椿屋敷のお客様

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2007年2月24日 (土)

ヒカンザクラ

Nec_0008_29 近所のお宮さんの横にヒカンザクラが咲いていました。「一足早い春」というやつです。

サクラの仲間の花の時期を決定するのは、開花の時期である3月の気温ではないのです。その前年の12月の冷え込みぐあいが、翌年のサクラの時期を決めるのです。

サクラの仲間が花芽を作るには、この時期にちゃんと低温にさらされないとならないわけ。そうでないと花芽を作るスイッチがはいらないのだそうな。

なんというかな~~~。「物事は仕込みが大事」ってことか。それとも「苦労が実(花)になる」ってこと?

なんにせよ、なにごとも因果の芽は、その場ではなくずっとそれ以前から仕込まれているのだ、ということは確かです。

2007年2月13日 (火)

菜の花の季節

Nec_0033_20 はっと気がつけば、うちの近辺では道端でも菜の花が黄色い花をつけています。遠目にも鮮やかな淡い緑と黄色のコントラスト。

鹿児島は日本列島の中でいち早く菜の花が咲く土地です。それはどこよりも早く春が来るということ。「早春の色」はなによりこの菜の花の淡い緑と黄色であります。

なぜかせつなくなる、優しく美しい色です。

と、ここで止めておけばポエマーなのですが、同時にこの色を見て「菜の花ちらし」を思い出さずにはいられないのが、食い意地張り之介の救いの無いところ。

菜の花ちらし、おいしいですよね~。菜の花の香りとほんのりほろ苦いカルシウム味。淡い緑に薄焼き卵を散らして。三つ葉を入れたハマグリのお吸い物をつけた、早春の膳。

うわ、書いてて食べたくなってきたぞ。

2007年2月 1日 (木)

とよのかイチゴの花

Nec_0010_24鹿児島地方は時雨れてちらほら雪が降ったりしました。寒いです。

寒いのですが、やはり例年に比べると暖冬らしく、いろいろなものに早い花が咲いています。おととしから畑の東南に植えているとよのかイチゴにも、一輪二輪白い花が見えます。

まだこの花を受粉させる虫達がじゅうぶんな活動をしていないので、これが実を結ぶかどうかは微妙なところなのですが・・・・・。

とりあえず、初夏にたくさん実をつけるように油粕とヤギ糞堆肥を混ぜて発酵させたものをたっぷり与えました。

2007年1月10日 (水)

クローバー

Nec_0015_23 虹に続いて「四葉のクローバー」といきたいところですが、これがなかなかありませんね。正直言って自分で見つけたことは一度もありません。押し葉になったのをみたことがあるぐらい。

だからこそ「幸運の証」として珍重されるわけですが・・・・・

クローバー、別名は「シロツメクサ」。名の由来は明治時代、舶来ものを船で輸入するときにクローバーの枯れたのをぎゅうぎゅうに梱包に詰めて貴重品の保護をしたというところから来ています。

ぞんざいな扱いで日本に入ってきたわけです。

その梱包材の枯れたクローバーから落ちた種が増えて日本全国に分布するようになりました。

たくましいのう。

それほど一般的な草でありながら、四葉の葉の確率は極めて少ない。それも幸運の条件のひとつかも。

ま、クローバーが生えていると「この中には一枚ぐらい四葉があるだろ。そのまま生やしとこうか。」と考える大雑把な人間なので、ある意味たいへん幸福であると自分では思います。ありがたいことです。

2006年11月28日 (火)

アプリコットビューティーの球根

Nec_0040_9 憧れの花、アプリコットビューティーの球根でございます。

チューリップはただでさえ大好きな花ですが、このアプリコットビューティーは珍しい淡い杏色をした花で、実に上品なのです。

「2000年の”チューリップ・オブ・ザ・イヤー”を受賞した(そんな賞があるのね)」らしい。

こういうのは、でた端は希少価値もあってたいへんお高いのですが、もう6年もたつとバーゲンででてきたりします。安くなっても花の本質的な価値は変わらんもんな。ありがたいこっちゃ。

そう、秋植え球根は今からがバーゲン。まめに園芸コーナーを見て回らなくっちゃ、です。

2006年11月14日 (火)

秋菊

Nec_0011_19 とまあ、パソコントラブルですったもんだしてた間に季節はすっかり秋となっておりましたのです。ふううう・・・・・・・

今年の鹿児島地方、10月~11月中旬は降水がほとんどありませんでした。毎朝毎夕の畑の水かけが日課でありました。大事な秋冬野菜がまだ芽のうちにがらんがらんと乾いてしまってはひとたまりもありません。今日は久々にまとまった雨が降ったので、よかったよかった。気温は下がってきましたが、久々のお湿りでハクサイもブロッコリーもニンジンもゴボウもキャベツもキクナも大きくなってくれることでしょう。

門から築山にかけてのアプローチに植えた秋菊も花をつけています。「日本小菊の種¥160」から二年越しで育てている菊です。桃・黄・白の色が出てきて、我ながらなかなか可憐であります。憧れの「菊籬(きくまがき)」にはもう少しボリュームが欲しいかな。花が終わったら枝を切りつめて肥やしをたっぷりあげましょう。冬至芽がでてきて株が増えるはず。

冬至、だとよ。あああ、今年ももうそういうことを考えなきゃいけない時期。冬至かぼちゃ。ゆず湯。年賀状。クリスマス。大掃除に門松。餅つき。年越しそば。おせち。なんで年末ってこんなに行事が多いのでしょう?せめて、せめて大掃除だけは今年こそ早めに・・・・・、今は壊滅状態の散らかりぶり。はああああ。

2006年10月24日 (火)

ヨモギの花

Nec_0029_21 ヨモギの花が咲いています。

子供の頃「ヨモギは血止めになる」と、ちょっとした傷なら唾つけてもんだヨモギの葉を貼り付けていました。ホントにそういう効果はあるのでしょうか?確かに血は止まりましたが、ヨモギの薬効だったのか自然に止まったのか、わかりません。

もっとも「汚い~不潔~!」といわれそうな対症方法にもかかわらず、化膿もせず敗血症にも破傷風にもならず成人しましたので、害になるということはないのでしょう。

ヨモギの独特の匂いは、嗅ぐと落ち着きますね。いかにも薬効がありそうで。実際ヨモギ酒は喘息に、葉の毛は艾に、ヨモギ風呂は腰痛・腹痛・痔に、艾葉は健胃・貧血・下痢止めに効くのですと。新芽をつんで草餅に。ヤギも大好きでよく食べます。

2006年10月23日 (月)

ヒイラギモクセイの花

Nec_0030_19門のすぐ傍にあるヒイラギモクセイの木はなかなかの大木です。高さ4mはありこんもりと茂った木です。

去年は夏に剪定したために花が咲かなかったのですが、今年はちゃんと花芽がついたらしく、今朝みたら木の下に雪のように白い花が散らばっていました。キンモクセイよりは柔らかな香りがそこらに漂っています。夕べの雨が咲いたばかりの花を散らしたのでしょう。しかし、盛りの花はちょっとやそっとの雨で落ちても、尽きることなく咲いています。何という豊かさ、惜しみなさ。

木が古くて大きい庭は、ちゃんと手入れするとすごく落ち着いた庭になるのですが。恥ずかしながらなかなか行き届きませんで・・・・・。にもかかわらず、木のほうが勝手に花を咲かせてくれたり実をつけてくれたりしてくれるので、どうにか季節の格好がつきます。なんともまあ、ありがたいことです。

2006年10月18日 (水)

フレンチマリーゴールドの花

Nec_0019_18 「大地の子エイラ」(ジーン・アウル著)という大好きなシリーズがあります。

舞台は氷河期が終わりかけてまだマンモスが闊歩するヨーロッパ。クロマニヨン人の少女エイラが、ネアンデルタール人の一族に拾われて育ち、滅びの道をたどるネアンデルタール人の知恵とクロマニヨン人の知性を兼ね備えた大地の女神のような存在へと成長していく、・・・・・わけなんだけど。

そのエイラの育ての親が、ネアンデルタールの薬師であり巫女であるイザ。イザのハーブや薬草の知識が凄くてね、彼女がそこらの草や木をを使って治療する描写を読むたびにワクワクしたものです。特にマリードールドを傷口の消毒薬としてよく使ってました。乾燥したマリーゴールドの花弁を熱湯に入れて煎じた汁で傷口を洗うと化膿が防げるのですと。

それ以来わたくしのマリーゴールドを見る目が変わったのでございました。しかし、最近になってそのマリーゴールドは実はポットマリーゴールド、要するにキンセンカのことで、通常”マリーゴールド”と呼ばれるフレンチマリーゴールドとは違うのだと知りました。(日本では仏花に使われるキンセンカは凄く薬効あらたかなんだぞー。消毒薬に美容に消化促進にサフラン代わりに料理の色つけに、使い道いろいろ)

なあんだ。

翻訳って難しいなあ。

ちなみにフレンチマリーゴールドも、虫除けにはなるそうです。

2006年10月15日 (日)

ナワシログミの花

Nec_0015_20今年もナワシログミの花が咲きました。

「年年歳歳花相似たり」でございます。去年の今頃この花を携帯で撮りましたが、また同じ花が咲く季節になりました。月並みですが月日のたつのは早いものです。

「歳歳年年人同じならず」という句が続くわけですが、確かに。去年のわたくしとはもう全然違います。特に今年は劇的な変化がありました。

去年の今頃、まだ鶏は地鶏くんご一家の五羽で、ヤギさんにいたっては、めーさん一頭(お腹の中にちびがいた)のみ。動物増えたなあ・・・・・。わが椿屋敷農園も、また去年とは全然違います。どんなにのろい歩みでも、着実にこのまま前に進んでいきたいものです。