ドリアン(アメリカンショートヘアのハーフ・12歳・じじい)がおもやつれしています。
1歳半の甥っ子は幼児の例にもれず動物が大好き!まあ、うちは一般家庭の割には動物がいるほうだと思うので、甥っ子は興奮しっぱなし。特に猫は家の中にいるし、大きさも幼児がいじるのにちょうどいい大きさなので、じじいで動きのおそいドリアンは大のお気に入り。おとなしくておだやかな性格なのも幸い(ドリアンにとっては災い)し、ドリアンの尻尾は今や甥っ子の最大の娯楽品。シルバーグレイでしましまで毛だらけで長くてくねくね動く世にもおもしろいおもちゃ。
猫は尻尾を触られるのをとても嫌います。もう少し若い猫だったらあるいは反撃の猫パンチを食らわしたかもしれませんが、おとなしいドリアンは引っ張られっぱなし。気がついたら甥っ子を引き離してますが、なかなかこれが・・・。
かくしてドリアンの毛はストレスでけばけばになり、何かあるとわたくしのところへ逃げ込んでくるありさま。わたくしの膝で疲労困憊したようにいびきをかいたり寝言を言ったりしながら寝ています。
ごめんね、ドリアン。しばらくの間我慢してね。
ああああ・・・・・なんということだ!!ヤギ運動場は大失敗でした(涙)。
二年越しの工事だったのに。
まず、めーさん(ヤギザーネン種・女の子・11ヶ月)がヒョンと戸板を飛び越えて、勝手に畑のキャベツをむしゃむしゃ食べていました。目が眩みましたが気を取り直して、「とりあえずシロさんクロさんが中にいればいいや」とめーさんをまた木に繋いだ2時間後。
・・・・・どしゃあああ!シロさんまで外をうろうろしているではありませんか!!
クロさんが中にいるので余所に行こうとはしませんが、レタスをもぐもぐしています。・・・・・も――がっくり。
やはりにわかヤギ長者の悲しさ、なかなか蔵が建つというところまでいきません。
ええい、がっくりしているヒマはないのだ。気を取り直してもう一段階ハイレベルな運動場を、明日から工事だ。とりあえず、今日は疲れました。温泉に入ってきましたので、あとはご飯食べて寝ます。
八面六臂の大活躍をしたモモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)におニューの首輪とリードを買ってきました。
おかげさまで正月早々、鶏長者かつヤギ長者となりまして、「日本昔話かよ、オイ!」とみなさま思ってらっしゃる事でしょう。
かくいう園主のわたくしが一番「まさしく『ここ掘れワンワン』の世界だわ!」と驚き感動しているのであります。1月1日の朝日とともにうちの近くのお宮さんにモモと一緒に参拝し(ちゅうかそこは毎日のお散歩ルート)、賽銭箱に奮発(わたくしにしては)¥100を投入したご利益でしょうか?土地神様と屋敷神様が死力を尽くして製作した門松に引かれてご降臨あそばされたのでしょうか?何はともあれ、これも皆様方のありがたい励ましのおかげ。ありがたやありがたや。
一番の功労者は誰あろう、佐賀平野の米農家さんから虎屋の羊羹と引き換えにいただいてきたモモさま。三羽の鶏を抱えるのに夢中でモモさまのリードをどこかになくしてしまったことでもあるし、ニシムタでおそろいの首輪とリードを買ってきました。モモさまの白いおべべに映える赤。明日の朝早速お召しになっていただくことにします。
今日もモモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)と裏山の朝散歩にいそしんでおりました。するといきなりモモが脱兎のごとく駆け出して!
たまげたわたくしがモモの優雅なる疾走とは程遠いどたどた走りで後を追いかけたところ、また雌鳥を捕獲しているではありませんか!
今、鶏で一番怖いのは鶏インフルエンザ。熱もなく鼻水も垂れず咳クシャミもしていないのを確認して捕獲。するとまたまたモモが疾走。二羽目を捕獲。さらに三羽目。
どうも裏山に誰かが雌鳥を捨てたようです。見たところ毛じらみが入っている様子。まあそれは服を煮沸消毒すればいいので、三羽を両手に抱えて最初の一羽のケージに入れてフマキラーを撒きました。それから餌と水。四羽とも盛んに食べています。
ということは一気に4羽増えて、八羽の雌鳥が我が家にはいる状態になりました。おかげさまでもはや鶏長者です。もうありがたくてありがたくて。
大騒動でモモのリードをどこかに無くしてしまいました。しかし、昨今のモモの大活躍ぶり、ご褒美におニューの首輪とリードを買ってこようと思います。
トカラヤギの親子、クロさん(お母さん)シロさん(娘さん)がうちに来ました。事情があって飼えなくなった方からヤギ協会会長の仲介で引き取ってきたのです。
トカラヤギはザーネン種のめーさんに比べるとかなり小さく、体高も60cmぐらいです。でも丈夫で蚊にも強い種です。なにせトカラ列島で代々飼われてきたのですから。
ヤギはとにかく群れを作る動物なので、めーさん、家からちょっとでも離れると不安がります。クロさんシロさんが来たら、早速クロさんと角突き合わせていましたが、それに夢中で今日はめーめー鳴きませんでした。しめしめ。
ヤギさんがいると本当にたいへんな勢いで草を食べてくれます。ちょっとしたヤギ長者となった今、もう草薮にはせんぞ!!
作りかけの運動場をもう少し広げなければなりません。ああ、このまま気温があまり下がりませんように。
たいがいの動物は人間より早く年を取ります。ペットとして飼われる事の多い猫や犬は10歳を過ぎればたいがい初老です。
うちのドリアン(アメリカンショートヘアのハーフ)は12歳なので、人間にたとえれば60歳ぐらいでしょうか?もうじいさんといっていい年かも。
動物を飼ってらっしゃる方はご存知でしょうが、猫も犬も年を取るといろいろな病気が出てきます。高血圧や糖尿病もあるし、認知症だってある。毛並みに白髪もでてくる。ドリアンもそれなりの持病があります。
痔です。
うんこが固いようには見えないのですが・・・。かわいそうにときどき肛門から出血しています。幸いにしてスリムなのでちゃんと自分で舐めて治してますが、つくづく「太らせなくてよかった」です。アメリカンショートヘアの系統はよくとんでもないおデブちゃんを見かけるのです。こう、シマシマ模様の味噌樽が歩いてるんじゃないか?というような。そうなってしまったら自分のお尻を舐められません。人間もそうですが「お尻の始末が自分でできない」のはかなり辛いものがあるでしょう。
痔もかわいそうですが、他にはまだたいした疾病は出ていないようなので安心しています。でも、年は若返るということがないので、これから何が出てくるかわかりません。ドリアンは大事な大事な子なのでできるだけ長生きをして欲しいのです。
ちなみにジョー(ヤス猫・10歳・おじさん)は、どうも鼻炎気味のようです。ジョーも大事な子です。
モモ(紀州犬雑種・女の子・4歳)がですね、雷が鳴るたびに「ひゃんひゃんひゃん」と世にも情けない声をあげて家に駆け込んできたり、真夜中に間抜けにも松や山茶花に引き綱を絡ませて世にも物悲しい「くうううん、くうううん」という鳴き声をあげるたびにですね(その都度布団から抜け出して寒空に綱をほどくのはあたしじゃ)、モモが凄いやつだってことを忘れるんですよ。ちゅうか、鶏やヤギを飼うまでは、凄いやつだなんて毛ほども思ってなかったですねえ。
今回、「迷い鶏騒動」で、またしてもモモの能力の片鱗を見せ付けられて唖然。
逃げ出した雌鳥を取り押さえるのに、「モモ行け!」といって引き綱を離しただけ。鮮やかでした。夕暮れの薄闇の畑をバー―――ッと走っていて、両前足でパッと抑えるだけ。一瞬。舌を巻くなあ。だいたい人間じゃ「走る」のが無理だっちゅうの。転ぶわ。
これ、自分ちのペット自慢に聞こえると思います。実際自慢してるんだけど、わたくしの手柄じゃありません。だってまったくそんな訓練してませんもん。訓練の仕方も知らないし。
犬って凄いですね―――。
きっと皆さんのお宅の犬さんも、思いも寄らぬところで能力を発揮してるんじゃないでしょうか?
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