椿屋敷のお客様

動物 Feed

2005年11月15日 (火)

なかよし

Nec_0043_2群れを作る動物なので、めーさん(ヤギ・ザーネン種・女の子・9ヶ月)はそれはそれは淋しがりやです。というより、「あたしの傍には必ず誰かいて当然なの」という感じです

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しかし、タイトルに偽りありではありませんが、モモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)が、「ねえ、ちょっとちょっとぉ遊ぼ、遊ぼ」としつこく鼻先をチワイチワイする(ちょろちょろする)のはあまりお好きではないようです。またモモが犬らしく全力でちょっかいを出すんだわこれが。「もおお――、なんであなたそんな落ち着きがないのよ――!」と、見るからにイライラしたりします。結局いつも並んで日向ぼっこしたりしているので険悪なわけではないようですが・・・。モモが大好きな地鶏くんご一家の移動式鶏小屋を近くに移したら、めーさんもお気に召したようです。なんでかねえ?この人気。地鶏くんご一家ほどマイペースな連中はいないと思うんですがねえ。

2005年11月11日 (金)

猫型漬物石

Nec_0033_2 個体差はあるでしょうがイエネコの成猫でだいたい3-5kgの体重じゃないでしょうか。5kgといえば立派な漬物石ですよ。1kgの砂糖袋5袋ですよ。

きゃつらが漬物石や砂糖袋と違うのは、ちょっと寒い夜になると布団の中に潜り込んできて(ドリアンの場合は「入れろ」と要求して)、ちゃっかり人の腕を枕にして眠るところです。そりゃあもうたまったもんじゃありやせんぜ。

特にうちは2頭いるので、今からの季節真夜中にはっと目を覚ませば右肩にジョー(ヤス猫・おじさん・10歳)と、左肩にドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・おじさん・12歳)が頭と前足をちゃっかり乗せて、王子様のごとき態度で惰眠をむさぼっとる。あまりの寝苦しさと肩こりに我慢ならずなんとかどかそうとするが、両肩に漬物石が乗ってればそりゃあ身動きままなりやせんや。だいたい猫の頭の中にはなにがはいっとるのか。「猫の額」というほど狭くて小さいもののたとえになるくせになんであんなに重いのか。それほどの脳みそがはいっているようにはどうしても思えん。寝返りもうつことかなわず、うんうんうんうん布団の中で身をよじりもがく季節がまたやってまいりましたのです。猫の頭ですらこうなのだから、人間の頭を腕枕してやれる人はほんと尊敬いたしますです。

2005年11月 6日 (日)

ヤギ協会会長からの電話

Nec_0003_3 ヤギ協会の会長さんから電話が来ました。

「発情期は来ていませんか?もし種がついてなかったら、そろそろ来る頃ですがよ。」とのこと。発情期が来たら尻尾を振りに振って、かなり大騒ぎらしいので、「今のところその気配は無いので、大丈夫ではないでしょうか・・・?」とお返事。

11月10日ぐらいまで待ってみて、これという異変がなかったら、いよいよ3月の出産へ向けて準備です。運動場を整備して、もっと干草を準備しなければなりません。モモの犬小屋も新しく作らねば、なので、今年の秋冬は大忙しです。

2005年11月 4日 (金)

鶏小屋別棟

Nec_0041_3 鶏小屋の別棟を作りました。

地鶏くんの奥様に巣籠りして卵を抱いていただこうという魂胆です。

うまく抱いてくれるでしょうか?

とりあえず4羽のうちで一番でかくて卵を抱きそうな奥様をピックアップして・・・って、飼主の癖に4羽の区別全くついておりません。みんな同じ顔に見えます。雛のときに砂嚢が破れる大怪我をして、医療用接着剤でくっつけてガムテープで包帯するという大手術をした子も、いまやまったく誰だかわかりません。情けないけど、ま、いいか。適当にピックアップ。でも捕まえるのは大騒ぎ。結局一番最初に捕まった奥様を籠もらせてみることにします。チャレンジチャレンジ。

もしもの場合は①おとりの卵を作って巣の中に置いておく。②最悪雌のチャボを連れてきて抱いてもらう。などの作戦を立てています。

ヤギの糞

Nec_0040 朝からすみません。ヤギの糞(実物大)です。

この黒緑色のチョコボールみたいな物体がブツです。ちょっと意外でした。もっと牛の糞みたいなべっちょりべたべたしたものを想像していたので、「おおお」っと。見ているとお尻からぽろぽろぽろと次々出てきて散らばります。

小屋の掃除もしやすいです。一日洗面器半分ぐらいの量が溜まります。あれだけ草を食べて出す糞なので、栄養価はかなり高いはず。うしししし、この堆肥は多分畑に効くぞ――。楽しみ。

2005年10月27日 (木)

女の子どうし

Nec_0010_1 モモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)は佐賀平野のど真ん中の米農家さんの庭先で産まれました。母犬と5頭の兄弟犬とチャウチャウのおじさんと柴のおじさんと一緒の大家族で4ヶ月まで育ってますので、犬としてはかなり素直な子だと思います。

しかし今まで4つ足の動物でこれほど大きな動物(しかも草食)を見たことがないのです。体重にして8倍近く!めーさん(ヤギザーネン種・女の子・9ヶ月)もおだやかな性格ですが、さすがにキック力はものすごく板を蹴るとヒズメの音が「ガツ!ガツ!」と大きく響きます。それにモモはすっかりびびってしまったようです。もちろんどちらも攻撃をすることはないです。だんだんわかってきたかな?

お庭にいる4つ足の女の子どうしなんだからね、実は一番話が合うと思うよ。(余計なお世話なんだけどさ)

ありがとうございます

Nec_0009_1 「自宅半径100m以内のできごと」しか書いてない(書けない)幣ブログ「椿屋敷農園」にお越しいただいて、皆様ほんとうにありがとうございます。あたたかい励ましのお言葉、ご教授の数々、これほどありがたいことはございません。至らぬところだらけですが今後ともよろしくお願いいたします。

さて、めーさん(ヤギ・ザーネン種・女の子・9ヶ月)とモモがお互いをけん制しあって大騒ぎを繰り広げる中、地鶏くんご一家はあくまでマイペースであります。日に3-4個の卵を淡々と産みつづけてくれているのです。そろそろお世継ぎを誕生させることも視野に入れていかねばなりません。何にせよたくましいかたがたです。

2005年10月26日 (水)

めえええ、めえええ、

Nec_0008_5 慣れない所に来たせいでしょう、わたくしの姿が少しでも見えなくなると「めえええ、めえええ」と大騒ぎです。甘えてくれるのはとてもうれしいのですが、四六時中一緒にいるわけにはいきません。

Nec_0007_3 家にいる間は居間の近くの山茶花の樹につないでいましたが、夜になってきたので自分のおうちに入ってもらわなければなりません。連れて行ったら「いやだもん、まだそばにいるもん。」という様子で小屋の戸の前で動きません。「わかった。あたしも一緒に入るから。」と説得して真っ暗になるまで一緒に小屋の中にいました。落ち着いてきた様子なのでそ――っと外に出ました。しばらくまた「めえええ」といってましたが、昨夜に比べるとだいぶ早めに鳴きやみました。「小屋に独りぼっちにしてるわけではなく、何かあればすぐ駆けつけるし、朝一番にご飯(草)を持ってお掃除に行く」ことを毎日繰り返して、少しずつ信頼してもらうのです。ぐうたら返上であります。

2005年10月22日 (土)

ヤギ小屋完成間近

Nec_0028ヤギ小屋の完成が間近です。

ドアを蝶番でつけ、セメントで柱の間を固めて、横に縦に桟を差し渡して丈夫にし、中から金網を外から虫除け網をタッカーで張りました。あとは屋根をトタン板で葺いて、ドアに掛け金を取り付ければ完成です。フー―。

外で野菜や農具を洗ったりする流しもコンクリートで作ろうと思っているので、セメントの練りと鏝の使い方のマスターは必須科目です。去年家の中の砂壁を自分で塗ったので、鏝の扱いは少し楽だったのですが、やはりセメントは力が要る。腰が痛くなりました。あ、もちろんど素人がすることですから、仕上がりはまっこちテゲテゲです。それでお金取るわけじゃないもんな。自分ちだし。

来週の火曜日にはここの住人のお迎えです。どきどきするなあ。

2005年10月18日 (火)

ヤギ小屋普請中

Nec_0006 父の指導を仰ぎつつヤギ小屋の普請中です。

納屋の西側の屋根下に、水準器を使いながら、柱の下がヤギ糞尿で腐らないようにブロックを土台石にして柱を立てて、梁を差し渡して張り出し屋根をつけ、ハンマーと鑿で木目込みを刻んででこぼこができないように柱に桟を渡し、出入り口のドアを作ってタッカーで金網と網戸用の網を張りました。

今のところ総額¥5000を切る予算でいけるはず。今後のことを考えると自分で全部できるようになるほうが断然お得なので大工仕事のマスターには必死です。まあ、もちろんプロ並にできるはずありませんが、動物の小屋ぐらいは普請・修理できないとなあ。(あ、でもプロの大工さんとは是非お友達になりたいです。大募集中!)昔からこの手の作業は好きだったので、このぐらいなら楽しいんだけど・・・。電動鋸、片歯鋸、ハンマー、曲尺、ノギス、鑿、水準器、タッカー、電動ドリルetc

・・・。昔ながらの道具もありますが、力の要る道具がすごく便利になっていて、女の力でも楽に作業できます。「ローテク万歳!」まことにありがたいことです。