うちから車で3分、歩いても15分ぐらいに薬効あらかたな温泉があります。古くてぼろくてサウナも露天風呂も何も無いのですが、その泉質だけで根強い固定客がいて成り立っているのです。(その固定客の一人がわたくしですが)
今日、肩こりと腰痛予防に入浴に行ったら、まだ半年ぐらいの赤ちゃん連れの若いお母さんが入っていました。加治木町からうわさを聞いてやってきたそうです。赤ちゃんがアトピーなのです。
「お薬を二ヶ月ぐらい飲ませてたら、薬が切れたときのリバウンドがすごくて・・・・・・・怖くなったんです。それで、ここの温泉のうわさを聞きつけて・・・・・・・」
「すごいんです!!一回入っただけで、ただれが消えちゃいました!」
「温泉水も持って帰って、脱脂綿に含ませてただれが出たところに塗るんです。それでぴかぴかに」
「加治木からちょっと遠いけれど、効き目があるから・・・・・・」
・・・・・・・・ううううん。そうだったのか。ここの温泉にはそんな効き目があったのか。確かに古ぼけた温泉効能表には「皮膚のただれ、湿疹」もあげてあるけれど。自分自身もここに入った後はお肌がつやぴかになるような気がしてたけれど。そうだったのか。
アトピー最近多いよなあ。お薬とか注射とかできるだけ使いたくないだろうし、ましてや赤ちゃんだったら親御さんは心痛むよなあ。
その場にいた年配の御婦人とわたくし(場末の湯なのでこれだけしか客がおらんのです)、「よかったね」「よかったね」と口々に赤ちゃんの手を握りながら言ったのでありました。
コンタクトレンズが普及したので、近視の人が目立たなくなってるけれど、実は日本人には近視がやたらめったら多いじゃないですか。かく言うわたくしもド近眼で、メガネなしには道も歩けない人間なのですが。
いつも言うことですがもしメガネ無しでうちの近所を歩いたら、あっという間に犬のウンコを踏み、ドブに落ち、肥溜めにはまるでしょう。まだうちのあたりは山の中の田舎だからいいけれど、交通量の多いところだったらやだなあ。危ないよ。
逆にアフリカのサバンナとか、サハラ砂漠とか、ジャングルとか、ツンドラとか、そういう文明を離れたところでも生きていけないね。このド近眼という一点だけでも。あっという間にライオンや狼や虎や熊の餌食でしょう。うっかり蜂の巣を踏んだり、ワニを踏んだり、サソリを踏んだり、コブラを踏んだりするかも知れん。うーーーん、野生じゃ長生きできんのう。サバンナやツンドラにメガネスーパーや弐萬円堂がチェーン展開してるのなら別ですが。
んで、何が言いたいかというとですね、日本人のかなりの数がわたくしぐらいの近視だと思うのですよ。もっと軽い近視乱視まで入れるともう大変なパーセンテージだと思うのですよ。ということはその人々も、もう野生では生きていけないわけですよね。
これって凄いことだと思うけどなあ。
なんというか、文明の急激な進歩に人間の体が適応できてないことの、典型的な例の一つだと思うけれどなあ。
青子ちゃんとその雛全部が何者か(おそらく狸かアライグマ)によって獲られてしまいました。ショックであまりに悲しくてまだ詳しく書くことができません。猫のメロンの調子も悪くて、うううううう・・・・・・・・・
経験上だいたいこういうときは、自分自身も調子が悪いのです。疲れているかヴァイオリズムの底か。
そういや二月に風邪をこじらせて長いこと喉が荒れてたよな。三月はいつもだと絶好調の月のはずなのに、事あるごとに疲れて寝てました。ブログさえ何回かお休みしたほどです。
「まず自分自身のメンテナンスだ。」
農園は自分が健康でないとまったく話になりません。一から十まで自分の体を使って毎日を積み重ねていかねばならんのです。生活を見直し立て直さねばなりません。
とりあえずすぐ近くの温泉に行ってきました。忙しくて今年に入ってからまだ一回も行ってませんでした。うちから車で3分、ぬる~いお湯でリモネンを含む効能あらかたな温泉にゆっくりどっぷり浸かりました。
一日三食ちゃんと食べたり、朝納豆を食べたり、できるだけ自転車を使ったりは実行してるので、継続する。
無理はしない。でも細く長く続ける。この方針をもっと徹底します。それはこの『椿屋敷農園』の基本方針でもあります。
尿路結石の症状が出て以来、今日3回目の「おしっこでません」ポーズが出ました。すぐ病院に連れて行きました。3回目だよ、3回目。一回につき¥6720×3=¥20160を今月メロンの医療費に使ってしまいました。ホント動物の医療費はきついです。
でも、尿路結石は手遅れになると尿毒症を起こしてあっという間に死んじゃうからな。絶対に連れてかないと。診察台に乗せると何をされるかもうわかっているメロンはぶるぶる震えていました。
うんうん、あんたたち猫オスの細い尿管にカテーテルを突っ込むんだもん、痛いよね。痛いけどがまんして。命にかかわるんだからさ。よしよしよし。無事にまたおしっこが出るようになりました。
メロンの体質は結石ができやすい。去勢したら体質が変わってできにくくなるらしいので、かわいそうだけれど症状が安定したら去勢します。
迷ってたんだけれどね~~。問答無用で去勢することになっちゃたなァ・・・・・・・
運転がへたくそな上に目が悪いので、夜の運転が苦手です。雨の夜はなおさらのこと。
なので「夜はできうる限り出かけない」生活を貫いているここ数年なのですが、どうしてもでかけなければならない雨の夜ってのもあります。たとえば今夜のような。
いやああ、まいった。怖かった。鹿児島市のチベットたるうちから鹿児島空港のある溝辺まで、県道40号線を往復したんだけれど、この道ほとんどすべてが山道の上に明かりがあまりないんだわ。すごく長い急坂はあるしさ。夜でもトラックが通るしさ。
あたしがのろのろ走ってるのが悪いんだけれど、でもさ、こんな雨の日になんでああまで無造作に車間距離を詰めてくる輩が多いの?びっくりするわ。雨降ってるんだよ。路面がすごくスリップしやすくなってるんだよ。んでもってあたしゃ、登坂車線や路側帯があるところに来たら必ず譲ってるじゃん。なんでそこまで待てないのさ。
あんたら「スリップ」とか「追突」とか想像しないの?「自分の車と運転技術だけは大丈夫」とでも思ってるの?すごいねーーーー。
まあ、なんとか無事にうちまでたどり着きこれを書いているわけですが・・・・・・・どっぷり疲れました。もう暖かいミルク飲んで暖かい風呂に入って寝ます。
今度の年度末に自殺者が増えそうだと、繰り返しニュースでやってます。聞きたくない~~!鬱病も増えとるというし。なんでこんだけ一気に暗くなるかね。
鬱病はセロトニンというホルモンの不足でなるらしい。まあ、ほかにも原因はあるし、もう少し複雑にいろんなホルモンが相互に関係するらしいんだけれど、大雑把に言って。
セロトニンを分泌させるには、ご飯をちゃんと食べ、暖かくして、ホットミルクなど飲み、ふかふかホカホカしたものなどにくるまりながら眠るといいんですと。なんだよ~~。すごく古典的で簡単な対策じゃん。
泣いてる女子供、もちろん男だって、慰めるときには、ご飯を食べさせて、部屋に火を入れてやり、お茶やコーヒやホットミルク、場合によってはブランデーを飲ませ、よく日に干してふかふかにした布団に眠らせてやる。・・・・・・・・
人間としてごくごく基本的な生活。でも、セロトニン不足が増えてるってことは、この基本的な生活ですら保障されなくなってきてるって事?不景気のせいで?
ぐはーーーーーー!
つくづく自分にこの家と畑があって幸運だと思います。そして改めて母方の祖父と祖母に感謝します。ありがとう。
この家があることで雨や風をしのげ、寒い思いをせず、温かい料理を食べてぬくぬくと布団で眠ることができます。猫も犬も、それどころか鶏やヤギまで飼って、思う存分ふかふかホカホカしたものに触りまくれます。セロトニン分泌しまくり。
前からその傾向があったけれど、ますますおうち大好き人間なわたくし。しあわせ。
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