椿屋敷のお客様

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2008年1月 1日 (火)

寝正月

Nec_0021 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年のお正月は何でこんなに寒いのかいのう?

ラニーニャ現象の年だと酷暑・厳冬になるとか。酷暑も厳冬も嫌いじゃ。

鹿児島地方は朝からずっと、霰だの雪だのがぱらつくお天気でありました。午前中は日置市の実家に挨拶に行きましたが、恐ろしいことに雪道のぬかるみの水をはねたとたんに「プシュウウウ」と車のエンジンが止まってしまいました。これだから雪の日の運転は嫌いだ。

10分ほど待ってエンジンはかかりましたが、雪の日はできるだけ外にでるべきではありませんね。というわけで実家から帰ってきたあとは炬燵の中で寝正月。

あしたもどうやら寒いらしいです。皆様風邪などひかれませんよう。・・・・・って己が一番用心せいや。炬燵でごろごろしてるんだから。

2007年12月31日 (月)

年越し蕎麦

Nec_0022 ああ、今年も年越し蕎麦を食べる夜になってしまいました。年末年始が大荒れのお天気で参ったことです。

炬燵に一度入ったら出ることができません。暖かくて幸せ。整理中のマンガを積み上げて炬燵で寝転がりながら読んでいきます。猫達もすっかり炬燵猫と化して幸せそう。大掃除はどうした?

ま、いいか。こんな強烈な冬型の天気で寒いときにバタバタしてろくなことはあるまい。ヤギ小屋も完成して防風と防寒のシートも被せた。鶏たちも小屋の中にちゃんと入ってる。来年の仕事は来年に回して、今は「炬燵でみかんで紅白」という久々のクラシックな年越しをやろう。

では皆様よいお年越しを。

2007年12月30日 (日)

餅が届きました

Nec_0020 広島の米農家に嫁に行った妹から餅が届きました。

きめが細かくてたいへんおいしい餅です。この間作った柚子ママレードを醤油で溶いてつけて食べると最高です!!

よく昔話で「正月の餅が買えるか買えないか」が、テーマになってますが、そうだろうそうだろう。考えてみればたいへんな贅沢品です。もち米ってのがすでに贅沢だし、これを甑で蒸して、臼でついて、丸める。手間もかかるし人手もいる。分限者どんでなければ口に入れることはできなかったでしょう。

とかんなんとか他人事のようにいっていたら、どんどんどんどん原油が上がってインフレが進んでいます。ひょっとしたら「正月の餅がとんでもない贅沢品」の時代が、また来るんじゃないでしょうか?

なんといっても食べるものは絶対に要るんです。ブランド物も株券も車も煮ようが焼こうが食えない。

自分の手で食べるものを作る手段を確保する。わたくしは飢えるのが一番怖いので、そのための準備に来年もおさおさ怠りなく励む所存なのでございますよ。

ありがたいことに、そのための畑があるのだから。

2007年12月29日 (土)

門松の縄結び

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「結び方」ってのは、やってないとすぐ忘れます。門松の藁縄の結び方なんか、前の年に結んでから一年、こうやって写真に撮っておかないと確実に忘れます。

父は30年植木屋をやっていた人なので、今の時期商売で門松を作っていました。そういうプロの技が身近にあるのだから、身につけておかねば、です。

2007年12月22日 (土)

柚子湯の日

Nec_0008 とか何とかいってるうちに、今日は冬至、柚子湯の日なんでございます

あいちゃ~~!かぼちゃを忘れた!

まあ、しかたない。柚子だけでも風呂の中に放り込もう。

ポチャン。

今年の柚子は豊作で、5k近く採れました。それをせっせと1kづつママレードにしています。柚子の実と砂糖だけで作っているので、ママレードとはいえ柚子味噌にも使える優れものです。早く全部やっちゃわないとな。でも柚子の皮を刻むのが面倒なので1kづつしかできないの。

それにしても今年はこんなに採れちゃったので、よくお礼肥えをやっとかないとな。実のなる木があるってほんとありがたいなあ。

2007年12月12日 (水)

秩序を取り戻せ

Nec_0038 とにかく家の中がとっちらかっている状態です。もう~~何から手をつけていいのやらわかりません。

年末のうちにいらないものを捨てようと市役所に電話。30年ぐらいあるふるーーーいスチールデスクと、昨日壊れてしまった電子レンジを引き取ってもらう段取りにしました。とにかく捨てる。そして整理。猫がびりびりに破いた襖と障子も張り替えようと紙を買ってきましたが、年内には無理。まあ、ぼちぼちやるさ。

片付ける場所、やらなくちゃならないこと、ノートに書き出して整理しよう。まずそれから。優先順位をつけて、一つ一つ。落ち着いて片付けるんだ。必ずいつか終わる。年内じゃなくても(ぐすん)。

2007年12月 9日 (日)

手土産

Nec_0037 いいもんだなあ・・・・・・。

夕べは鹿児島のブログ仲間の忘年会で、酒が飲めないわたくしはそれはそれは食べまくったのでした。寄せ鍋だったのですが自分とこの鍋だけでなく、隣の鍋も半分ぐらいは食べました。まったくもって我ながら尽きることのない食欲よ!

主催のにょろさん、菊ちゃん、麦の花さんが一緒の鍋で、いずれ劣らぬオタクな方達ばかり。自然かなりオタはいった会話が続きましたが、筋金入りのオタ同士で鍋を囲んで話す会話の楽しいこと、楽しいこと!隣の鍋はclusterさんとtotto*さんとべにこさんで、この人たちも一筋縄じゃいかない人たちだし、こんな楽しい忘年会は久しぶりだったなあ!!

しかも結構な手土産までもらっちゃいました。麦の花さんからおいしい加世田のみかん。totto*さんからハーブ塩。菊ちゃんからりんごジャムとベルバラのアンドレ印の入浴剤。まったくなんてチョイスのナイスな手土産なんだ!

これでバタバタした今年の総括も帳尻がプラスになったというものです。ありがたきかな。ありがたきかな。

2007年12月 8日 (土)

忘年会のお誘い

Nec_0036 はっと気がつけば12月、もう今年も終わりが近いのです。なんてこったい。

おそろしくばったばったした年でした。そのとどめが親の引越し。まだ家の中はむちゃくちゃです。にもかかわらず今日などは寒いので、作業もせずに毛布に包まってマンガと本読み。まあ、こういう日もあるわな。なんとか健康で年末までたどり着けたことを感謝しよう。

と、今日はネットのお知り合いの方達と忘年会。とても楽しみ。

実生活ではまったく知り合うはずのない人たちと、こうやってネット上で知り合って実際に会って話したりするようになるんだから不思議だよな。気持ちのいい人たちばかりなのでお話も楽しいんだこれが。

おなかいっぱい食べて、おしゃべりして・・・・・・ちょっと早いけれどばたついた今年を楽しく振り返ってみようかな。

2007年11月22日 (木)

竹どきに竹を切る

Nec_0033 マンガ好きにとってマンガの整理は実に危険極まりない作業で、ミイラ取りがミイラといいましょうや「あ、これこれこれもおもしろかった」などと手に取ったマンガを片っ端から読んでしまい、結果作業が滞るどころか読んでしまったマンガを積み重ねて、かえって広げてしまうなどという惨状になること多々あります。

しかし、マンガを読むだけで一日を終えることはできません。はっと気がつけばもう11月も下旬。容赦なく時は過ぎていきます。

10月~11月は「竹どき」といい、竹を切っておくのに一番いい季節です。竹は筍が出てくる季節に切ってしまうと竹そのものが弱くてすぐ虫が入ってしまいます。せっかく垣根や添え竹を作ってもすぐ腐ってしまうので、今切っておいて影に保存しておき使うのがベスト。

日置市の実家の近くの畑に真竹の藪があるので、そこに切り出しに行きました。真竹は丈夫でまっすぐで肉質が硬くて使い勝手のよい竹です。切り出すそばから竹の青臭い匂いがぷーーーんと漂います。

イチジクやアンズ、西洋梨なんかの苗を植えるのでその添え竹にまず使う予定です。

2007年11月 6日 (火)

柿とり棒

1106 うちの敷地の一番奥には、亡くなった祖父が植えた30年物の富有柿と渋柿の木があります。長いこと藪にしていたのでしばらく実がならなかったのですが、去年から下にヤギを放すようになってから、藪はなくなるわヤギ糞で地面が肥えるわでまた実がなり始めたのです。

まったくもってありがたいことです。

今日は富有柿の最後の実をとりました。高いところの柿の実は長い青竹の先を二つに割って楔を入れた柿とり棒を作って枝をはさんで折り取ります。竹林があればタダでできます。それでいて高枝切りバサミより、こと柿とりに関しては効率がいいのです。昔の人はうまいこと考えるよな~。

今年の柿もおいしかったです。来年もよく成りますように。