椿屋敷のお客様

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2005年7月

2005年7月31日 (日)

ピザ・マルガリータ

Nec_0105 大雨で外に出ることができないので、パン生地からピザを作った。トマトが山ほどあるし、バジルの葉もあるし、あとニンニクとベーコン少々、チーズで、ピザ・マルガリータ。オーブンから出したてでジュウジュウいってるところを食す。うまし。

初すいか

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マイモストファイバリットフルーツ・すいかの初物である。いまかいまかと待ち構えておりました。やれうれしや。早速お仏壇に供え、午後から冷蔵庫に冷やして食さねば。

モモ、雷様におびえる2

Nec_0106 Nec_0104 モモはほんとうに雷様が嫌いだ。昨日からの大雨で、雷がひっきりなしにゴロゴロいうため、モモのおびえ方は大変なものである。とにかく家の中へ中へ入ろうとする。穴があったら穴に入るであろう。今も鳴り出したので、わたしの部屋に入ってきた。写真のモモの眉間のしわに注意。昨日からずっとこの顔である。

2005年7月29日 (金)

MOONLIGHT MILE

Nec_0103 スペースシャトル・ディスカバリーで大騒ぎ。NSAは「安全だ」と言い張ったすぐ後に「でもやっぱ危険だから、しばらくスペースシャトル中止」と言うことくるくる変わる、変わる。大丈夫かいな?わたしはアポロの月着陸映像も「ハリウッド特注じゃねえのか?キューブリックやスピルバーグのほうがずっと派手な映像じゃけどな。」と思っているような人間なので、「ふーん・・・」と言うのが基本姿勢である。が、このマンガを読んでから少し違うかな。「MOONLIGHT MILE」(太田垣康男著・小学館)。感動したなあ。今の近未来宇宙開発SFマンガじゃ、ピカイチだ。主人公の吾郎は冒険家の故植村直己氏を彷彿とさせるような、タフなブ男(失礼)なんだけど。これが、もてるもてる。港ミナトに女あり、宇宙港ごとに女あり。しかし彼のどんな状況下に置いても、タフで冷静で、生き残るための策をとる(しかも人を殺さない)精神力の強さをすごくうまい演出と、視野の広い大人な視点で見せてくれるので、「こりゃあ女も惚れるわなあ。」と思わせる。本命の恋人理代子は、日本の宇宙開発を支えるキャリアウーマンだが、最新10巻では、その理代子の妊娠が(もちろん吾郎の子)なんと月の国際サミット中に発覚。(この国際サミットは次世代エネルギーの月のヘリウム3の配分を巡る重要な会議で、理代子は日本代表)初の月ベビーとなるはずなのに、月を支配するアメリカ宇宙軍と吾郎の元親友のロストマンには、邪魔な存在。世論にばれる前に隠密裏に「処理」しようと企む。月面上の隅々まで張り巡らされた、アメリカ宇宙軍の監視システム。理代子とベビーは無事逃げきれるのか?

作者はものすごくストーリー展開と伏線の張り方のうまい人で、この顛末にもあっと驚く痛快な決着がつくんだけど。(11巻に載る筈)。簡単に人を殺さないし、「この状況下でどうして希望を語れるの?」というような過酷な状況でも、あきらめず、胸のすくような解決策を持ってくる。傑作である。

朝鮮唐辛子

Nec_0101朝鮮で栽培すると辛くなく、日本で栽培するととんでもなく辛くなるらしい。土壌の関係だそうだ。確かにとんでもなく辛い。朝鮮でどうなのかは書物を信じるのみである。(といってもその書物とは「美味しんぼ」であるよ)。この写真を夕飯前に撮りながら「そうじゃ、確かニンニクがあった。あれとこれでぺペロンチーニができる!」と、唐突に思いついた。早速エキストラバージンオリーブオイルと、バジル少々、ニンニク、ベーコン、唐辛子でぺペロンチーニ。辛~!しかしうま~!

青紫蘇

Nec_0102 勝手に生えてくる話ばかりで恐縮だが、これも勝手に生えてくるのである。芽の段階で「こりゃあ、紫蘇だな。」と判断したら残しておく。それで、夏の薬味に十分過ぎるほど間に合う青紫蘇が生えてくるのである。今年の夏のマイブームは、お昼の蕎麦である。で、薬味に凝る。先述のミョウガ、この青紫蘇、小葱、山椒、大根おろし・・・。蕎麦を茹でる直前に畑から採って来る。香り鮮烈。うまし。

2005年7月28日 (木)

鬼灯

Nec_0099ほおずきである。去年玄関に飾っていたのを、木の下に捨てておいたら勝手に生えてきたのである。ほおずきは実を根気よくもみほぐして、中の種を取って、「ブチュ、ブチュ」と口の中で鳴らす遊びがあるが、なかなか種が取れるまでもみほぐせない。ちょっと力を入れすぎるとすぐ実の皮が破けてしまう。

サトイモ

Nec_0098 わたしが植えたわけではない。祖父母の代から耕している畑なので、残った種芋から毎年勝手に生えてくるのである。まっこちまっこちありがたかことよ。畑を手入れしだしてから、「地だがあることのごちありがたかことはなかねえ。」と思うことしきり。葬式仏教徒の浄土真宗であるが、初物を仏壇にお供えするようになった。やっぱりねえ・・・。自分の力じゃない何かの力が大きいもん。

サトイモは小学校の横の畑がよく作っていて、学校帰りに雨が降り出したときなど、よく大きな葉っぱを失敬して傘代わりに使った。絵なんかで河童や蛙がさしているあれである。直径50cmを超える大きさもあるので、傘としての使用は不可能ではないのだが、いかんせんくぼみに雨が溜まると重みで葉っぱが裏返り、ザバアと頭に雨水がひっくり返ったりした。

カマキリ

Nec_0100 どこに出しても恥ずかしくない田舎の育ちで、しかも今も田舎に住んでいるので、馴れ親しみたくなくとも昆虫の類に親しんでしまう。カマキリも幼い頃からのおなじみさんである。クモと並ぶ益虫である。畑の害虫を食べてくれるから。それでなくともその独特の風貌が好きである。だいたい成虫のカマキリはその腹中にハリガネムシという黒い寄生虫を飼っている。子供の頃残酷にもカマキリを殺してしまったとき、腹の中から黒くて直径2mm長さ1mぐらいの線虫がニョロンニョロンと蠢きのたうちまわった。いやあーもうたまげた!「生涯二度とカマキリは殺すまい」と心に誓ったことである。大きなメスが交尾中のオスの頭を齧って食べている現場にも実際出くわしたことがある。うまそうであった。さらに後ほど読んだところによれば、交尾中にメスに頭を齧られたオスは、この世のものとも思われぬ快楽を味わっておるらしい。これぞ究極の選択よ。

2005年7月24日 (日)

土用干し

Nec_0094梅干を干している。「土用3日干し」と先達もおっしゃっておる。まことにうまく日本の気候を利用した季節行事である。今ごろは雨が降らず、かんかんでりが続く。歩いていると倒れそうな強い日差しが、梅干の味を作る。