椿屋敷のお客様

食・レシピ Feed

2006年7月30日 (日)

めーさん絶好調

Nec_0025_19 晴れの日が続くので、めーさん(ヤギザーネン種・1歳半)の体調がいいらしくよくお乳がでます。まっこちありがたいことです。

ヤギのお乳は牛乳に比べて口当たりが軽く甘い気がします。香りもアカディとかに近いようです。軽い。

牛乳に比べて脂肪球が小さいのだそうです。それがこの口当たりの軽さと滑らかさの要因でしょうね。

搾って小屋に置きっぱなしにしたりすると、すぐ小屋の臭いがついてしまったり、あっという間に乳酸発酵してヨーグルトになってしまうので(この気温ではね~)、即座に台所に持っていて煮沸消毒。乳糖の甘い香りが漂ってきます。

「ヤギの乳は臭い」という説もありますが、この「搾ったら即座に煮沸して他の臭いが移らないように保管する」というのが大事なんだなあと。何度も失敗して骨身にしみました。

もっとも発酵させすぎたヤギ乳は、鶏さんたちに飲ませてます。喜んで飲むし、しかも腹は下しませんね。どうなってるんだ?鶏の腹。無駄が無くて助かってますが。

2006年6月 5日 (月)

ヤギ乳ヨーグルト

Nec_0015_14 さて、毎朝、毎夕、場合によってはお昼もめーさんのお乳を搾っております。

搾れる乳量が増えてきましたので、レンジでチンして煮沸消毒して、そのまま置いておくと自然にヨーグルトになります。

あっさりして、おいしいヨーグルトです。

2006年5月 3日 (水)

ライ麦パン

Nec_0021_18 気温が上がってきましたので、室内でイースト発酵が進みます。

ライ麦を入れた田舎パンを焼きました。

「ハイジ」の中で「ペーターのおばあさんのためにロッテンマイヤーさんの目を盗んで白パンを集める」というエピソードがありました。当時は小麦の精製技術が未熟だったので真っ白い小麦粉は富の象徴だったのでしょう。

今や日本やアメリカでは過栄養のほうが問題。「精製しすぎた穀物はあまり体によろしくない」という風潮になってきました。「ハイジ」の時代を考えると皮肉なことです。お米にも麦やら粟やら稗やらいろんな穀物を混ぜて炊く人が増えてます。ときどき食べるとそっちのほうがおいしいと感じたりもします。

パンは特に、全粒粉やライ麦やいろんなシードを混ぜて焼いたほうがおいしいと思います。

2006年4月12日 (水)

レモンピールクッキー

Nec_0025_13 レモンピールクッキーです。

とことん手を抜いて作るので、材料だけはいいものを使います。材料がよければかなりおいしくなると思います。午後のお茶請けにぴったりです。

材料(18個分)

  1. レモン(無農薬のもの。皮ごと使うので。くれぐれもアメリカ産など使うべからず。)・・・・・・・・・1/2個
  2. バター(有塩でもよし。マーガリンではまずくなる)・・・・・・100g
  3. 卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
  4. 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
  5. グラニュー糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ弱
  6. 牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
  7. ベーキングパウダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ2
  8. 干し葡萄

作り方

  1. オーブンを180度に温める
  2. レモンの皮をすりおろす(これがレモンピール)。レモン絞り器でレモン汁を絞っておく。
  3. 室温に戻したバターをフードプロセッサーで白いクリーム状になるまで混ぜる。グラニュー糖を加えてさらに混ぜる。
  4. 次に卵を混ぜる。その次に牛乳を混ぜる。レモン汁を混ぜる。
  5. 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜる。
  6. すりおろしたレモンピールを混ぜる。
  7. オーブンの天板に薄く食用油を塗る。
  8. クッキー種を大さじですくってゴムベラで天板に落とす。
  9. 落とした種の真中を水で濡らした指でおさえて落ち着かす。その上に干し葡萄を飾る。
  10. オーブンで18~20分焼く。オーブンによって癖があるので、焼色に気をつけて。

いやあああ、簡単っしょ―――?簡単な割においしいですよ。これやりだすと市販のクッキーに手が出なくなります。どうぞお試しあれ。

レモンはうちの庭で採れたレモンなのだ。ちょっと自慢。

2006年3月26日 (日)

べにこさんからお漬物

Nec_0023_7 この間の木曜日にルルママさん、今日はなんとべにこさんと娘さん達が遊びにきてくださいました。みなさん、こんな山奥までほんとうにありがとうございます。

べにこさんちはお漬物屋さん、いろいろたいへんおいしそうなお漬物をいただきましてありがとうございました。なんと「黒酢もろみ」に漬けた、一般には市販されてないレアものまでいただいてしまい恐縮です。ありがたやありがたや・・・・・。

べにこさんちは少し遠いのですが、どうぞまた近々おいでください。

しかしうち、わかりづらかったでしょう・・・・・。すみません。

あ、今思い出した!地図をメールするはずだったのに、すっかり忘れていました!べにこさん、すみませんでした。

2006年2月21日 (火)

菜の花の芽

Nec_0006_8 去年は畑の一番奥に菜の花が大量に自生していて、三月のシーズンには、菜の花のちらしずし、菜の花の辛し和え、菜の花の漬物、とにかく菜の花食べ放題でした。食べても食べてもでてくるし。

今年は夏から先そこを藪にしてしまったため、あんなにたくさん生えてきた菜の花がほとんど生えてこない。「あああ~、やっぱりちゃんと手入れしないとだめだ。土地神様は見ている~。」と菜の花だい好きなわたくしとしてはたいそうがっくり来ていたのであります。それで遅ればせながらヤギ三頭にお願いして、「よろしく除草お願いいたします」とばかりに、奥につないで置いたのです。(他力本願だなあ)

おお!!

さすが、ヤギ大明神の効果。

ひとかたまりの菜の花の群生が出てきていました。

この時期の菜の花って、「あれ、ちょっと芽が出てきたな・・・」と思ったら気温の上昇とともにたいへんな勢いで「うわ、葉がこんな大きくなってきた」「なんだこれ蕾か?」「うわ、そこら中黄色い!早く喰わないと全部が花に!」と、成長していきます。何はともあれ、これで三月三日の菜の花ちらしは大丈夫じゃ。

2006年2月20日 (月)

ヒマラヤのピンクソルト

Nec_0001_10 東京の妹から「ヤギさんへのプレゼント」と称して、ヒマラヤ山脈から採れたピンクソルト(岩塩)が届きました。

ありがとう!!

早速あしたヤギたちにあげて感想を聞いてみます。

ピンクソルトは岩みたいに固い結晶で、宝石みたいにきれいです。

人間の食べ物にも使えるそうなので、台所にも少し置いとこう。洋物の料理は岩塩のほうがおいしいことが多いのです。パスタやグラタン、オムレツなんかも全然違う味になります。

2006年2月14日 (火)

ガトーショコラ

Nec_0028_9 いまどきの日本の女子として、2月限定のチョコレートケーキレシピの一つや二つは持たずばなりますまい。・・・ってオリンピックもろくろく見てないくせにいまどきもクソも無いもんだと思いますが。

元来チョコレート好きなもので、チョコレートを焼き込んだお菓子は大好きです。チョコクッキー、チョコマフィン、ココアパウンドケーキ、ブラウニー、チョコババロア、・・・・・「チョコ食いてー――!」発作が起こったときに作ります。

ロッテのガーナミルクチョコが大好きで、このたいへん安価なチョコレートと森永の純ココアを使って写真のガトーショコラも作りました。洋ものの上等チョコレートが大流行の昨今ですが、あれ確かにすごくおいしいんだけれど量を食べられません。鼻血が出ます。根が貧乏な舌なのでしょう。

このガトーショコラのレシピは何年か前のオレンジページのレシピなのですが気に入ってます。

材料

  • ガーナミルクチョコレート・・・・・100g
  • バター(食塩不使用)・・・・・・・・・80g
  • 卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4個分
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40g
  • 生クリーム・・・・・・・・・・・・・・・・・40ml
  • メレンゲ用卵白・・・・・・・・・・・・・・4個分
  • メレンゲ用グラニュー糖・・・・・・・・50g
  • 森永純ココアパウダー・・・・・・・・・60g
  • 薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25g
  • 仕上げ用粉砂糖・・・・・・・・・・・・・適量
  • 型用ココアパウダー・・・・・・・・・こさじ1
  • 型用薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
  • 型用バター・・・・・・・・・・・・・・・・少々

下準備

  1. 卵は室温に(うちの場合は産みたて卵。ちょっと自慢)
  2. 型(18cmのそこが抜けるタイプの丸型)にバターを塗り薄力粉とココアを混ぜた粉をふる。余分な粉は落とす。使う直前まで冷蔵庫に。
  3. 薄力粉とココアパウダーを合わせる。
  4. オーブンを160~170℃に温める。

作り方

  1. チョコとバターを細かく刻んで湯煎にかける。
  2. 別のボール(フードプロセッサーでも可)で卵黄を泡だて器でほぐし、砂糖をすり混ぜる。
  3. 1の溶かしチョコ+バターを加えて混ぜ、さらに泡だて器で混ぜる。
  4. メレンゲを作る。ボールで卵白とグラニュー糖1/2を入れ5分立てする。さらに残りのグラニュー糖を加えピンと角が立つまで泡立てる。
  5. 3のボールに薄力粉+ココアパウダーの1/3量をふるい入れ泡だて器で混ぜる。(粉っぽさが残ってよし)
  6. メレンゲの1/3量を加えて混ぜる。同様にして薄力粉+ココア、メレンゲの順に交互に2回入れてその都度混ぜ合わせる。粉っぽさが無くなり白い線がなくなるまで。
  7. 型に生地を流しいれ、濡れぶきんを敷いた台のうえに低い位置から2,3回落として生地を落ち着かせる。天板に乗せ160~170℃で30~35分焼く。竹串で刺してナマ生地がついてこなければ焼き上がり。型のままさまして完全に冷めたら型からはずしてラップをかけて冷蔵庫で冷やす。
  8. 仕上げに粉砂糖をこしきを通してふりかける。好みでアイスクリームやホイップした生クリームを添える。

ちょっとめんどくさいけれど、かなりおいしいと思います。

2006年2月 6日 (月)

かぼす搾り

Nec_0011_7 かぼすがたくさん成って、使い切れないまま熟したのがありまして・・・。

このままおいてても、ダメになるだけなので、ガラスのレモン搾り器で搾って、漏斗にクッキングペーパーを敷いて濾し、「かぼす酢」を作っています。

今、半分だけ搾り終ったのですが、かなりの量が採れてちょっとほくほく。

こういう柑橘類の酢は、おなますにもお寿司にも三杯酢にもなんでも使うとさっぱりしますなあ。どうしようかと思っていたのですが、捨てずによかった。

2006年1月31日 (火)

ゆきちさんの金柑

Nec_0038_7 お客様のゆきちさんが遊びにいらっしゃいました。

いろいろ手土産を持ってきてくださったのですが、その中に「生食用金柑」がありました。ありがとうございます!!

食べてみたかったんですよ!これ。

ご親戚に作ってらっしゃる方がいるとのこと、つやつやで大きくておいしそうです。早速夕食後のデザートにいただきました。ジューシーで香りがよくて甘くてたいへんおいしゅうございました。