椿屋敷のお客様

動物ー犬 Feed

2009年5月25日 (月)

アンズがやってきた

Dvc00085 今年の2月25日生まれ、ちょうど3ヶ月のアンズ(雑種犬・♀)がうちにやってきました。

モモの助手兼ヤギ専門番として、鹿児島市の動物管理事務所からスカウトしてきたのです。

ほんの3日前まで、お母さんと兄弟犬と一緒にいたので、ミルクをたっぷり飲んで固太りで性格が素直なとってもいい子です。飼い主のご夫婦が高齢で、入院されたために親犬はともかく子犬までは手が回らずやむなく手放したそうです。

こんないい子とご縁ができて、ラッキー!!モモとも上手に付き合ってくれます。もちろんモモもお人(犬)よしなんだけどね。

子供ながらヤギたちをとても上手に追います。うわお!!

2009年5月12日 (火)

パトロール中のモモ

Dvc00064 うちは「鹿児島市のチベット」とでもいうべき山の中、しかも集落の一番はし、谷伝い尾根伝いにイタチや狸、アナグマにアライグマがやってきては悪さをします。

雛や雌鳥を何羽獲られたことか。厄介なことに連中ほとんど雄鶏は襲わない(いっそ持っててくれや)。決まってちわちわ雛を引き連れた雌鳥一家を襲うのです。

そりゃあ、そっちのほうが狩の効率はええわな。むちゃくちゃ腹立たしいけど。

もう頼りになるのはモモ(紀州犬・7歳・♀)の聴覚と嗅覚、走力のみ。雷が鳴っている(モモはとても苦手)などの条件が悪いとき以外は、必ず気づいてくれます。必ず。犬の能力と言うのは凄いです。

ここでの生活は、モモがいなければばったりです。頼むよモモ。元気でいてくれ。

そして、モモが元気なうちに後継の犬を育てなければ。

2009年1月16日 (金)

食肉目イヌ科

Dvc00006 今日帰宅したら、モモ(紀州犬雑種・7歳・♀)が大興奮していて、盛んに鳥の羽らしきものを飛ばしておりました。

「なんだ?なんだ?」

近寄ってみたら、なんとプリンスメロンぐらいの大きさの小鳥を捕まえて、羽をむしっておるところでありましたよ。

ちゃんと繋がれておったのに。どうやって捕まえたのじゃ?不思議じゃ~~。

手馴れた(口馴れた?)様子で見ている間に丸裸にして食べてしまいました。小鳥はかわいそうだけれど、それがとてもおいしそうに見えたのでござるよ。

つくづく肉食動物だよなあ。んでもって猟犬の血が混じってるのね。特別に教わったわけじゃないはずなんだけどなあ。遺伝とか本能って凄いね。

2008年10月29日 (水)

向き不向き

Nec_0042_2  モモ(紀州犬雑種・6歳・♀)は、たいへん役に立ってくれる番犬で、タヌキにもイタチにも野犬にも猫にも一歩も引かず戦い、裏山を走ればでかい蛇を振り回したりで「おお、さすがに猟犬の血筋」なのですが。

鼠はあかんわ。鼠捕りはあんたにむかんわ。

うちの納屋は昔から鼠が出るところですが、納屋の前はモモの縄張りなので、鼠にひかれてメロン(白黒猫・一歳未満・♂)がうろうろするとすごい勢いで追っ払ってしまうのです。

「あんたなんかに用はないわよ!あの”チューチュー”はあたしが獲るのよ」ワンワンワン!!

あのなあ。みんなそれぞれ向き不向きってもんがあるのよ。まかせるところは専門家にまかせなよ。

「あ!こっちでチュー」「ん?こっちでチュー」って、そんなバタバタ走り回って、納屋の地面を掘り返したところで鼠が獲れるとは思えんぞ。ただただ穴が掘れるだけじゃん。あんたが掘り返した土を埋め戻すの誰だと思ってんのよ。

あんたが立派な猟の才能があるのはわかってるからさ、鼠だけはあきらめなよ。

2008年8月 4日 (月)

モモ、黒シマヘビと闘う

Nec_0021 帰宅してみたらモモ(紀州犬雑種・7歳・♀)が、ヘビメタのギタリストのごとく猛スピードで首を振っておりました。ぶるぶるぶるぶる。洗濯機の脱水をも思わせる高速。

なにか黒い紐みたいなものを咥えては放り投げ、また咥えて高速脱水。ぶるぶるぶるぶる。

放り投げられた黒い紐は、半分になった黒シマヘビでした。ううううん、ヘビには気の毒だけれど、うちの卵や雛を盗られたらかなわんからなあ。モモ、あんたいい仕事したよ。

ヘビは地面の振動に弱くて道路沿いからはいなくなってしまうけれど、うちは山の中で前は深い谷なので、よくヘビが上がってきます。マムシ、ヤマカガシ、シマヘビ、アオダイショウ・・・・・・・・。ヘビを見かけるたびモモは義務のように吠えかけてはヘビメタ脱水攻撃をかけます。そのあまりの高速振り回しで、ヘビは噛み付く暇もなく遠心力で千切れてお陀仏。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・・・・・・・。

ヘビに対して他の犬もこういう攻撃をするのでしょうか?それともモモ・オリジナル?思い出すのは日本の民話でよくある「蛇神様に奉げられた娘を助けるために活躍する○○太郎という犬の話」。きっと昔から犬はヘビと闘ってきたのね。犬ってホントすごい動物。

2008年8月 2日 (土)

夢見るモモ

Nec_0020 ワンコやニャンコを飼ってらっしゃるかたはご存知でしょうが、彼ら彼女らも夢を見ます。寝言をいい、いびきをかき、寝相が悪かったり、寝ぼけたりします。

この暑さでモモ(紀州犬雑種・♀・7歳)もバテ気味、彼女の涼み場所勝手口でお昼寝。

夢を見てるのでしょう、「フンフンフン・・・・・ワン!」と鳴いたり、鼻をぴくぴくさせたり、いきなり寝たまま後ろ両足で駆け足したり(全力疾走の夢か?)・・・・・・・。何とも言えずおもしろくかわいい(←飼い主バカ)。

人間と一緒で、こういう夢見の途中で邪魔して目を覚まさせちゃいけないんですって。精神的に不安定になるのですと。ワンコでも頭にも心にも、夢見て整理しなきゃならない記憶がちゃんとあるんでしょうね。

うちの2匹のニャンコたちも、これまた寝てるときはうるさい。

でも、ひょっとしてあたしも連中に「寝ててもうるさい人間だワン(ニャァ)」とか思われてるのかも。寝てるときの自分は自分じゃわかんないよね。

2008年6月11日 (水)

震えるモモ

Nec_0034 鹿児島地方は大雨と雷でたいへんなことに。

モモ(紀州犬雑種・7歳・♀)は雷が大嫌い。今夜も「部屋に入れろ」と大騒ぎ。

「特別だからね」と念を押して入れてやると、隅のほうにピタリと張り付き、耳を寝せて眉を寄せて涙目になり、ぶるぶるぶるぶる震えています。マジで怖いのです。

いやあ、かわゆいのうモモ。

2008年5月 7日 (水)

モモに注射

Nec_0028 モモ(紀州犬雑種・6歳・♀)に狂犬病の予防接種をしていただきました。注射料金と済票交付〆て¥3000なり。

歩いて5分ほどのお宮さんの境内で、ご近所中のワンコたちが集まって注射待ちです。ワンコにとってはこの世の地獄。わはははは。わたくしは小学校、中学校と結核、日本脳炎、天然痘、インフルエンザに風疹と、息つく暇なく問答無用で予防接種を打たれた世代なのでワンコたちの気持ちがよ~~~くわかります。(その予防接種の注射針が消毒することなく使いまわされたせいで、B型肝炎がうつった方がいるそうな。こわいよおお)

モモも待ち時間の間にお隣のワンコが「キャインキャインキャイン!!」と騒ぐので、パニックがうつって「キャインキャインキャイン!!」叱るとシュンとします。うおおおお、かわいいぞモモ。

抗議もむなしく打たれちゃったね注射。でもこれで今年も安心だよ。