椿屋敷のお客様

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2007年8月

2007年8月10日 (金)

竹枕

Nec_0059 ひところのように35℃とはいかないまでも、日々の気温は30℃を超えています。

暑いよう~~。だるいよう~~。

木に囲まれてすだれをさしまわして網戸にした家の中、竹枕で昼寝をするのは至福の瞬間です。グウタラするのは大好きだ!グウタラ万歳!!

クーラーをかけないから普通の枕だと汗ばんだ頭が張り付くような気がしてだめなの。なので昼寝にはもっぱら割り竹で編んだ枕を愛用。頭の下を風が通って心地良いことこの上なし。うっかりすると竹枕は高さが高すぎたりするんだけれど、写真の枕は高さもぴったり。

暑い午後には、布団も敷かず畳の上にごろりとなって使い慣れた竹枕を引き寄せる。最高。

2007年8月 9日 (木)

うらやましい

Nec_0054 電気柵をさらに200m延長し、結局300mの長さで畑を囲いました。それはそれは広いです。

そこで五頭のヤギたちは自由自在に振舞っています。大好物のカズラを引きずりおろして食べたり、木の葉を食べたり、草を食べたり・・・・・。とにかく食べっぱなし。広い敷地内に「むぐむぐむぐ」と咀嚼音が響くのみ。五頭ともいままでにないほど腹が膨れています。そりゃあ、おなかいっぱいになるだろうよ。腹がくちたら涼しい木陰で寝そべってのんびりした顔して反芻。おなかが空いたらやおら起き上がってまた草食べ。

いいよなあ。

このクソ暑い日々に、風の通る涼しい木陰で食べ放題、寝放題。

ヤギになりたい。

2007年8月 8日 (水)

蜘蛛の糸

Nec_0056_2 早朝電気柵を見回っていたら、蜘蛛の糸に羽蟻が30匹ぐらい引っかかっていました。驚くべき蜘蛛の糸の強さです。

よく知られているように、蜘蛛の糸はその組成をワイヤーや繊維に応用するための研究がなされています。張力がものすごく強いのです。

そういえば芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は有名ですね。地獄から引き上げる救助具にすらなるわけで。

ギリシャ神話で機織上手のアラクネが知恵の女神アテネに喧嘩をふっかけて蜘蛛にされちゃったという話もありました。昔から蜘蛛の巣と機織は関連付けられていたんだな。やっぱな。不思議だもんな。

それにしても全長2cmぐらいの蜘蛛さん、30匹の羽蟻は大漁旗。こりゃ一生食うに困らんでしょ。うらやましいこって。

2007年8月 7日 (火)

Nec_0058 かなり早寝早起きのほうです。夏場は特に日が昇るのが早いのと、日中が暑いのとで「朝早く起きて何でも済ましちゃおう」と早起きに拍車がかかります。

今朝などは部屋の前の巨大なヤマモモの木に蜩が陣取っていて、夜もあけやらぬうちから「カナカナカナカナカナ・・・・・・・」とうるさいの何の。蜩の声は遠くで聞くと風情があって涼しげでよさげですが、近くで聞けばやはりセミ。クマゼミなんかとうるささでは五十歩百歩

でも蜩の声が増えてくると夏も半ば。はっきりと目に見えるわけではないけれどどこかに秋が忍び寄ってきてる気がします。それを思えば許したるか。

2007年8月 6日 (月)

柿の実無残

Nec_0055_3 かすめていった台風のあとに柿の木の下を見回ったら青い柿の実が無数に落ちていました

もったいないっちゃあもったいないですが、木にはまだたくさん実が残っているし、いわば自然の力で間引きしてもらったようなものありがたいことです。

落ちた実で柿渋ができるんだろうけれど、できた柿渋の使い道が無いのでそのままにしてあります。提灯とか和傘の和紙に塗ったらいいんだろうけれど・・・・・。

2007年8月 5日 (日)

キャラメルパウンドケーキ

Nec_0057 焦がした砂糖ってなんであんなにおいしいのでしょう。気がつけばレシピ帳はキャラメル味だらけになっています。

というわけでキャラメルパウンドケーキを作りました。

材料(16.5×7×7パウンド型)

薄力粉・・・・・120g

ベーキングパウダー・・・・・小匙1

無塩バター・・・・・100g

卵黄・・・・・2個分

キャラメルクリーム用

グラニュー糖・・・・・60g

生クリーム・・・・・50cc

くるみ・・・・・50g

メレンゲ用

卵白・・・・・2個分

グラニュー糖・・・・・20g

  1. 生クリームを耐熱容器に入れレンジで40秒加熱。鍋にキャラメル用グラニュー糖を入れ平らにならしてから弱めの中火にかける。溶けてきたら鍋をゆすりながら4分加熱。煙が軽く上がり濃い狐色になったら日をとめる。生クリームを加えて木べらですばやく混ぜる。
  2. クルミを天板に広げて160~170℃で7、8分ロースト。冷めたら粗刻み。
  3. バターをハンドミキサーでクリーム状に攪拌。白っぽくふわっとなったらキャラメルを混ぜる。混ざったら卵黄を混ぜる
  4. メレンゲを泡立てる。砂糖を少量づつ加えながらボールを逆さにしても落ちないぐらい硬く泡立てる。
  5. 3のボールに1/3量を加えゴムべらでさっくり混ぜる。残りを混ぜる。
  6. 薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるいいれる。ゴムべらでさっくり混ぜ合わせる。クルミを混ぜる。
  7. 型に流しいれて平らにならす。クルミが沈まないように軽くゴムべらで混ぜる。
  8. 160℃~170℃のオーブンで50分から60分焼く。

これ、なかなか素朴で飽きの来ないおいしさなのです。ついつい食べ過ぎてしまいます。

2007年8月 4日 (土)

ブルーベリーの実

Nec_0044 というわけで、「待てば海路の日和あり」とはよくいうたもの。あるいは「果報は寝て待て」「棚からボタモチ」ですか。今年は「お菓子に入れることができるぐらい」のブルーベリーがなりました。年に二回ぐらい尿素で酸性に調整した堆肥をやって(ブルーベリーは酸性土壌が大好き)、タマーーーーに草取りをするぐらいなのですが。ありがたいことです。

¥280で3年前に買った苗が大きくなりました。ブルーベリーは自家受粉をあまりしないので、違う品種を2種類以上並べて植えると実つきが良くなります。今植えているのは3種類3本。また安い苗をみかけたら買ってきて植えておこう。来年は念願の「「ブルーベリーのジャムやプリザーブ」ができるぐらいの量が採れるものと皮算用しております。

2007年8月 3日 (金)

カブトムシの雄

Nec_0046 台風が鹿児島地方をなにごともなくスルーしてくれたので、よかったよかった。大雨も大風も後始末が大変なので来てほしくないです。

それでも昨日はかなりの雨が降りました。写真を撮ることができなかったので前日の猛暑日にヤギたちと一緒に木陰で休んでいたら麦藁帽子に飛んできた、大きなカブトムシの雄のショットをお送りいたします。

ひところはデパートでそれなりのお値段がついたと噂のカブトムシ、クワガタムシですが今はどうなのでしょうか?ヘラクレスオオクワガタなんかの外来種もじゃんじゃん輸入して販売していたようですが、環境への影響は大丈夫なのかな?

2007年8月 2日 (木)

木食

Nec_0047 羊が徹底して草食なのに比べて、ヤギはどちらかと言えば木の葉や皮や蔓を好んで食べます。

これも「山羊」たるゆえんでしょうか。電気柵をさらに200m延長して木が混じっているうちの敷地に放牧しているのですが、やはりなにより木の葉。そしてアケビやツヅラフジなんかの蔓を最優先に食べます。それはそれはおいしそうです。

そして木の皮。人間がナイフを使ってもなかなか剥くのが難しい立ち木の皮がきれいに剥けています。見ていると写真のように端から歯でこそげとっていきます。それはそれはうまいもんです。均一に一番外側の形成層だけを剥いで実においしそうに食べます。

「粗食に耐える」がヤギのキャッチフレーズですが、こんなものまで食べるならそれは粗食に耐えることができるでしょう。強いものだなあ。

2007年8月 1日 (水)

モモのカンフル剤

Nec_0052 どうしたことでありましょう、鹿児島は9日連続の猛暑日。最高気温が35度を超えています。悪くすると体温より暑いぞ。

この暑さは人間にもこたえますが、犬の身であるモモ(紀州犬雑種・女の子・7歳)にはもっとこたえる様子です。なんせ毛むくじゃらだし。体高は低いし。汗かかないし。たいへんだよ~~。

そんなモモのお楽しみというかカンフル剤代わりなのが、どこからともなく見つけてきた産みたての鶏の卵。人間のわたくしには見つけられない卵をどこからともなく見つけてきて、上手に殻の真ん中に穴を開けて「ちゅちゅちゅちゅ」と中身をすあぶって(吸い上げて)ます。夢中で吸ってます。そらおいしいだろうよ。

モモが番をしてくれている鶏たちだし、まあ元気でいてくれないと困るしな。栄養つけてください。人どころではないぞ。自分も気をつけねば。

鹿児島の皆さん、どうぞ熱中症にはお気をつけてお過ごしください。