅マークつき。ああまで徹底されると「ああ、梅って、すごくきれいでカッコいい花かも」という気になったものです。

豊臣秀吉の醍醐の花見以来、「花といえば桜」ってことにひょっとしたらなっちゃってるかも、なんだけど、梅もいいよう~~。嗅覚に訴えるところが大きい分だけ「色っぽい花」だと思いますですよ。

2010年2月16日 (火)

草のお礼

100216 「ヤギちゃんにあげて」と、遊休地の草を刈って束ねて積み上げておいてくれたご近所に、少しばかりのお礼と金柑漬けと柚子ママレードと八朔を持っていきました。

今住んでいる所は母方の祖父母の家、そのお宅も祖父の親戚なのです。ご挨拶も兼ねて

なんせ、鹿児島の市街地に近い近郊農業地帯で、4代ぐらい前から百姓やってる家です。草の刈り方も束ね方も年季が入って徹底してます。「さすがじゃ~」と思いましたですよ。

「今後ともそちら様の草を刈って持ってきますけど、いいですか?」

「どんどんどんどん持っていっきゃんせ~~。」

ありがたいことでございます。

2010年2月15日 (月)

ヘチマたわしの作り方

100215 夏にわさわさなったヘチマの実を、たくさんぶらぶらぶらさげたまま枯らしてあるんです。ちなみに鶏ランドを囲ってある網に這わせてあるんですが。

1m近いよく肥えた実なので「たわしにしなくちゃ、たわしにしなくちゃもったいない~」と思ったまま冬になってしまい、もう春になろうとしています。これはいかん。

なので、一日1,2本づつでもたわしにしていこうと採ってきました。

といっても、ガランガランに乾いて枯れた皮をぺりぺりパリパリと剥がしていくだけなんすけどね。中からうす黄色い繊維の塊がでてきて、体を洗うにも食器を洗うにも便利なたわしになるのです。簡単で便利なもんです。昔の人の知恵ですわなあ。

晴れた日なんか採ったその場でパリパリと剥いて、実のお尻のほうからばらばらと種を吐き出して、そのまま地面にバラバラと蒔いておきます。そしたら地温が28℃を越す頃に芽が出てきて、またヘチマつるになるというわけ。鶏ランドのそばなので勝手に鶏糞を吸ってよく育ちます。

実がなったら味噌汁の実に、炒め物に。茎からはヘチマ水を採り、そしてたわし。ありがたいことであるよのう。