ブラックベリー
ものの本など読んでおりますと、どうもヨーロッパ(特に北のほう)には「ベリー文化」とでもいうべき食文化があるような気がいたします。
つまり、若い男女が籠もって連れもって森にブラックベリーやブルーベリーやジューンベリーやカラントやなにやかやを摘みに行くと称してむにゃむにゃ・・・・・という。秋ならキノコとか木の実でございますな。
もちろんむにゃむにゃ・・・・・だけが目的でなく、ちゃんと籠一杯のベリー類も採って帰るので、ベリー類のジャムとかプリザーブとか保存食品も発達しているし、パイとかタルトとかも地方地方で千変万化のレシピがあるという。
甘党でジャム、パイ、タルト大好きなので、その手の記述が出てくるたびに、垂れる垂れるよだれが垂れる。赤頭巾ちゃんだっておばあさんのところにその手のベリーのパイと葡萄酒を持って行く途中で森で遊び、狼に遭ったんじゃなかったっけ?(ああ、なんて暗示的な話)
「そんなうまさげなベリーが生えているヨーロッパの森ってどんなところ?」想像力をかきたてられておりましたが、最近になっていろいろなベリー類を食す機会があり思いました。
「ここらに五月になるとなっている草イチゴとあんまり変わらんのじゃないか?」
場合によっちゃ草イチゴのほうがもぎたて新鮮を食べることができるのでおいしく感じたりします。うう~ん。やっぱりこういうのも缶詰とか冷凍じゃなくてもぎたてじゃないといかんかな?
というわけで、秋の木市のバーゲンでブラックベリーとジューンベリーを買ってきました。
たぶんむこうの森じゃ、草イチゴ並みにわんさか藪になっている野草のはず。栽培は簡単なはずだ。ハーブなんかも結構簡単だもんな。植えてみよう。夢はふんだんにベリーを使ったジャムとタルト。
わたくしヨーロッパに行ったことはございませんので、ここらあたりまったくの推測で申し上げておるのでありますが。
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