椿屋敷のお客様

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2006年7月19日 (水)

蕎麦の実

Nec_0034_14 蕎麦の実が熟しつつあります。

さすが蕎麦。「3ヶ月で実になる」というのは本当でした。4月の中旬に植えたので、きっちり3ヵ月目。「飢饉に強い作物」のはずです。土が痩せていても大丈夫らしいし。この蕎麦は鶏糞をごっとり元肥に入れたのでたいへん成育がよろしかったです。

日置の実家にある石臼を持ってきて修理しなくちゃ、です。

夢の「石臼挽きの蕎麦」じゃあああ。

2006年7月16日 (日)

青栗

Nec_0027_14 裏山をモモと散歩していたら、青い栗のイガが落ちていました

まだ7月の中旬、猛暑の最中ですが、植物は着々と秋の実りの準備を始めておるわけです。

見習わねばならん。

昨日は指宿でヤギ協会の研修会でした。そこで100頭近くのヤギを飼ってらっしゃる方に世にも恐ろしいお話を伺いました。

―――――指宿はなあ、野菜をよく作っているから、そこからクズ野菜をもらってきて食べさせてるわけよ。オクラとかね。でもレタスはやらんよ。一度レタスをもらってきて食べさせたわけよ。ヤギは喜んで食べたわな。でもそのうちだんだんどのヤギも弱ってきて倒れるようになってきた。何頭も死んだ。なんでかっちゅうと、農薬だよ。ヤギは農薬に弱いんだな。レタスの残留農薬は知っとったが、人間が食べるもんじゃから大丈夫かと思っていたら、一発じゃった。

・・・・怖えええええ!!

「ヤギをも殺すレタスの農薬」。

市販のレタスが喰えなくなったがな。

2006年7月11日 (火)

もうちょい枝豆

Nec_0014_16 も少しで~♪えっだまっめが~♪ふっくらぷりぷり♪えっだまっめに~♪

枝からもいで~♪

ぐらぐらお鍋に煮立てたお湯で~♪

緑鮮やかささっと茹でて~♪

笊にかえしておいしいお塩をパ~ラパラ♪

あちあち食べても冷やしてもよし~♪

夏の宵には枝豆・枝豆♪

2006年6月29日 (木)

マスタードシード

Nec_0029_15 去年の二株のマスタードの種から、おおいにはびこったマスタード。たくさん種が採れました。

この種をすり潰せばマスタードになるはずなのです。

しかし、今はまだやんちゃ盛りの甥っ子がおります。彼にとってみれば「これはわしのもんじゃ~(ここだけ広島弁。『仁義なき戦い』風に読んでください)」。まさしく手を突っ込んでばらまくためにあるものらしいです。もう見せるだけでそこらじゅうがマスタードシードだらけになることは目に見えているので、まだ籠の中に入れて隠してあります。

7月2日に彼が広島に帰ってから、おばちゃん泣きながら作業に取りかかることにします。考えるだけでさびしくなるよ~。

ところで「野分」のエントリーで大間違い。さきほどcastaさんからご指摘がありました。「野分」では夕霧が紫の上を垣間見るのであって、柏木が女三の宮を見るのは「若菜上」でした~~。大嘘ついてすみません。castaさんご指摘ありがとうございます。また今後ともよろしくお願いいたします。

2006年6月19日 (月)

ニワトコの実

Nec_0018_11 藪の中にひっそりとニワトコが実をつけていました。

これは漢方では接骨の妙薬らしいです。これの枝の黒焼きを粉にして、小麦粉と酢を加えて練り、患部に厚く塗って添え木をした・・・・・と。

昔からこういう話みょーに好きなんです。「小麦粉はわかるとしてなんで黒焼き?なんで酢?どこのどいつがニワトコの黒焼きなんかを骨折治療に使い出したのか?」

「鳥の病気にニワトコの枝葉を煎じて飲ます」とか、「止まり木に枝を使う」とか、鳥治療にも使われるらしいところも興味深い。鶏さんたちがけがしたり弱ったりしたら使おうと虎視眈々。

花を発汗・解熱・むくみ・利尿に使い、さすがに現在骨折には使わないけれど、打ち身・打撲には木の粉末を使うし(どうやら熱を吸収するらしい)、乾燥した花と枝葉でニワトコ風呂は神経痛やリウマチに。

なんだかやたらとお役に立つ植物ですぞ。

2006年6月18日 (日)

キャラウェイ・シード

Nec_0016_15 「人や物を引き寄せ、引き止める」魔法に使う植物、キャラウェイの種です。古代エジプトより使われつづけているという、由緒正しい魔法アイテムです。

「キャラウェイ・シードのふんだんに入った噛むとほんのり甘みのするパン」は憧れなのですが、これではまだ潤沢に使えませんね。

この種を秋の彼岸に蒔いて、何倍にも増やそうと思います。

アケビの実(未熟)

Nec_0015_15 今年は三月ぐらいから「やたらめったらアケビが生えてるなあ~~」、4月には「そこらじゅうアケビの花だらけじゃ~~」と思っておりました。

さすれば、やはり今はかような青いアケビの実が、畑の木のあちこちからぶら下がってきております。

これは、今年の秋はずんばい(たくさん)アケビが成るのではなかろうか?

なにせ、台風の多い鹿児島のこと、「確実」とはいえませんが。

お客様のtotto*さんの旦那さまが大好きだそうで・・・・・。もし秋に見事熟しましたら、なんぼでも採りにいらしてくださいませ。

2006年6月14日 (水)

梅の実熟しすぎて

Nec_0003_16 はっと気がつけば、梅の実熟しすぎて、ほとんど落っこちてしまってましたよ。がああああ―――ん!

関西から取り寄せた南高梅の苗木でした。植えてから6年ぐらいになるでしょうか。初めて今年実をつけました。大きい実です。

花芽をつける小枝を出すために、剪定してあります。根元はヤギさんたちに草を食べてウンコをしてもらってます。来年はもっと実をつけてくれることでしょう。でも来年はいつまでも眺めてないで、ちゃんと実をとらなくちゃ、です。

まっきっきになって落ちた実は、全部拾い集めて鶏さんたちに食べてもらいました。

2006年5月25日 (木)

落花生の種

Nec_0024_15 見るからに落花生ですが、その通り落花生の種です。

落花生を植えたことはまだないのですが、去年ご近所からいただいた掘りたての落花生がやたらおいしかったので、うちも植えてみようかと種を買ってきてあったのです。まるっきり食べる落花生とおんなじ。当たり前ですが。

五月中になんとしても植えなければなりません。

もー――そんなんばっか(涙)。雨が続いたせいで、いろいろ遅れています。・・・・・っていいわけ。要するにぐうたらしていたのだ。

2006年5月14日 (日)

麦秋

Nec_0017_14 二軒先の畑が麦の刈り入れをしてらっしゃいました。

俳句の季語で今時分を「麦秋」麦の秋といいますが、確かに他の植物はそろいも揃って青葉鮮やかな今日この頃に、麦畑だけが赤く色づいて目立ちます。

「もう――、鳩やスズメやキジが来てねー、かなり喰われてしもたがよ-――」

連中よく知っているので、どんな作物も青いうちやよく熟してないうちには来ないのです。取り入れ前の一番おいしい時期になるとどこでかぎつけるのかどこからともなくやってきて、情け容赦なく食い散らしてくれるのです。この畑にもスズメ避けの赤と銀の反射テープがパタパタひらめいてましたが、野生の食欲の前には屁(お下品でご無礼)のツッパリにもならないようです。

動物がたくさんいるのでのちのち麦は必要かな?とも思うのですが、どうかな。そこまで手が回るといいのだけれど・・・・・。