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考えてみれば貴志祐介を結構読んでいることにびっくり。
「ISOLA」「黒い家」「天使の囀り」「クリムゾンの悪夢」「青い炎」「新世界より」「硝子のハンマー」「狐火の家」・・・・・・・なんか、結構読んでるな。ひょっとして好きなのか?あんまり意識したことなかったのに。読みやすいことは間違いがないな。
んでもって「悪の教典」。市立図書館で借りました。やっぱり読みやすい。そしておもしろい。
以下ネタばれ注意。
貴志祐介の「黒い家」以来のテーマに「サイコパス(反社会性人格障害)」があるんんだけど、この「悪の教典」はその集大成みたいなものだと思うね。この主人公蓮見以上のサイコパスがありえるんだろうか?それほど強烈。頭よくて顔よくて体力あって最強。
「サイコパスはひょっとしたら資本主義社会に過適応した存在かも。」というのも「黒い家」から提議されてる。蓮見も子供の頃から人殺しを繰り返しながら(親も殺してる)世の中を非常にうまく渡っている。その彼を唯一打ち負かした存在が、アメリカの世界最大の証券会社のトップ(すなわち資本主義のトップだ)だったってのが、象徴的だよね。
アメリカで身ぐるみ剥がされて、日本に帰ってきて、高校教師に潜り込んで、そこで自分の思うがままの王国を作り(なにせ天敵は存在しない)人殺しをしまくる。こんなんがいたらコワーーー!!でもひょっとしたらいるかも?ってとこが、またコワーーーー!!!
姶良市の「県民の森」の中、「自然薬草の森」に行ってきました。「森の宝・薬草講座」がそこであったのです。
いやあ、「県民の森は広い」とは聞いてましたが、「自然薬草の森」が、こんなに遠いとは思いませなんだ。通常の県民の森の入り口から10kmぐらいあったよ。
「県民の森」とは言っても所詮は山の中に道だけが作ってあるだけなので、途中人っ子一人いない秋の山の中で迷い迷い運転するのは、はなはだ心細かったです。「県民の税金を使って、なんでこんなだだっ広いもんを作ったんじゃ?見合うだけの利用者がいるのかよ?」
と、ゴーストタウンと化しているコテージ管理棟とかロッジ群とか横目で見ながら走り続けました。夜とかなんか凄そう・・・・・・・
県民の森の設立を見たら昭和59年。やっぱね。バブル前じゃん。いかにも「公共工事のための公共工事」じゃんね。発想が成金オヤジ。
いや、「薬草自然の森」はおもしろかったっす。でも、わたくし的には「県民の森」はこの一画だけでいいっす。ここだけは溝辺からのアクセスもいいし。
みかんの子供たちが産まれて二ヶ月あまりが経ちました。猫の国で二ヶ月というとかなりなもんです。もう、人間で言うと小学生低学年ぐらいのやんちゃガキどもではないかと思います。
連中は食べてるか、寝てるか、おしっこウンチしてるか、兄弟で追いかけっこかくれんぼお相撲をしてるか、お母さんに甘えるか、してます。それで一日は過ぎていく・・・・・・・しあわせなもんじゃのう・・・・・・・
でも、そろそろみかんの避妊手術を用意しなければなりません。鹿児島市の獣医師会が「避妊手術¥5000助成金」という大変ありがたい制度を設けてくれています。そして、なんと、みかんは今年の助成金抽選に当たりました!
手術の締め切りは11月30日までです。・・・・・・・・・・もう、そろそろ用意しなくちゃな・・・・・・・・・・
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