椿屋敷のお客様

動物 Feed

2006年9月29日 (金)

ごめんね母さん

Nec_0027_17今度の孵化は失敗しました。

むろん、アロウカナ×烏骨鶏母さんのせいではありません。

台風の大雨のとき巣箱の底から湿り気があがり卵の温度が下がってしまったようで、それでも昨日まで母さんがんばってくれてましたが、ダメでした。

責められるべきは巣箱の底をちゃんと底上げして湿気があがってこないように対処しなかったわたくしです。母さんは大雨大風の中あんなにがんばってたのに・・・・・。もう申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんね。あたしがホが無かった(抜けていた)から母さんには辛い思いをさせてしまいました。とりあえずしばらく養生してください。

というわけで「黒ひよこの宴」は延期となってしまいました。すみませんtotto*さん、clusterさん、あきこさん。母さんのことだから秋のうちに また何らかの動きがあると思いますが、そのときはまたお知らせいたします。あと、よろしければ今年はアケビの大豊作なので、10月にアケビ試食会はいかがと思うてはおりますが・・・。もうすぐアケビが熟しますので、(あと1週間以内かと)それもブログ上でお知らせいたします。

よろしくお願いいたします。

2006年9月21日 (木)

かかじって

Nec_0013_23 どうもヤギさんたちは角の間がよく痒くなるらしいです。いかにも「痒いところに手が届く」場所じゃありませんもんね。

角のあるトカラヤギのシロさんも、黒ヤギのクロさんも、角の間を掻いてもらいたがるし、ザーネン種の無角血統のめーさんもチビも額の間を掻いてもらいたがります。

ここはね~。あなたたちの蹄がついた足じゃ、掻くことはできないよね~。

今朝もチビが飽きもせずわたくしの指先に額を擦り付けていました。「かかじって(かいて)~。かかじって~」と口が利けたらいうのでしょうね。

かわいくてしょうがないぞ。

2006年9月17日 (日)

動かざる事山の如し

Nec_0006_19猛烈な台風13号が薩摩地方に接近中。風速はすでに20mを超え、断続的に激しい雨が降っています。

動物たちも人間も浮き足立つ、暴風雨がやってきました。

その中でただ一者、抱卵中のアロウカナ×烏骨鶏夫人は微動だにしません。ひたすらに籠の中の卵の上に座り込んでいるのみ。

「動かざる事山の如し」とは彼女のための言葉です。

2006年9月12日 (火)

腕枕

Nec_0067_2 今朝などだいぶ涼しゅうございました。

猫というものはほんに身勝手なもので、明け方気がついたらドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・13歳・じじい)もジョー(ヤス猫・12歳・じいい)も断りもなしに布団の中に潜り込んでいやがりました。

昨日まではだらだら寝転がって呼んでもきやしなかったくせに、猫など身勝手なものです。もっともこちらも夏でも毛だらけの頭やら腹やらを押し付けられるのは勘弁して欲しいので、両者の思惑は一致してはおるわけです。

今朝は夏掛けの布団では寒かったので、猫の体温はありがたいといやありがたかったな。ただ、ドリアンは甘やかして育てたせいか「だってボク枕ないと眠れないもん」などと人の腕を何が何でも枕にしようとするのであります。勘弁してくれ。ドリアンは小柄だけれどそれでも3kgはあるのです。3kgといったら漬物石ですよ漬物石。肩に漬物石を載せて眠れますか?その上ジョーは人の腹の上に乗って眠るのがお気に入り。ジョーは4kg以上あります。みぞおちに乗られると消化不良になるわい。

久々に猫と寝て、ぼんやりと目覚めた今朝。多少まだ涼しいのでこうやって座っていても、いつの間にか猫が膝に座っています。

猫の変節。

これまた季節の移り変わりを肌で感じさせてくれる、風物詩ではございますよ。

2006年9月 5日 (火)

鬨の声

Nec_0052_4 早いもので、五月に孵化した若鶏が朝になると不器用にも「ゴゲゴッコ、ゴゲゴッコ」と鳴くようになってきました。

先輩雄鶏の九州男児地鶏くんや英国産ジェントルマンが夜が明けないうちから鬨の声を上げるのに続いて、しゃがれて小さい声でヘタクソだけれども、実に一生懸命に縄張りを主張し始めています。

こんなふうに鳴き声がしゃがれているのは、人間の男の子の変声期みたいなもんか。どんな動物も大人になるってたいへんね。

この間まで雛だった雄鶏がこんなふうだったら、雌鳥のほうも卵を生み出す日は近いな。あと2ヶ月ってとこか。さすれば一気に卵の生産量は増えます。うおおお、ありがたいぞ!

2006年9月 4日 (月)

肝っ玉かあさん再び

Nec_0049_3 おおっと!アロウカナ×烏骨鶏雑種夫人が、再び抱卵を始めました。

たいへん厳しいふくれっつらをして籠の中に座っています。鹿児島弁ではこれを「雌鳥がはらける(怒る)」といいます。「はらけると卵を抱く」ということを経験上わかっているので、なかなか卵を抱かない鶏には唐辛子を食わせるなどの涙ぐましい努力をしていたそうです。その点うちの肝っ玉かあさんは頼りになります。心強いよ――!!予定通りなら今月末にはまたひよこちゃんが産まれます。

卵は12~3個ある様子です(そのうち4個はこっそり忍び込ませた地鶏夫人達の卵)。話によると「親鳥が抱卵して孵した鶏は、やっぱり抱卵する。」ということなのであとは鼠算式です。こんなありがたい事があるでしょうか!「労せずして鶏増える」のです。まっこちありがたか、ありがたか。

2006年9月 1日 (金)

カエル帰る

Nec_0043_7カエル帰ってきました。

初夏に、この使い古しのエンジンオイル缶の天水の中で、オタマジャクシやってた中の一匹と思われます。

きっちり故郷に帰ってきたんだなあ。

期待を裏切らないヤツです。

2006年8月30日 (水)

夏バテ

Nec_0040_7 ここ数年酷暑の夏が続きます。こういう夏はヒトだけではなく、犬や猫も夏バテをするのです。

我が家のドリアン(アメリカンショートヘアーのハーフ・12歳・じじい)も、血便を出しました。かなりの出血、しかも鮮血で、たまげて動物病院に連れて行ったのが2週間前。

幸いにして血液検査には異常なし。猫エイズも猫白血病も、その他の命取りの病気はなし。ホッ。暑さがストレスになった腸炎らしいです。まあ、猫としては還暦を過ぎてますので、いろいろ出てくるお年頃ではあります。

動物病院に行ったら、犬やら猫やら、夏バテでいろんな症状をだした子たちでいっぱい。ずいぶん待ちましたよ。お医者様に聞いたら、やはり今年は多いそうです。犬も猫も体高が人間よりはるかに低いので、アスファルトの輻射熱の影響をモロに受けてしまうのです。熱中症になりやすいのは当たり前か。

ところで動物を飼ってらっしゃる方はご存知と思いますが、動物病院の受付表というのは、なかなか笑わせてくれるシロモノなのです。なにせ、犬でも猫でも本気で「家族の一員」と思っている人たちが連れてくる場所。飼主の皆さん大まじめに「田中タマ」とか「山本ジョン」とか、記入してらっしゃいます。まあ、わたくしも猫バカの一人として、大まじめにドリアンのフルネームと年齢を記入するわけですけどね。それが表となってずらりと並ぶと、なんとなくおかしい。飼主のネーミングセンスがもろに出ます。

なにせドリアンには「ドリアン様宛」で「混合ワクチン接種のお薦めはがき」とか「年賀はがき」とか大まじめに郵送されてくるわけで。(モモもきます)。もっとも保険が利かないペット医療は、人間よりはるかに医療費が高かったりするのだからして、はがきの一枚や二枚、ご挨拶がきたとしても驚くほどではないわなあ。

2006年8月11日 (金)

若鶏小屋

Nec_0023_15 アロウカナ×烏骨鶏夫人と英国産ジェントルマン夫婦のもとから若鶏を独立させました。今のところうまくいっているようです。

ここは山の中なので、鼬、狸、ヘビと鶏を狙う動物は山ほどいます。実際、ご近所でも鼬が一匹小屋に忍び込んだせいで全滅したというお話はよく聞きます。鼬は鶏の首に噛み付いて次から次に血を吸うのだというので始末が悪い。

こういうときは、とにかくモモ(紀州犬雑種・女の子・五歳)が頼り。人間ではとても不寝番などできないし、野生動物の忍び寄る気配も察知できないので、マメに鶏番をするモモは得がたい宝なのです。

しかし、あまり誉めすぎて調子に乗ったモモが、脱走した若鶏の一羽をちょっとこっぴどく折檻して羽をむしってしまいました。

こらあ!!

誉めるとこれだから。

その一羽は別室で養生させてます。また鶏の群れというのが、怪我した仲間の傷をむしって食べる連中なので、用心のために。まあ、一週間も入院してれば大丈夫かな。

2006年8月10日 (木)

お嬢さんたち

Nec_0020_19トカラヤギのシロさんと、ザーネン種のチビです。

どちらもまだ一歳にならないぴちぴちのお嬢さんたちです。

角突き合わせてます。はや、女の戦いか?

チビはあっという間に大きくなって、もうシロさんやクロさんよりでかいです。三月生まれなのでまだ五ヶ月しかたってないのに。お母さんのお乳を飲んで、草を食べているだけなのに。今さらながらヤギ乳って栄養あるんだなあ。

もっともこの図体でいまだにお母さんのお乳を飲むわけですが、飲むときはもー―たいへんな勢いで飲みます。凄い勢いで吸い込むので、たぶん1Lぐらい入っているお乳でも、あっという間にしぼしぼとしぼんでしまうのです。 その間5秒もありますまい。油断していると全部飲まれてしまいます。とにかく昼の間はめーさんと引き離しておかないとならないのですが、これがなかなかたいへんなのです。