今年うちの庭は「今年初めて」のイベントが多く、個人的でささやかでみみっちい「今年初めて」ばかりだけれども、ちょっとうれしくてしょうがないんですね。
その中のひとつがこのザクロの花。なんとも言えん赤の花が咲いてます。今年初めて。
ザクロは変わった形の実だけれど、花も変わっとるわ。多くの果実の花が、いかにも「ああ、この花からあの実が・・・・・」と納得できるように、ザクロの花もいかにもザクロの花です。実と雰囲気がそっくり。とても美しいけれどなんか獲って食べそうな。
そう、ザクロは「美と豊穣と戦いの女神」イシュタルや「人食いの女神」カーリーの象徴。とくにカーリーは鬼子母神。人殺して食うくせに美しいという。とんでもない女神様。ザクロの雰囲気はそれにぴったり。
とてもとてもご自分の庭を愛してらしたご夫人から、カラーの株を分けていただきました。本の断片だったのですが。
持ち帰って、うちの庭の水場の横に植えました。
そのままえんえん4年間ほったらかし。もちろん水が不足しそうな夏場とか、スコップやバケツを洗うついでに水を流したりはしてました。
4年間、カラーは黙々と春夏に葉を伸ばしては晩秋に枯れ、を繰り返して、いつの間にか雑草と同じように見慣れた景色になっていたのですが、今日はっと気がついたら、なんと・・・・・・・・
白い花をつけているではありませんか!
たまらん!これがたまらんのです!
4年。4年の間、もくもく、黙々と、花芽を準備してたんだなあ・・・・・・・
なんだか、とてもありがたくて、胸が熱くなりましたです。
竹之内豊ってこんなにおもしろい人だったのかぁ~~~!!ちゅうか、竹之内豊をほとんど見たことがなかったちゅうの。
「冷静と情熱の間」とか「ビーチボーイズ」とか、も、ぜんぜん守備範囲にかすりもしなかったもんで。「利家とまつ」の利家の弟役のときぐらいしか知らない(まったく、現代日本に生きとるのか?あたし)。
「BOSS」じゃ大澤の同期の警察キャリアで、とことん気障で馬鹿で自己チュウ野郎を、楽しそうにやってワラかせてくれます。おもしろーーーーー。
動物の雄を飼ってて思うんだけれど、雄って本来労働に向かない性なんじゃないかと。ちゃらちゃら着飾って、ちゃらちゃら雌にちょっかいだしまくって、他の雄を出し抜くことばっかりが生きてる意味だったりする。それが一番モテる雄。
おお、まさしく「BOSS」の野立参事官(竹之内の役名)じゃん。ここまで徹底するとすばらしいぞ。
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