椿屋敷のお客様

« 2006年7月 | メイン | 2006年9月 »

2006年8月

2006年8月 4日 (金)

イネ科の草

Nec_0002_21 カヤツリグサ、メヒシバ、オヒシバ・・・・・・

今時分からこの手のイネ科の草が後から後から生えてきます。はああああ・・・・・(溜息)

これが、ほんとうに根が強くて、しぶとくてはびこって困るんですよ。種はばらNec_0003_22ばらと飛び散るし。

肝心な野菜は弱ってしまうし。

 菊やハギや桔梗なんかと取り合わせて秋草模様によく使われるぐらいで、そらもうなんともいえない寂しげで荒れた雰囲気がある草々なのです。これが畑に生え出すと「荒廃」の二文字が点滅しだします。やばい。

しかし、救いの神というのはいるもの。

ヤギ様方も鶏様方もイネ科の植物は大好物!もうじゃんじゃかじゃんじゃか食べていただいてます。そして片っ端からウンコに。かくして手に負えないイネ科雑草は、畑を肥やすヤギ糞・鶏糞となって秋冬、さらには来春の作物を約束する糧となるわけです。ありがたや、ありがたや、ほんとうにありがたや。

お知りあいの85歳の米農家さんが、鹿児島市郊外の田んぼを今年から作らなくなって草が生えてきました。するとさっそく市役所に苦情がきたというのです!昔はそこらじゅうが田んぼだったのですが最近になって市街地調整がなされ新しく越してきた家が田んぼの周りにできたのです。その家からの苦情だったらしいです。「年をとって田んぼができんごとなったで、今年止めたばっかりやって・・・市役所から苦情がでたで、シルバーを頼んで草刈をしてもろかたじゃ・・・。」

怖いね。即苦情か。           

ヘチマの花

Nec_0001_22 今年は諸事情で夏野菜の植付けが遅れた上に、7月の大雨、日照り、また大雨、遅れた梅雨明け、そしてヤギ様方の食害と重なり、どうにもこうにも夏野菜の成績が悪いです。

おのれの怠慢が招いたこと、誰を恨むこともできません(涙)。

しかし、梅雨が明けて夏空が続き、しかも適度に夕立など降ったりしたために、今まで遅れていた成長がここにきて一気にやってきたうようです。

特にトウガン、ヘチマ、真桑瓜、ラビットスイカなど瓜類の成長はめざましいです。一日3~40cmは茎が伸びているんじゃないでしょうか?頼もしい―――!

盆のお供えが少しでも多くできますように。神様仏様お願いいたします。

2006年8月 3日 (木)

コンクリート製排水桝

033 だいぶ穴が掘れましたので(おかげでそこらじゅう穴だらけです。夜に歩くと転びそうです)、排水桝とパイプを入れようかいと買ってきました。

これからこの排水桝の四方にパイプを突っ込む穴をダイヤモンドカッターとタガネで開けなければなりません。その上でこれがすっぽり地面に埋まる穴を掘らねば。たいへんな手間ですが、排水桝にパイプをつなぐと、万が一落ち葉とか枝とかゴミが流れても詰まることがないのです。

もっともこれだけ毎日馬鹿げて暑いと、作業ができるのは早朝と夕方の一時だけ。真昼間にンな事できるかい!うっかり熱中症で倒れでもしたら損から損ですがね。ローコストどころかたいへんなハイコストとなりますのでその辺は気をつけて工事いたします。でも、できれば台風が来たり集中豪雨が降ったりする前に何とかすっきり排水できるようにしたいんですけどね

ところで、どういうわけかブログの写真がいきなりHTMLじゃないとアップできないようになってしまって不便な事この上ナシです。容量オーバーで課金されるようになっても浮気しないでいるんだから、なんとか早く解決してください、シナプス様。頼りにしておりますですよ~。

百日紅の花

032_3

夏の花、百日紅の花が咲きました。

百日紅と書いて「さるすべり」。「なんでこう読むの~?」とぼやきたくなるような当て字でございます。

ご存知のように百日紅は、夏の長い間花が咲きつづけるし(百日かは知らん)、幹は「いかにも猿が滑りそうな」ツルツルぶりだし、その二つが合体してこうなってしまったのね。「だからってこれはないだろう」と思いますけど。

昔からこういうの日本人は好きだったんだなあ。「夜露死苦!」とか今に始まったことじゃないでしょう。

正直花はごてごてしすぎてあまり好きではありませんが、幹のツルツルぶりはなかなか趣があってよろしいです。

中国原産で、昔から宮殿に植えていたそうな。納得。いかにもあちらの庭に生えてそうな木ですわ。

2006年8月 2日 (水)

ブドウにアニマルネット

Nec_0031_19 自家製レーズンと密造酒の野望に燃えて、去年の秋の木市で買ってきたブドウ二本でしたが、なにせブドウはヤギ様方の大好物、新芽がでちゃあ食われ、油断をしてちゃあ食われ、哀れ4,5回は丸坊主にされてしまいました。

この間もちょっとした隙に、シロさん(トカラヤギ・1歳)に丸坊主にされ、「あああ、もうだめかも。枯れてしまったかも。」と思っていたら、けなげにも芽を出してくれました。

ごめんよ―――。ごめんよ―――。あたしが大雑把で考えなしだから苦労をかけるねえ。

なんとしても今度の芽は守らねばなりません。

伊敷町のニシムタで買ってきたアニマルネットで、周りを囲いました。

めんどくさがらんと、もっと早うにやってやれや。まったく。

2006年8月 1日 (火)

治りました

Nec_0030_14 にっくきムカデ野郎に、寝込みを襲われ刺された右手中指でしたが、おかげさまで今日のうちに痛みも腫れもひきました。

一安心。

一昨年も去年も猛暑でしたが、今年もどうやら猛暑です。人間にはたまらん気候ですが、ある種の植物や昆虫には住み心地のいい環境らしいです。このブログでもチャドクガやスズメバチのような毒性の強い昆虫について警報をだしてます。――――「正確なデータにして出せ」といわれると苦しいですが、ここ数年連中は今までにない大発生をしとるんじゃないでしょうか?今年ははやチャドクガにやられ、スズメバチに刺され、ムカデに刺されてしまいましたよ。節足動物あなどりがたし。

去年は集団になるとたいへん臭いらしいヤンバルトサカヤスデの大発生も大騒ぎでしたね。ううううむ。今年はどうだろうか?

ペット用蚊取り線香の欄で、日本脳炎を媒介するコダカアカイエカ、マラリヤを媒介するハマダラカが北上しているらしい事を書きましたが、なんとデング熱・デング出血熱を媒介するネッタイシマカも北上しとるそうです。ぞぞぞぞぞ~~。

デング熱は猛烈な頭痛と高熱と発疹、デング出血熱はそれに加えて全身からの出血(こええええ)で致死率がたいそう高うございます。

これらの蚊の仲間は今までなら冬の寒さに阻まれて越年できなかったのですが・・・・・。今や日本の都市の下水は冬でも温度下がらないでしょう?夏場は亜熱帯も同然の気候、大繁殖の可能性は大なワケです。早めの対策をとっといたほうがええと思うけどなあ。

許せん!

Nec_0029_17 真夜中に断りもなく婦女子の寝室に忍び込み、あまつさえ噛み付くなど言語道断の所業であります!

何かの小屋の解体作業をしていて、トゲを刺した夢を見ていました。「あいた―――!!」と飛び起きました。右手中指の付け根が熱を持ってズキズキします。と、左手の内肘あたりを何かがもぞもぞ動く気配がし、見ると、こやつが!!!しかも、そこにも激痛が!

おのれえええ!!

百本も足を持ってんじゃねえ!(いや正確には百本無いらしいんだけど。数える気はせん)

このような不埒者、手元の新明解国語辞典の背で百叩きの刑に処してやりました。

無礼者の処刑が終わっても中指はますますズキズキします。冷凍庫から保冷剤を出してタオルにくるんで手に巻きつけて寝ました。死骸は見せしめのために野ざらし。

夜明け前に目が覚めたらそのまま畳の上にあり、中指はズキズキ。「いっそ、広辞苑か大漢和で処刑してやるんだった。」とさらに怒りがこみあげました。