椿屋敷のお客様

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2005年10月

2005年10月26日 (水)

めえええ、めえええ、

Nec_0008_5 慣れない所に来たせいでしょう、わたくしの姿が少しでも見えなくなると「めえええ、めえええ」と大騒ぎです。甘えてくれるのはとてもうれしいのですが、四六時中一緒にいるわけにはいきません。

Nec_0007_3 家にいる間は居間の近くの山茶花の樹につないでいましたが、夜になってきたので自分のおうちに入ってもらわなければなりません。連れて行ったら「いやだもん、まだそばにいるもん。」という様子で小屋の戸の前で動きません。「わかった。あたしも一緒に入るから。」と説得して真っ暗になるまで一緒に小屋の中にいました。落ち着いてきた様子なのでそ――っと外に出ました。しばらくまた「めえええ」といってましたが、昨夜に比べるとだいぶ早めに鳴きやみました。「小屋に独りぼっちにしてるわけではなく、何かあればすぐ駆けつけるし、朝一番にご飯(草)を持ってお掃除に行く」ことを毎日繰り返して、少しずつ信頼してもらうのです。ぐうたら返上であります。

クサギの実

Nec_0006_1 クサギの実です。

赤と黒の取り合わせが鮮烈で好きな実です。クサギそのものには薬効がなくて、クサギに寄生する虫が疳の虫に効くらしいです。寄生虫がねえ。世の中何が役に立つかわかりませんです。

寄生虫といえば「曉虫・回虫」といった昔の子供のお腹によくいた寄生虫、あれを腹に飼ったことのある人は、アレルギーになる率が低くなるそうです。まったく世の中何が役に立つかわかりません。え、わたくしですか?恥ずかしながら両方とも飼っていたことがあります。チョコレート味の虫下し飲みました。おかげでかどうかわかりませんが今のところ花粉症もアトピーもありません。しかし同条件だったはずの東京に住む妹は3年ぐらい前から花粉症を発症しているので、絶対の予防法ではないようです。

ちょっと今朝はばたばたしました。

2005年10月25日 (火)

いらっしゃいませ

Nec_0004_1とうとうヤギさんが来ました。

(おかげさまです)

Nec_0005_2 おとなしくて優しい子です。すぐ顔を覚えてくれました。

姿が見えなくなるとめーめー鳴きます。すごくかわいいです。

Nec_0002_3 しかし「かわいいかわいい」ではすみません。明日からさらに30分早起きです。

ヤクシソウの花

Nec_0035ヤクシソウの花が咲いています。

ヤクシソウは「薬師草」でいかにも霊験あらかたそうな名前ですが、由来はなんなのかわかりません。ご存知の方教えてください。黄色くてキク科の可憐な花が咲きまNec_0004す。

モモのお散歩コースで、うちの裏の竹山と杉山の間の道路があり、そこは多分日に五人ぐらいしか通らないし、ひょっとしたら車は1台も通らないかも知れない場所なのですが、どういうわけかいきなり5mぐらい道幅が拡がり、しかもご丁寧にアスファルト舗装して両端に歩道用の白線が引いてあるのです。何のためにこんなことを?どこに通じているわけでもなくその50mぐらいがループしているだけの道路。意味がねえ!謎だ。そこに咲いていました。

 

2005年10月24日 (月)

ホトトギスの花

Nec_0034 ホトトギスの花が咲きました。

鳥のホトトギスの胸毛の模様と同じ柄の花なので、ホトトギスというそうです。実はわたくし野草についてはそこそこの知識があるつもりですが、野鳥の知識はまるっきりございません。知っているのはキジとメジロぐらいです。

それも両方とも実家で飼っていたからで(当時まだメジロは禁鳥じゃなかった)、あとは雀と烏と鳩か。ホトトギスはどんな鳥かわかりません。バードウォッチングという高尚な趣味はないのです。「うちに来る鳥ぐらいは見分けがつくほうがいいかなあ?」と思うのですが、何せど近眼なもので声はすれども姿は見えず・・・。双眼鏡を買うべきか。

花のほうのホトトギスですが、これを植えた覚えはありません。はっと気が付いたら1週間前ぐらいから蕾をつけてました。去年まではなかったので祖父が植えたわけでもないと思います。やはりこれは(まさしく文字通り)どこのどなたとも存ぜぬ鳥さんのウンコから生えてきたとしか考えられません。あああ、やはり双眼鏡を買うべきか。

ハガマ

Nec_0032_1  「ローテク万歳グッズ・その6」ハガマです。

祖母が使っていたものですがこういう単純な構造のものは本当に長持ちします。

土鍋で炊いてらっしゃるべにこさんはよくご存知だと思いますが、ハガマの利点はおいしく炊けること、おこげができること、後始末が簡単なこと、あと意外ですが炊き上がる時間が短くて済むことです。これで3合炊いて20分もあれば炊き上がります。早いです。

2005年10月23日 (日)

山茶花「未染」

Nec_0024_1 山茶花の「未染(みそめ)」が咲きました。

17年前に亡くなった祖父が、せりから苗で買ってきて、門の柊木犀の横に植えたのです。すっかり大きくなって樹高は3mを越し、屋根を見下ろすほどです。こういうところが樹のいいところだなあと思います(大切にしないとバチが当たりそうだけど)。

「未染」は白地に淡桃ぼかしで、移り白、蕾は淡桃色で一重咲き、中輪で、10―11月の早咲きです。優しくてかわいくて好きな花です。葉は長楕円の中形。樹形は立性で強いです。原木は熊本市にあるそうです。肥後は椿、山茶花の名産地なのですよね。さすが風流大名細川氏のお膝元。

スイカズラの花と実

Nec_0027_1 どうしたことでしょう?今頃スイカズラの花が咲いています。同時に実も成ってます。珍しい。

本来4,5月に咲く花なのです。今年はいつまでも暑かったために花が勘違いしたのでしょうか。いい匂いがして、吸うとほんのり甘い大好きな花なのですが(地鶏くん一家もこの花が大好き)。

葉と茎を乾燥して入浴剤に使うと、腰痛と痔に効果があります。ヤギ小屋普請でかがんでセメント塗りをしていたら腰が痛くなったので、「腰痛に効き目」が目をひきました(ばばくさ)。春のツルを乾燥して置いてあるので、これをたっぷし使って朝風呂に入ろうか。それとも近くの温泉へ?いかんよ、そんなことじゃあ。そーれで身上つーぶした♪(BY小原庄助さん)      

2005年10月22日 (土)

ヤギ小屋完成間近

Nec_0028ヤギ小屋の完成が間近です。

ドアを蝶番でつけ、セメントで柱の間を固めて、横に縦に桟を差し渡して丈夫にし、中から金網を外から虫除け網をタッカーで張りました。あとは屋根をトタン板で葺いて、ドアに掛け金を取り付ければ完成です。フー―。

外で野菜や農具を洗ったりする流しもコンクリートで作ろうと思っているので、セメントの練りと鏝の使い方のマスターは必須科目です。去年家の中の砂壁を自分で塗ったので、鏝の扱いは少し楽だったのですが、やはりセメントは力が要る。腰が痛くなりました。あ、もちろんど素人がすることですから、仕上がりはまっこちテゲテゲです。それでお金取るわけじゃないもんな。自分ちだし。

来週の火曜日にはここの住人のお迎えです。どきどきするなあ。

もみじ「御殿野村」

Nec_0026もみじの「御殿野村」が紅葉をはじめました。

鹿児島市のチベットたる我が家では、今朝方はかなり寒く感じました。ほんのこの間まで暑さでヒーフー言ってたのが嘘のようです。

ずっと寒い冬のほうが苦手だったのですが、これほど夏が暑くなってくると考えも変わってきます。夏の疲れが今出てきて体調を崩したり風邪をひいたりする方が多いようです。皆様もくれぐれもお気をつけて。

「御殿野村」は本来春の新芽のほうが真っ赤になってきれいなのですが、秋にも一部紅葉します。朝日を浴びて赤が映えてました。

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