椿屋敷のお客様

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2009年3月

2009年3月 7日 (土)

ナルキッソス

Dvc00059 泉に映った自分の姿のあまりの美しさに見惚れ、飢え死にしてしまった少年の化身である、という伝説を持つ花、なんだよなあ。水仙。

どうかと思うよ、ギリシア神話。このナルキッソスの逸話もどうかと思うけど、アポロンに愛されてたけど投げられた円盤投げの円盤に当たって死んだ少年の血から生えてきたというヒアシンス(だったよなあ。うろ覚え)とかさ。どうかしてるよ。

暖かかったのかなあギリシア。男も少年もみ~んな裸。当たり前のように美少年はホモだし。それを言うなら江戸時代までの日本もそうか。当たり前のように衆道。多神教と衆道って関係あるのかも。

そういうどうかしてるようないい加減さって好きだなあ。水仙は美しいし。日本水仙だけど。

2009年3月 6日 (金)

焼餅焼けた

Dvc00063 餅がこんがらりと焼けました。

炭で焼くとたまらんおいしいのです。部屋中にもち米の焼ける匂いが漂います。

炭火を焚くと部屋の臭いが消えます。メロン(白黒猫・約一歳・ ♂)のスプレイ後の臭いも、炭火一回ですっきり!

消臭効果があるんじゃなかろうか。

2009年3月 5日 (木)

雨夜の運転

Dvc00061 運転がへたくそな上に目が悪いので、夜の運転が苦手です。雨の夜はなおさらのこと。

なので「夜はできうる限り出かけない」生活を貫いているここ数年なのですが、どうしてもでかけなければならない雨の夜ってのもあります。たとえば今夜のような。

いやああ、まいった。怖かった。鹿児島市のチベットたるうちから鹿児島空港のある溝辺まで、県道40号線を往復したんだけれど、この道ほとんどすべてが山道の上に明かりがあまりないんだわ。すごく長い急坂はあるしさ。夜でもトラックが通るしさ。

あたしがのろのろ走ってるのが悪いんだけれど、でもさ、こんな雨の日になんでああまで無造作に車間距離を詰めてくる輩が多いの?びっくりするわ。雨降ってるんだよ。路面がすごくスリップしやすくなってるんだよ。んでもってあたしゃ、登坂車線や路側帯があるところに来たら必ず譲ってるじゃん。なんでそこまで待てないのさ。

あんたら「スリップ」とか「追突」とか想像しないの?「自分の車と運転技術だけは大丈夫」とでも思ってるの?すごいねーーーー。

まあ、なんとか無事にうちまでたどり着きこれを書いているわけですが・・・・・・・どっぷり疲れました。もう暖かいミルク飲んで暖かい風呂に入って寝ます。

2009年3月 4日 (水)

ハラける雌鳥

Dvc00060 「くけええええッーーーーーーーー!!」

奇怪な大声を上げて雌鳥が威嚇してきます。まったくもう、卵を抱き始めた雌鳥って、どうしてこう人(鶏)が変わったように気が強くなるんでしょうか?目をらんらんと光らせ、頭と首周りの毛を逆立て、ほほを膨らませ。尾羽を打ちたて扇子のように広げてます。ハラけて(怒っている)と一目でわかります。

鹿児島では抱卵することを「ハラける」といいます。言いえて妙なり。まさしくハラケておる。

彼女はうちの第三世代で、ヤギ小屋の片隅に居候して卵を産んだ子ですが・・・・・・・・・そうですか。やっぱり抱き続けますか。あの乱暴な雄ヤギくんの部屋なのに・・・・・・・・この調子だとまったく負けてないんだろうな。天晴れなり。

後はとにかく21日間辛抱して、第4世代の誕生を待つばかり。そのときひよこ達は、このヤギ小屋でどうするんだろ?

とにかくそれが楽しみなのであります。

2009年3月 3日 (火)

ぽんぽこりん

Dvc00058 木工教室に通い始めました。その名も「ぽんぽこりん」。

「どういうネーミング・センスなんじゃ?」という名前ですが、腕は確かです。

今までも父に習いながら見よう見真似で工作してきましたが、ここらで本格的にプロの技を盗んだほうが、後々ためになると思いまして。ヤギ小屋、鶏小屋、犬小屋、運動場、鶏巣箱、家の補修、本棚・・・・・・・大工仕事はやりだせば限りなくあります。いちいち頼んでたらとてもじゃないが懐が持ちません。だからといって、今の素人細工じゃかえって損するし。

と、いろいろ考えまして、家から車で10分ぐらいの木工所で「年会費¥1000、月謝¥3000、日祝以外の9:00から17:までの空いた時間で作るものは自由」という「これ以上の好条件があろうや」という教室をやっていることを知り、入会いたしました次第。

まず作ったのはヤギ小屋の床に敷くスノコ。簡単そうに見えるでしょ?でもこれをプロが作るようにピシッと作るのは難しいんだよ~~。でもプロの技はすごく合理的でおもしろい。

とりあえずこれを8枚作る!!師匠は苦笑しておりました。それから次は鶏の巣箱。次に犬小屋。作るものはたくさんあるのじゃ。はめつける(がんばる)ぞーーーー!!

お問い合わせは

「木工広場ぽんぽこりん」

鹿児島市岡之原町4394番地

電話099-243-4312でございます。

2009年3月 2日 (月)

暁を覚えず

Dvc00057 なんでこんなに眠いのー?

寝ても寝ても寝たりないよ~~。元来ぐうたらなんだよ、あたしゃ。冬は「寒いから」寝、夏は「暑いから」寝、「肌もちのいい春になったら、きりきりがんばっていろいろこなすんだ。」な~んて思ってたのに、春は「春眠暁を覚えず」寝。

今日も予定したことをほとんどこなせなかった。でも、眠いからもう布団で寝る。

2009年3月 1日 (日)

ミツバチとアーモンド

Dvc00056  アメリカはカリホルニアでは馬鹿広い一面のアーモンドの森があって、もちろん人間がアーモンドの実を採るために植えたんだけれど、とにかく何k平方もアーモンド以外の植物が生えてないところがあるそうな。

んでもってアーモンドは写真みたいなラブリーな花を咲かせるんだけれど、この花の蜜を集めさせるためにミツバチもたくさん飼われてたそうな。アーモンドの蜜はおいしいしミツバチでアーモンドは受粉するし「一石二鳥で合理的じゃ」と人間はほくそ笑んでおったそうな。

そのアーモンドの森に異変が起きだしたのは最近のこと。

いつの間にかミツバチの群れが何万匹単位で姿を消していったのですと。

「オウマイガッ!!ミステリーじゃ!神隠しではないか!」人々は大騒ぎ。養蜂家はもちろん困るし、アーモンドは受粉しなくなって世界一の「キャリホルニア名産アーモンド」の生産にも陰りがでてきたので必死で原因を探ったのですと。

原因は。「栄養の偏りで群れごと死に絶えたから」だったのですと。

なんてこったい!!!

どこまでもどこまでもアーモンドの木しか生えてない。少なくともミツバチの飛行範囲では、となると集めてくる蜜も花粉もアーモンドのみってこと。それはミツバチにとって人間が「毎日ピザだけを食べる」とか「コーンフレークだけを食べる」とかと一緒で、生活習慣病になってしまうのですと!!

はんれまあ!!

ミツバチにとって「いい環境」とは、「人間の役に立つ立たない」は関係なく雑草も雑木も一緒くたにいろんな種類の植物が生えていて、それらの蜜と花粉を満遍なく採取できる環境、なのだそうじゃ。

何事も「それ一種類だけ、たくさんをやり過ぎ」ってのはよくない、ちゅうお話でございましたですよ。どっとはらい。