椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2010年7月25日 (日)

おいしいヤギ乳

Dvc00387 酷暑の中、自家製ヤギ乳ヨーグルトを毎日1L近く飲んでいます。むちゃくちゃおいしいです。

「ヤギ乳は臭い」というイメージの方がいらっしゃるんじゃないでしょうか?とんでもない。

軽くてふんわりお乳の匂いがして飲みやすい。「これでチーズを作れば最高!」と、ついにレンネット(凝乳)をネットで取り寄せましたですよ。(今は何でもネットで買えるなあ)

うちのヤギたちは、普通の雑草を食べさせてるだけなのになあ。なのにこんなおいしいものをたくさん出してくれる。ありがたくも不思議なことよのう。こういう牧畜の文化を編み出した人類のご先祖様も、すごいと思うぞ。

ヤギを飼いはじめて五年、こんなに不自由なくおいしいヤギ乳を飲めるようになったのは今年が初めてなんだよな。これまで搾り方がまずくてお乳が獣臭くなったり、あるいは雄ヤギを隔離できなかったために搾乳そのものができない年があったり、いろいろと要領の悪いことをしてきました。

ヤギ柵が拡張できて、完璧に雄ヤギを隔離。匂いの移らない大きな海苔の広口ガラス瓶に搾り出すように工夫し、ヤギもわたしも「搾乳」という行為そのものに慣れてきた。

自分でやってみなきゃわからないことばかりでした。でも、なんとか「チーズ作りに必要な質のいい生乳をふんだんに」手に入れることができるようになりました。おいしいチーズまでの道のりは折り返しまでたどり着きました。

とても、うれしい。そして俄然やる気になってきました。

2010年7月19日 (月)

温度管理

Dvc00384 搾ったヤギのお乳は、煮沸消毒して、冷めたところで種ヨーグルトを大匙1杯加えて、ヨーグルトにしています。

そのどの作業でも温度がとても大事。

消毒といっても、ガラガラに煮立ててしまっては、お乳の成分が壊れてだいなし。厳密に75℃で15秒。なべにお乳を張って火にかけたらすぐに温度計を突っ込んで、目盛りが上がっているのを睨み続けます。75℃まで上がるのは意外に早いので、待つのは苦痛ではありません。

それから36℃に冷めるのを待ちます。これはちょっと時間がかかりますが、36℃より高すぎると乳酸菌が死んでしまい、低すぎると乳酸菌の繁殖が遅れて雑菌が繁殖してうまくありません。なので、この温度も厳密に守ります。

最初のうち「めんどくさいや」と思ってガラガラに沸かし、冷め切ってから種を加えてましたが、厳密に温度を測ってやってみたらびっくり!

味がぜんぜん違います。むちゃくちゃクリーミーで口当たりが軽くて香りのいいヨーグルトになるのです。

やっぱり、苦労して搾ったお乳だもんなあ。どうせなら一手間かけておいしくしたほうがいい。これがおいしいヤギチーズへの道へ繋がっているわけだし。

2010年6月 1日 (火)

自家製小麦粉をいただく

Dvc00357 犬を欲しがっていた近所のおじさんに、友人の犬を世話しました。

そのお礼に、おじさんの作った無農薬の自家製小麦粉を3kgほどいただきましたですよ

なんにしようかな?

うどんかな?パウンドケーキかな?パンケーキかな?天ぷらもきっとおいしく揚がるぞ。

2010年2月12日 (金)

おうちご飯はおいしいよ

100212 いろいろあって、今うちの猫ご飯も犬ご飯も自家製です。

たまねぎや香味野菜、鳥の骨を絶対に入れず、圧ぺん大麦をベースにおからやくず肉をたっぷりと入れて炊き、材料から自然に出るダシだけで味付けをしています。うちの鶏の卵を混ぜたりね

これが思いもよらず大好評。すごくおいしいらしい。アンズもモモも待ちつけずに大騒ぎ。

お散歩の後ヤギの移動を手伝ってもらって、その後ご飯まで3~5分ぐらい庭でフリータイムにしてるんだけど、アンズなど「まだなの?ねえまだなの?」って感じで勝手口から尻尾をちぎれんばかりに振って顔を覗かせてるし。そんなに喜んでくれると作り甲斐があるってもんよ。

なんか二頭とも毛がふさふさしてきたよ。

2010年1月26日 (火)

柚子ママレードのおすそわけ

Dvc00305 年末年始に作ったリキュールポットいっぱいの柚子ママレード。

今日は友達何人かと会食なので、モノはついでとおすそわけ用にパック詰めしました。

自分で作っといてなんだけれど、濃厚で強烈な柚子の香りがして激うまです。ふっふっふっふ、他のママレードは食べられなくなるぜ。

2010年1月 8日 (金)

レモンの皮の砂糖漬け

Dvc00295 気になってしょうがなかった、うちのレモンの汁を絞り皮を剥いて砕いて砂糖漬けにしました。これで一安心。

なにせアニメ「獣の奏者エリン」にはまりまくっているので、ネット映像つけっぱなしで居間の炬燵の上で作業。

だから金の目の真王セイミヤさまに大公の息子シュナンが、雨の中庭で「国のためにわたくしに身を捧げてください」などと不器用なプロポーズをして、「わたくしが好きなわけではなく、国のために結婚するというのね」などと振られ、「ならば」と抱き寄せキスしようとして突き飛ばされるシーンなどを見ながらレモンをしぼっちょるわけです。

「おいおいおいおい、いくら無骨な闘蛇乗りでも、もうちょい上手に口説けよう。あんた顔はいいんだからさあ。」などと一人無粋なツッコミを入れている、部屋の中はすっぱいレモンの香りでいっぱい。

甘酸っぱいのう。

2010年1月 3日 (日)

ローズマリー入りりんごジャム

Dvc00291 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

・・・・・・・・、すでに三日だっちゅうの。はっと気がついたら三賀日ももう終わりですよ。月日は矢のように流れますよ。

三賀日の間何していたかというと、ひたすらジャム作りと瓶詰めでした。大晦日から取り掛かっていた柚子ママレード作り、痛んだりんごを格安で買ってきたのをうちのローズマリーで香り付けしてジャム作り、ありったけの空き瓶の熱湯消毒、そして瓶詰め、瓶詰め。

自分ちの一年分はいうに及ばず、妹たちにもわけ、友人にわけ、後はご近所にも配るか。柚子ママレードなどあまりにも大量で小瓶が足りなくなり、リキュール用の広口大瓶にまとめて流し込んであります。なんせ10kgだったもんな。早いうちにガラス小瓶を手に入れて、小分けしようっと。

今のご時勢、自分ちでなった果物で、こんなママレード作れるなんて、しあわせ。

2009年12月31日 (木)

大晦日に柚子ママレード

Dvc00290 今年もありがとうございました。なんと大晦日でございますだよ!!

って、大晦日にどういうことか大鍋で柚子ママレードを煮ております。だって今年、うちの柚子は10kgもなったんだもん。今、妹たちが鹿児島に帰ってきてて人手があるんだもん。

彼女たちに無理やり役目を割り振って、柚子の皮むき係、果汁絞り係、皮粉砕係(フードプロセッサー使用)をやらせて、全部処理してしまった以上、なんとしても今日中に煮て、ママレードにしてしまわんわけにはいかんのです。帰るときに持たせないとならんし。

それにしてもありがたいね。完全無農薬のうちの柚子でママレードを作れる年末。とてもしあわせ。

2009年10月 5日 (月)

秋刀魚・カボス・大根おろし

Dvc00237 秋だ、秋が来た!!

な~にもかにもおいしいぞ。

うちの庭のカボスと秋刀魚と大根おろしで、麦ご飯を食べました。

秋刀魚一尾¥100

この安さでこのおいしさ。よくぞ日本に生まれけり。

2009年8月28日 (金)

リスは覚えていた

Dvc00165 昨日裏山で拾い集めて隠しておいた毬栗。まるで冬眠前のリスのごとき行動で「ひょっとしたらそのまま忘れてるんじゃないか?自分」とか思っておりましたが。

ちゃんと覚えておりました。買い物袋をジーンズのポケットに入れて、犬の朝散歩に出かけ、ちゃんと毬栗の隠し場所にたどり着きました。

イガイガに手を刺されては「あちちちち」などとつぶやきながら、すべて袋に詰め込んで、ホクホクと家路についたのでありました。

栗ご飯にしようかねえ。渋川煮にしようかねえ。

この木の栗は大粒なので、ただ茹でて食べるのでも、ものすごくおいしいのです。もう、辛抱たまらんで、どんどん茹でて食べてしまうかも。

それにしても、まだ8月が終わらないのに、ちょっと早くないか。栗。