椿屋敷のお客様

« 2006年1月 | メイン | 2006年3月 »

2006年2月

2006年2月 3日 (金)

グミの実

Nec_0003_9 グミの木にまだ未熟な小さな実がなっています。秋の白い花が結実したのです。

もはや当農園ではおなじみのフレーズ、「どこのどなたか存ぜぬ鳥さんがどこの山のものとも知れぬ実を食べてウンコした」結果勝手に生えてきたグミです。藪の中に何本かあります。ありがたいことです。

どうも、グミでジャムを作るとかなりおいしいらしいです。かもしれぬ。食べたことがある方はご存知でしょうが、なんともいえない甘酸っぱい鮮烈な香りの実なのです。いかにもジャムにすればおいしそう。

これはナワシログミで、「田んぼの苗代を作る時期に熟す」はずです。ちょっと今年はグミジャムを作ってみよう。

2006年2月 2日 (木)

干草

Nec_0001_9 北海道では年2回しかとれない干草が、鹿児島では年4回とれるのですと。さもありなん。

今ニュースで見る北海道は雪だらけ。なにやら恐ろしげな除雪車がシューシュー雪を吹きながら動いています。あれでは干草どころの騒ぎではないでしょう。

比べてわが鹿児島では、さすがに夏ほどの成長ではないですが、きっちり冬場も草が大きくなっています。(ちゅうか夏の成長ぶりが空恐ろしいほどで家も畑も飲まれてしまいそう)。それを草刈機でバーッツと刈り取って放っておくと天然自然にお日様で乾いて干草の出来上がり。お天気がいい日はヤギたちを畑に放っておけば勝手に草を食べていてくれるのですが、問題は雨や雪の日。まだ二月なので多分ヤギたちが小屋から出れない悪天候の日がまた何回かあるでしょう。そのときの飼料用に干草を1箇所に固めてシートを被せてあります。

ヤギはなあ、冗談じゃなくよく食べるのよ。そらもう一日中草を食べているのよ。今日ヤギの傍で、ヤギ運動場用のワイヤーメッシュに塗料を塗ったり、ヤギの蹄を削蹄したりしたのですが、三頭ともず――――っと食べっぱなし。うちの近所は静かなので、半径10m内にただただヤギの咀嚼音だけが「もぐもぐもぐもぐもぐ」と一時も途絶えることなく聞こえるだけなのよ。

三頭に増えたので、雨の日の干草の消費量も段違いに増えました。干草の大山を作っていたのですが、あっという間になくなってしまいましたので、削蹄のあとに干草をためました。つくづく鹿児島でよかったです。北海道ならとてもじゃないけれど今の時期に追加はできないでしょう。暖かい土地でありがたやありがたや。

ワイヤーメッシュ

Nec_0040_5 「ローテク万歳グッズ・その15」ワイヤーメッシュです。これでヤギ運動場を建設します。

ヤギ協会会長ご推薦、イノシシ除けフェンスにも使用、北海道の羊農家さんも使用しているという、10cm角格子の金網なのです。

ワイヤー径は3mm・一枚が1m×2m長方形・10sm角格子で¥498。鹿児島のホームセンターニシムタがチラシで売り出していたので予約購入しましたが、はや残り10枚とのこと、とりあえずその十枚全部を購入いたしました。どうも「要る人には要る!」しろものらしいです。わたくしもヤギ協会会長より「これがいちばんいいよ」とお薦めを受けて以来、ずっと探していたのですから。やっと見つかったよ!「求めよ、さらば与えられん!」神様仏様ありがとう。

中国から不定期に輸入しているとのこと。これだと鶏の金網にも使えそうなので、「次に仕入れたときには必ず連絡してください。」とお店の人に念を押しまくっておきました。

これにサビ除けの塗料を塗って、桟をつけて、今度こそナイスでグレートなヤギ運動場の建設だ!

2006年2月 1日 (水)

金柑の種

Nec_0039_7 ゆきちさんからいただいた生食用金柑の種です。

せっかくなので植えてみます。芽がでればもうけもの。ひょっとしたら先祖帰りしてカラタチになってしまうかもしれませんが、それはそれでミカン類の台木になるので役に立ちますし・・・

畑があるとこれができるんでいいんですよ。六月にお知りあいからいただいたビワの種から芽が出て、今や立派な苗木になってます。止められない止まらない。「は~やく芽を出せ柿の種~♪」猿蟹合戦の蟹さんの柿栽培、昔はみんながやってたことなのです。

ハコベ塩の季節

Nec_0036_7 もうすぐ畑中がハコベだらけになる季節がやってきます。もう、畑のあちこちに芽が出てきています。

2月中旬ぐらいから3月まで、「はびこるが語源である」とまで言われたハコベですから、そらーすごい勢いではびこります。根っこは取れずに残り、はっきりいって畑の厄介ものです。

しかし意外や意外、これこそが「歯茎の薬・ハコベ塩」となるのです。

お客様のみなさまとお話して驚いたのが、「安価な市販の歯磨き粉に対する不信」でした。歯磨き粉は香料がきつすぎて磨いたあと長いこと妙な後味が残ります。なおかつあの口全体が痺れる感じ、あれは一体なんなんでしょうか?いつまでもぴりぴりぴりぴりして顎が重くなります。自分だけが感じているのかと思ったら、「ハコベ塩」に対するお客様やお知りあいの反響が大きいのでびっくり。この間のオフ会でも、いずれ劣らぬ食いしん坊にして健康に気をつけているお三方も話題にしてらっしゃいました。

今年はハコベ塩を量産せねばならんな。

すごく口の中がすっきりして、歯茎が引き締まる感じがします。にもかかわらず後味がすごくいいのです。ご希望の方にはお分けしますので、とにかく試してみてください。2月中旬から作り始めます。