椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2005年12月10日 (土)

ハクサイ

Nec_0026_4 ハクサイです。

大根が冬野菜のキングなら、ハクサイはクィーンでしょう。おいしいですよね~♪甘くてしゃくしゃくして緑の香りがして。鍋にお味噌汁に炒め物にお漬物にシチューに、和洋中何にでも使えて便利。

今年は朝鮮唐辛子が豊作だったので、もう少し大きくなったらキムチを考えています。それでなくても外葉を何枚か摘んでは一塩して浅漬けにしてパリパリパリパリ。青虫の如し。

青虫といえばまったくの無農薬で育てているので、ときどき肥え太った青虫がころんと出てきます。地鶏くんご一家の元へ直行です。鶏さんというのは雑食だけれど実はお肉が大好き。青虫を見かけるとも~~~大騒ぎ!一羽が嘴にくわえると「ケーッケケケ」などと叫びながら全員で追いかけます。本人(鶏)たちは必死なんだけれどすごくおかしい。

鶏といえばお知りあいの所の烏黒鶏が全部イタチにやられたそうです。それもお二方からそういうお話を聞きました。ああ―――!モモ!!ありがとう!夜中に暗闇に「ワンワン」吠えているけれど、きっと人間にはわからん何かが近寄ったりしてきてるのね。今夜もちゃんと番をしててね。

春菊

Nec_0025_5 春菊です。

なんだかあっという間に鍋の季節になってしまい、暖冬のはずがこの寒さ。12月なのに1月の気温。たまらんです~~~。

しかし、こんなこともあろうかと思い、鍋用野菜、鍋用薬味の栽培におさおさ怠りありません。春菊はその鍋に欠かせないお野菜であります。

一癖ある味ですが、これが鍋の中でダシを吸ってくたくたになったアツアツを食べるとたまらん冬の味ですよね。さっと湯がいて細かく刻んで白和えに入れるも良し、てんぷらも良し、野菜かき揚に混ぜるも良し、今からがおいしい野菜です。「菊」の名前どおりキク科でして、春になると黄色いキクの花が咲くのです。花も結構綺麗です。

内田春菊さんというマンガ家さんがいますが、すごいマンガ家さんだと思います。

2005年12月 9日 (金)

バジルとくるみのソース

Nec_0024_5 というわけで、バジルとくるみのソースです。

自分で言うのもなんですが、乾燥バジルと生のバジル葉を使ったソースとじゃ、もう全然違うと思うんですよ。ありがたいことにtotto*さんのお墨付きをいただいたし、ななさんもご自分とこのバジルをソースにしてらして味の違いを実感されてたです。

とにかくパスタに合います。トマト、鶏肉、オリーブオイル、イタリアンな料理には最高!!

毎年一袋ずつバジルを蒔いて、できた分をソースにするのですが、自宅で食べるには多すぎるので身内やお友達におわけしています。今年は奮発して「現金問屋あけぼの」で買ったくるみ一袋を砕いて混ぜました。おいしいです。

ニラ

Nec_0023_2ニラでございます。

南西の片隅の半日陰にニラとかミツバとか匂いものの畝があります。ときどき忘れ去られて草薮になってたりするのですが、 「そろそろニラ餃子が食べたいなあ」とか「ニラレバ食べて元気つけよう!」とか「風邪だからニラと卵雑炊を・・・ゴホッゴホッ」とか思い出したときに採りにいき、「ああっ、いかんいかん。」と手入れするという繰り返しでございます。そのわりにはニラもミツバも毎年けなげに大きくなってくれてるなあ。

今年も、あたたかキムチ鍋にニラをいれたりしてぬくもりたい季節になってまいりました。またはっと思い出し、今草取りをしたところでした。けなげに肥え太っていたので一安心。ちゃんと肥料もあげるからね。

2005年12月 8日 (木)

totto*さんの柚子シフォンケーキ

Nec_0021_7 お客様のtotto*さんが、うちの柚子を使ったシフォンケーキを届けてくださいました。

Nec_0022_3 も――信じられないぐらいふふわふわ柔らかくて、ほんのり甘くて(上品な甘さなんだわこれが)、柚子の香りがしてむちゃくちゃおいしかったですよ♪

うちの柚子をこんなにおいしくしてくださって、ほんとうにありがとうtotto*さん!!!

近々totto*さんのブログでレシピを発表してくださるそうです。ケーキ手作り派はGO!ですぞ。

2005年12月 5日 (月)

仮親募集中

Nec_0006_3 おかげさまで、わが地鶏くんの4羽の奥様方は毎日4個の卵を律儀にお産みあそばしてくださいます。

これがねえ、美味しいんですよ!!

黄身も白身も信じられないぐらい濃く、かき混ぜてもしばらく混ざらないぐらいです。味にもコクがあってクリ-ミー。変なものは全く食べさせてないし、地面の上で育てているから新鮮な草やミミズや地虫なんかのたんぱく質も摂ってるし、菜っ葉類の間引いたのを食べさせて、貝殻の砕いたのも食べさせて、しかもオール有精卵ときた。これでおいしくなかったら嘘ですわ。

というところで、やはり欲がでてきましてもう少し量産を考えているのですが、これが難しい・・・。うちの奥様方は孵卵器育ちなので、なかなか「卵を抱く」という行為に考えが及ばないのです。やはり鶏さんも「卵のときから鶏の親がちゃんと抱いて孵して育てたコ」が卵を抱きやすいのですって。うわあああ、何か考えさせられるお話ですね。

だからといって手がないわけでなく、一番手っ取り早いのは卵を抱きやすい(繁殖力のある)チャボさんに仮親になってもらって、雛を孵すという手です。一度抱いてもらって孵った雛は、すぐ「卵を抱く」という行為をするそうです。もちろんチャボさんの卵も小ぶりだけどおいしいので、今チャボのつがいを大募集中なのです。多分どこかで飼っているはずなので、ありとあらゆるコネクションにあたっています。

2005年11月17日 (木)

手前味噌レシピ

029 うちの味噌のレシピです。

  • 麦20kg
  • 大豆5kg
  • 塩4.4kg
  • 麹4袋
  • 焼酎またはホワイトリカー1升
  • 昆布
  • 麦の焚き加減を見るためのカライモ

味噌の作り方に関しては「食・レシピ」中の「味噌作り・123」をご参照ください。

あくまでうちの味噌のレシピですけれど・・・。

「こんなに大量にいらないわ。」というときは麦を少なくして他のものをそれに比例した量にしても大丈夫だと思います。「Oレンジページ」とかで味噌作りの季節になると「カメで仕込む方法」とか「袋で仕込む方法」とか載ってます。問題なのは「いかに麹菌を均質に(麦全体が真っ白になるように)育成させるか。」なので、一番気をつけることは麹菌を混ぜ込むときの温度(38℃)と室温の一定です。パンのイースト発酵と同様なので、パンを自分で焼く人はその応用だと思えば大丈夫ではないでしょうか?とりあえず少量からレッツ・トライです。

2005年11月15日 (火)

新味噌

Nec_0041_4「そろそろ今年の味噌を食べてみようかい」と思い、樽から取り上げて今朝のお味噌汁に入れてみました。

例年よりちょっと遅れて作ったので、「どうかなあ、味」と心配でした。

どきどきどきどき・・・・・

・・・・・おお!うまっ――――!!

よかった―――、ばりうまでした。

ありがとう麹の神様。

2005年11月 3日 (木)

間引き菜

Nec_0037 大根、ハクサイ、ほうれん草、小松菜なんかの菜っ葉類を作ってらっしゃる方はよくご存知でしょうが、種を多めに蒔いて大きくなるにしたがって間引いていく育て方をします。まさしく今その手の冬野菜の間引きシーズンで、毎日じゃんじゃん間引きしています。写真は大根の若葉です。

そして、これも作ってらっしゃる方ならおわかりでしょうが、採れたての間引き菜っちゅうのはまこっっっとにうまい!のです。なんせまだ若いから柔らかい。それぞれの野菜の匂いと味がプンプンする。お味噌汁の最後にパッと散らしたり、白和えにしたり、胡麻和えにしたり、浅漬けにしたり、とにかく単純な「これぞ日本の惣菜」という料理に使うと凄まじい威力を発揮します。よくスーパーで袋詰にした「間引き菜」が売ってますが、ちが―うちが―う。とにかくベランダでもコンテナでも鉢でもいいですから、小松菜か何か作って自家製の間引き菜を召し上がってみることをお薦めいたします。

2005年11月 1日 (火)

味噌作り・3

Nec_0030_1 うううん、今年は昨日あたりの朝が寒かったせいか、麹の様子がいまいち。一定の温度じゃないとまずいんだよなあ。ああ、断熱材入りの味噌蔵も欲しいです。

しかし、これ以上放っておくと黒くなってしまうので、もう練りにかかってます。麹の生えた麦をバラの上でつぶして練り、塩とあらかじめペースト状にした大豆を加えます。だいたい味噌状になったら防腐剤代わりの焼酎を加えます。今夜中に練らないと発酵が進みすぎるので、大急ぎ。Nec_0029_4Nec_0031_2 Nec_0032_2

おにぎりが握れるぐらいよく練れたら、空気が入らないようにたるに詰めます。味が出るように昆布を中に入れてます。

詰め終わったら表面を平らに均してカビ止めに塩と焼酎を振ります。きっちりビニール袋から空気を抜きながら封をして、1週間後から食べられます。