椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2006年1月21日 (土)

かぼちゃのマーブルパウンド

Nec_0010_6 夕方にやっと冷たい雨が止みました。鬱陶しかったなあ~もう。久々の晴れ間が本当にうれしかった。

雨払いにケーキでも焼くか、とかぼちゃのマーブルパウンドケーキを焼きました。よしながふみさんのマンガ「フラワー・オブ・ライフ」にでてくるケーキです。簡単ですがおいしいんですよ、これ。

  • かぼちゃ150g
  • 砂糖20g
  • バター20g

かぼちゃを蒸すなりレンジにかけるなりして柔らかくしといてつぶし、バターと砂糖を混ぜておく。

  • 小麦粉100g
  • 砂糖100g
  • バター100g
  • ベーキングパウダーこさじ1/2
  • 全卵2個
  • 牛乳20cc

バターを柔らかくしておいて泡だて器で砂糖とすり混ぜる。ときほぐした卵を少しづつ加え、牛乳も加えて混ぜる。

最後にそこにベーキングパウダーをプラスした小麦粉を3~4回に分けてゴムベラでさっくり混ぜる。お好みでシナモンを加えても良し。めんどくさいときはこの作業をフードプロセッサーでやっちゃいます。

6cmx7cmx25cmぐらいのパウンド型にこの生地を流しいれ、さっきのかぼちゃペーストを入れてマーブル模様になるように適当に混ぜる。

170度のオーブンで45分から55分焼く。

以上です。

よしながふみさんのマンガ、傑作「西洋骨董洋菓子店」(全4巻・新書館)といい、大好き。ときどきレシピも載っています。おいしい。

2006年1月 9日 (月)

ハクサイの漬物

Nec_0025_7 今年はハクサイがバカうま!!

ハクサイは霜や雪に当たって初めて糖度が増す野菜。今度の冬のように、年が明けぬ前から次から次へと大寒波がきまくり、雪が降りまくり、霜柱立ちまくると、信じられんぐらい甘い。

ただ一塩して漬けて唐辛子を刻んで入れただけの漬物がやたらおいしいので、止められない止まらない状態。さすがにヤギはよく知っていて、めーさん(ヤギ・ザーネン種・女の子・11ヶ月)が当然の顔をしてとことこ畑に入り込み、ハクサイ・大根・キャベツなんかの葉っぱを口一杯にほうばっております。そして押しても引っ張ってもてこでも動かん。まったく油断がならん。甘くても成長は遅いというのに。

Nec_0026_6 寒波でハクサイの甘みは増しましたが、柑橘類は雪焼けで大打撃。特にポンカンはあかんようです。いつもの年より酸っぱく早く腐ってしまいます。あちらを立てればこちらが立たず?ちょっとちがいますかな。

2006年1月 3日 (火)

自家製ポテチ

Nec_0006_5 まったく正月三賀日から何を作っとるんじゃ!ですが、ポテトチップスです。

いや、餅も昆布巻きも数の子も煮豆も田作りも煮〆も、「もう飽きた~」もんで。(今年は重箱に詰める元気なかったし)、「今日まではゴロゴロしてマンガ読んだろ~」と思ったら口さびしくなって(うちにはカウチは無い)(ついでに言うなら半径1kmに店屋は無い)。

しかし、うちで作ると買ってきたのよりおいしいです。何といっても、

  1. ジャガイモがうちの畑のやつ(結構重要)
  2. 油が新しい(かなり重要)
  3. 塩がいい塩(これもかなり重要)

なのです。作り方はご存知でしょうが、とりあえず皮をむいて(好みでむかなかったり)、できるだけ薄くスライスして冷水につけてぬめりとあくを取り、最初から常温の油に入れて揚げるか、二度揚げするかです。揚げたらすぐに塩をまぶして油を切りながら乾かすだけ。これで充分からりとしたチップスになります。

ゴロゴロしながらマンガ読んで、ポテチ食べて、ポンカン食べて、なんたるぐうたら。体重計が怖いわ。

なにはともあれおかげさまで充分休むことができました。明日からやるぞ――!!

2005年12月29日 (木)

義理人情のかぼちゃプリン

Nec_0040_3まっこち義理人情とは度し難いもので、この年の瀬も押し迫った晩、鼻水もズンだれているというのに、かぼちゃプリンを作らねばならぬ羽目にあいなりました。

「今年中に作ったる」の言葉を反故にできんかったのです。

なんとかできましたよ。自分自身大好物なので、さめるのを待ちきれずにむさぼり食べました。これで回復せんかな・・・。

かぼちゃ半分、卵1個に卵黄3個分、グラニュー糖40g、ブラウン糖20g、カラメルソース、ラム酒大さじ1、コーンスターチ小さじ1/2、生クリーム1/4カップ、牛乳1カップで作ります。

今日はもう体力ないので、作り方は後日。

2005年12月25日 (日)

クミコさん(仮名)の水餃子

Nec_0020_5 クミコさん(仮名)から手作り水餃子をいただきました。

さっそく、今朝の鶏がらだしで水餃子にしていただきます。

――――

――――美味しゅうございますですよ――!!

皮はツルツルしてつるりと口の中に入り、中身はアツアツでジューシーなお汁がはみ出してきます。アチチチチ・・・・・!

クミコさん(仮名)、本当にありがとうございました。うちのハクサイとニラとネギお持ちしますです。あとツルウメモドキも。

水餃子についてはお客様のべにこさんのところでもレシピやってます。寒い季節には水餃子最高です。

チキンクリームシチュー

Nec_0018_2 使わなかった鶏と生クリームで、今朝はチキンクリームシチューを作りました。

庭から採ったジャガイモとハクサイと人参を大量投入。仕上げにぷんぷん匂いのするパセリを刻んで浮かせて。

これがおいしかったからいいんだもん(←しつこく負け惜しみ)

来年こそはやるぞ――。

totto*さんとこで、クリスマスケーキレシピやってますよ――。まだ今日に間に合う。おいしそうですぞ!!GO!GO!

2005年12月22日 (木)

冬至

Nec_0012_5 ・・・・・と、気がつけば今日は冬至ではありませんか!

かぼちゃかぼちゃ!柚子柚子!

今度の冬のようにしょっぱなからスペシャルに寒い冬ならば、かぼちゃ煮を食べて無病息災を、柚子湯に入って風邪封じをせずにはおれんですNec_0011_5

かぼちゃはもういただきましたので、早寝早起きのわたくしは、あとは柚子湯に入ってたっぷり暖まってショウガ湯を飲んで寝ます。おやすみなさいです。

2005年12月15日 (木)

ひねショウガ

Nec_0040_2ひねショウガであります。

今の時期掘りあげたショウガは香り・辛味ともに最高です!うま――。どういうわけか寒い今年の師走なので、寒さ除け風邪除けにショウガ湯を作って飲んでます。

農薬も漂白剤も使ってないショウガを皮ごとすりおろしたのに (皮のすぐ下がおいしいので)、蜂蜜、これもうちの柚子の皮をみじんに切ったの、ラム酒もしくは黒糖焼酎を少々。Nec_0039_4熱々のお湯で割ってフーフーいいながら飲みます。Nec_0041_7 たっぷりのショウガでカーッとくるのですが、あっという間に体中に廻って、足の先までポカポカぬくもってくるのですよ。

「体を温める根菜」の代表格。これなしで冬をやっとれませんです。

新ジャガイモ

Nec_0038_4 ジャガイモの収穫シーズンなんであります。

「冬には根っこの野菜を摂るべし」と東洋医学では言いますね。体を芯から温めて冷えにくく風邪をひきにくい体にするのだといます。そういう理屈は抜きにしても、おいしいですよね!根っこもの。

大根、サトイモ、ジャガイモ、人参、・・・冬の根っこ野菜はたまらんおいしです。ジャガイモも大好物なので、収穫にわくわくします。Nec_0037_3

単純に皮ごと塩で茹でて、煮えたら皮をむいてマッシュして、ポテトサラダやグラタンやコロッケにしたり、ポタージュにしたりするのが好きなのです。自分ちのジャガイモは、ホクホクしてちょっと土の匂いのするジャガイモの香りがして、たいへんおいしい気がします。あと、イリコダシの中に生のまますりおろして、そのままとろとろに煮て、お味噌をとかして、ちょっと生姜を散らしてお味噌汁にすると、簡単なのにほかほかするお汁になります。

ジャガイモ、これもみなさんご自慢のレシピがおありでしょう。よろしければまたお教えください。

2005年12月11日 (日)

大根

Nec_0029_7 冬野菜のキング大根です。

お~い~し~ですよね~♪ななさんじゃないですが「日本人に生まれてよかった」です。

単純におろしてよし、ふろふきによし、おでんによし、薄揚げと深ネギとお味噌汁、おろしダレにしてお鍋に、豚や鶏の揚げたのに付け合せ、蕎麦に、うどんに、たくあんに、バリエーションに果て無し。さらに大根葉も栄養があっておいしい。浅漬けにしてカツオブシと混ぜたり、卵焼きに刻んで入れたり、巣篭り卵にしたり、ベーコンと一緒に炒めたり・・・・・みなさんも、ご自慢の大根料理がおありでしょう。よろしければお教えください。

大根といえば今昔物語で、こんな話がありました。

「一日二本の大根を焼いて食べれば、息災である。」と信じていた人がいて、その通り毎日食べていたそうな。みんな「何をあほなことを」と笑っていたが、ある日その人の家に強盗が入り、あわやという危機に、なにやら白い人二人が駆けつけて、強盗を撃退したそうな。あとでわかったがその二人は大根の精であったと。人々は「何事も信心一筋にすれば、いざというときに助けがはいるものであるよ。」とうわさしあったと・・・・・

・・・・・って「大根のガードマン」って、変。

確かに風邪よけになるし、胃腸の調子も整える栄養満点な野菜だけどさ。昔の人って変なこと考えるよねえ。