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おかげさまで今年もたくさん柚子の実がなりました。6kgあります。
実は「早くママレードにせねば」と思いつつ、年末からほっといたのです。ママレード作りはめんどくさい。年が変わってもぐうたらなわたくしめであります。
いけません。早くしないとしなびてしまいます。んで、今日無理やり皮むきを始めました。
6kgもあれば、かなりな皮むきヂゴクです。よく磨いだぺティナイフを使いましたが、それでも肩こりました。やっと、今終わったところです。
しかし、ママレードの工程としてやっと1/4といったところでしょうか。
あと、
という工程をクリアーしなければなりません。って、1/4どころじゃねえ。まだまだじゃん。
もう寝る時間になってきたので、とりあえず今日は皮剥きまで。後は明日、明日。大鍋に入れて蓋して台所においてあります。
最高気温が10℃を切る日々が続くんですが、雌鳥のアロウカナ夫人が孵した雛たちは着々と大きくなっています。
冷蔵庫の中のような気温なのに、お母さん鶏のふかふかの羽毛の中にくるまれて、お母さんの体温でぬくもれば大丈夫!!
なんか、すごいね。
昔、父方の祖父が雉の子を一腹分、ダンボールの中に裸電球を入れて暖めて育てようと何回もチャレンジしていましたが、ことごとく失敗していました。それほど雛を生かす人工的な温度調節は難しいのです。高すぎてはダメ、もちろん低すぎてもダメ。密閉するとすぐ酸欠になる。
お母さん鶏は、ただ雛たちを羽毛の中に抱き込むだけでOK。生き物の体ってうまくできてるよね。すっぽり羽毛にくるまれても空気はどこからか入ってくる。どんな感じなのかな?あのふわふわの羽の中は。お母さん鶏の体温と心音、呼吸、肌で感じる雛たち。
そういう育ち方をした雛でないと、大きくなって卵を産んでも、卵を抱いたり、雛を育てたりできないの。これ、ほんと。
昨日「仕事関係の自殺した39歳のお通夜」に行った話をしましたが、これが、とてもとても怖かったんで。
別に「ラップ音がした」とか、「変な人影が見えた」とかの、いわゆる霊的現象がありました、じゃありません。本人、そんな器用なことができそうな人じゃなかったし。
怖かったのは「死を賭けてまで求めたコミュニケーションが果たされない場所がある」ということです。「ここまでしても、本人の望みは通らんかったのか・・・・・」という。
何より、本人の遺書では「家族葬」を希望していた、そうです。
(いかにも「らしい」望みだと思いました。特に、短かった生涯の最後のほうでも「他人とのかかわりをとにかく断ちたい」と、全身で訴えていたように思います。もっとも、人の心はわからんですが。)
身内でもなんでもない、仕事関係者のわたくしがその場に居ることが、すでにおかしいのです。仕事仲間(ちゅうか、生前会社の雇われ社長だったので、従業員)の50人近くが、列席しているのです!!「家族葬」の影も形もありません。
お通夜開始に「ご遺族の希望で『友人葬』に」とアナウンスされましたが、実際は親族と仕事関係者オンリー。いわいる「社葬」です。
それ、本人が、望んでいたことなのか?
ご家族がSG会の「顔」だとのこと、いかにもSG会らしい、「お題目」の大合唱。
怖かったです。今までたくさんお通夜に列席したけれど、これほど怖くて寒いお通夜はなかった(暖房は効いているのに)。
繰り返しますが人の心はわかりません。ここに、こんな事を書くのは、間違いなのかもしれません。でも、書かずにはいられませんでした。
何よりもご本人のご冥福をお祈りいたします。
お正月早々に連絡が取れなくなり、行方不明。自殺体で発見されました。死因の確定のために警察署に遺体が置かれたまま。やっと昨日遺体が帰ってきてお通夜が営まれたのです。
廃屋になった祖父母の家の庭に止めた車の中で発見されたそうです。
・・・・・・・なんというか「コミュニケーションがうまく取れない人」でした。鹿児島にはお母さんもいて、結婚しているとはいえお姉さんもいたのですが、まったく相談もなく・・・・・・
お母さんやお姉さんの心中を慮ると、たまりません。
いつも、しゃべり方も表情も暗く、顔を合わせて話していても瞳の照準があっていなかった。笑うとき口の形がゆがんで笑い顔に見えなかった。話の内容も、暗いほうへ閉ざされたほうへ、とばかり向かっていた。
「ちょっと、おかしいな?」と思っていたのですが、身内でも何でもないので「カウンセリングを受ければ」とは言えませんでした。仕事関係なので、身内にも「心療内科に連れて行ったほうがいいんじゃ?」とは、言えませんでした。
少しぐらい煙たがられてもおせっかいするべきだったのかなァ。
難しいんですけどね。心は怪我や病気と違って、目に見えないから。
わかりません。どうしたらよかったのか。
わたくしはぐうたらの怠け者ですが、妹はきれい好きの働き者です。
その妹が、暇を見てはうちの大掃除をしていってくれます。もう頭が全く上がりません!!
もちろんやんちゃ盛りの男の子二人の母親ですから、人使いもうまい。きちっとわたくしの働き分も仕切って指示してくれます。
「さあ、春ちゃん。このゴミ袋を持って、部屋の中で『これは絶対いらない』というものを拾って歩くのよ。」「それからいるものを端っこに寄せて、掃除機をかけて、雑巾で拭くの」
・・・・・・うっうっうっ・・・・・・・・・5歳児並みのわたくし。今までの人生、何してたんでしょう?情けないっす。
でも、妹の指示通り、散らかって汚れていたところをきれいにしていくと、頭の中のもやもやしていたところが、きれいに整理されてく気がします。なんというありがたいことでしょうか!!!
「基本は掃除と整理整頓」最近特に大事だなあって思い始めてる。
わかっちゃいるけど~~
すぐ、「寒いから~」とか「だるいから~」とかサボってコタツから出なくなるわたくしを叱咤激励してくれる妹。
「この絨毯とコロコロはあげます。ヨゴレに気がついたらすぐ、コロコロ~コロコロ~と転がすように。」言い残して帰りました。
なんて、ありがたいことでしょう。人生、必要なときに、必要な人が遣わされてくるなあ。
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