椿屋敷のお客様

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2009年7月

2009年7月31日 (金)

神さまのトイレ

090731 朝五時半、うちのワンコたちのお散歩タイム、いい調子で歩き始めたわたくしの下腹に突然激しいさしこみが。

わたくし便秘はしませんが下痢腹タイプ、「あわや大惨事」の直前にお宮さんのトイレに駆け込むことができました。

ありがたやありがたや。これも神さまのご利益。毎日犬の散歩のたんびに礼拝して拍手を打った甲斐があるというもの。

うちの集落のメインストリート、お宮さんの敷地内、日に三本のバスが止まるバス停のそばに忽然と公衆トイレがあるのです。まあ、こういうの普通地元民は使わんわなあ。わたくしも五年ぶり二回目の使用です。

こんな山の中なのにすごくきれいなトイレでした。すぐそこに知的障害者(この言い方嫌いだけど)施設があって、そこの方たちがまめに掃除してくださっているのです。

ありがたや、ありがたや。「立つ鳥跡を濁さず」の心を忘れず、美しく使って立ち去りましたです。はい。

2009年7月30日 (木)

サルビア・ガラニティカ

090730 今より少し前ぐらいから秋の遅くまで、日陰っぽいところでいきなり鮮烈な深い青に出くわします。匂いもするぞ強烈な。

サルビア・ガラニティカです。メドーセージとも言います。植えた覚えが無いのにねえ。強いから毎年毎年勢力範囲を広げてて、築山の影の半日陰の一角なんか、これに占領されて薮になっちょります。草刈機をかけると匂いがぷーーーんと。

まあ、切花にして飾ってもいい青なので、そういう意味じゃ重宝するけれども。日本の野には違和感ある残酷な青だよなあ・・・・・・・と思っていたらメキシコ原産。

だろうなあ。ああいう乾いた原色の世界に似合いそうだよ。・・・・・・ってメキシコ行ったことないけど。映画の「トラフィック」か「エル・マリアッチ」「デスペラード」観たぐらいだけれど。うううううん、でもあの世界にピッタンこの原色の青。

2009年7月29日 (水)

大麻

090729 鹿児島市の南部の山中で、ヤクザさんが大麻栽培をしていたらしい。

えらい本格的なハウス栽培で、カムフラージュのため農作業姿で出入りして、とうもろこしやトマトを入り口側に植えて目隠しにし、土を作り水をかけ、収穫期には隣接したプレハブ小屋に寝泊りして作業に励むという熱の入れよう。

もちろん違法行為なんだけれど、ヤクザさんがハマッタ(気合の入った)格好ではめつけて(がんばって)農作業するのを想像すると、しみじみとおかしい。

そのヤクザさんを内偵するのに、警察も山仕事の格好をして、山の作業をする振りして接近、追跡したのですと。これまたしみじみと物悲しくおかしい。

ヤクザさんと警察。目つきが悪そうなおっさんたち、この世で一番第一次産業から程遠い人たちのように思うのだけど。農作業と山仕事。やっぱりおかしいぞ!

麻は日本の歴史上とても重要な神聖なる植物。ホントは育ててみたいけれどややこしいからなあ。マリファナなんか吸う気ないけどなあ。

2009年7月28日 (火)

ジジイと小僧

090728 うちのジジイ猫ドリアン(16歳・♂)と小僧猫メロン(1歳半・♂)、仲がいいのは結構なんだけれど、このクソ暑いのに小さい段ボール箱に二匹ぎちぎちに詰まって寝るのは止めてほしいわい!

見るだけで暑苦しい!

だいたい猫って暑いの平気だよなあ。こっちは座ってるだけでガマの油のごとくタラーリタラタラ汗をかいてるってのに、平然と毛だらけの体で膝に乗ってくるし。暑さに負けて昼寝してると腹の上に乗ってくるし。暑くないんか?おまえら。

まあ、エジプトとかリビアとか、ああいう一年中アツアツの国でご先祖は暮らしていたらしいから、平気なんじゃろうのう。はた迷惑だけど。

2009年7月27日 (月)

ザクロの実

090727 うちの庭で今年はじめてザクロの実がなっています。

あれだな、花もそうだったけれど実も樹全体の風情もエキゾチック。どうにも中央アジアやインドっぽい。乾いた感じ

メソポタミアじゃ美と愛と戦いの女神イシュタルの象徴だし、インドじゃ愛と殺戮(!!)の女神カーリーの象徴。その実は人肉の味がするという。(!!!)ザクロジュースはアンチエイジングに絶大な効果があるというし、食べてみたいの、ザクロをたらふく。

今年はかないそうね。

2009年7月25日 (土)

おすわり1/2

  1. 090725 「犬のしつけ方教室」で習ったおすわりのさせ方。

1.手の中にビーフージャーキーやドッグビスケットを持つ。

  1. 2.犬の鼻先に持っていって匂いをかがせる。

3.そのまま頭の上方向に持っていく。

4.つられて犬の鼻先が上がる。

5.そのままお尻が下がりおすわりの姿勢になる。

6.すかさずビーフージャーキーを口の中に入れてやり、おいしい思いをさせる。

という手順であります。

ふむふむ。「この方法ですと1,2回で覚えますよ」ということでしたがアンズ、5,6回ぐらいで覚えました。しかし毎回おすわりをしてくれるわけではありません。今で1/2ぐらいの確率?確率低すぎ?手の中にジャーキーがあるかどうかによって態度変えてる様子だし。

2009年7月23日 (木)

猫はジジイでもきれい好き

090723  うちには16歳になるドリアンという猫がいます。アメリカンショートヘアーのハーフです。

若い頃はそりゃあきれいなシルバーグレイの縞々の毛皮でした。今はもうだいぶ白髪が増えてシルバーグレイも白茶けて、縞々も薄くなっています。こゆとこ人間のジジイと一緒です。関節が硬くなっているのか歩き方もガニマタでギクシャクします。高いところに飛び上がるのも飛び降りるのもほとんどしません。ここらもまったく人間のジジイです。

ただ、相も変わらずきれい好き。ちょっと暇があると自分の毛皮を飽きもせず舐めて整えます。昔はそりゃあ上手なハンターでしたが、もうトカゲ一匹取れないのに、毛皮だけはきちんと。

待ち伏せ猟をする猫は獲物に悟られないように毛皮の手入れをするといいます。役に立たないんじゃないの?と思いますが、そこは猫紳士としての譲れないたしなみらしいです。明治生まれの祖父が杖無しで歩けないくせに三つ揃えと山高帽で決めていたのを思い出します。そのプライドの高さも人間のジジイと変わりません。

2009年7月22日 (水)

なんてこたあない

Dvc00161 鹿児島の夏はほぼ亜熱帯気候なので、スコールのような雨が降ります。そういうときは「一天にわかに掻き曇り」もくもく黒い入道雲の底に入って、昼間でもヘッドライトが必要なほど真っ暗になります。大粒の雨が落ちてきて雷が鳴り出すと「この世の終わりか?」というほど物々しい事態に。

残念ながら今日の部分日食は、悪天候のせいもあって「厚い雲の底だから暗いのか太陽が欠けているせいで暗いのか」判別がつかない状態でした。少なくともうち近辺では。

犬が遠吠えをすることも無く、鶏やヤギたちが怯え騒ぐことも無く、虫の音すら止むことが無く、なんてこたあない。

なあんだ。ものすごい豪雨の直前のほうが、犬もヤギも鶏も大騒ぎだよな。それとも皆既日食だったら違ったのかな?

2009年7月21日 (火)

晴れるといいなあ

Dvc00160 明日は待ちに待った日食の日。なのに予報は雷雨。それどころか「突風と竜巻に注意」ですと。あやややや。晴れるといいなあ

「ベルセルク」の「蝕」ほどの「ドロドロドラマティック」を期待しているわけではありませんが、ワンコが遠吠えしたり、鶏たちが小屋に逃げ入ったり、ヤギが怯えて鳴いたりとか、それぐらいの騒動はあると思うんだよね。

見たいよう。

2009年7月20日 (月)

暑くても熱いもの

Dvc00159 冬はもちろんのこと夏でも「フハフハ」言いながら熱いものを食べるのが好きです。夏でもかけそばが基本。

「そのほうが健康にもいい」と健康法でも言われますが、さて、なぜなのか素人なりに考えてみました。

なんといっても消化酵素が働くのが36℃前後でしょ。ポイントはここだよな。そのために人間の体温は36℃~37℃ぐらいなんだから。

もちろん消化器官の内部もそのぐらいの温度を保ってるはず。すみやかに消化して出してくほうが消化器官に負担がかからんもんな。ここんとこにアイスクリームが入ってきたとしよう。当然氷点下だわな。消化器官の内部とは40℃ぐらいの温度差があるわな。

この温度差をチャラにするためにアイスクリームを自分の体温を使って溶かさにゃならんわけよ。これがすごい負担なんじゃないかな。かなりの熱量を食うはずだよ。その分のエネルギーをまた体の中で作って工面してこにゃならんのよ。

冷たい水や氷を飲みすぎると、おなかの中がいつまでもたぷたぷして消化が悪くなる気がするのです。これはさ、自分の体が入ってきた冷たい咀嚼物をなんとかして温度を上げようとして手間取ってるってことじゃないかなあ?いや、素人考えなんだけどさ。

なんにせよ、夏でも基本は熱いもの。飲み物は熱いお茶。それか昆布茶。