霜降り牛で下痢をする
これを言うたび大笑いされてきたんだけれど、わたくし霜降り牛を食べると下痢をします。ホントです。
「またまた~受けようと思ってえ」
「つくづく安上がりな腹ねえ」
「ホントに霜降り牛だったのお?安物じゃだめよ~」いろいろ言われますけれど、ホントにすごく高い本物の霜降り牛(そんなの何回も食べたことないけれど)ほどダメ。
「あああ、所詮あたしの腸は魚や鶏や豚まで。安上がりな女。」まあ、悲しくはなかったけれどね。霜降り牛とやらをおいしいと思ったことないもん。まだ牛筋とか牛タンとかそれでなくとも赤身がおいしいと思うもん。それも一年に何回かしか食べないけど。
とか何とか思ってたら竹子農塾で萬田先生が恐ろしいお話をしてました。いわく、
「霜降り肉とは、つまるところ牛の筋肉組織の中に脂肪を蓄えさせる育て方をせねばならない。出荷前の牛には一切草を与えず、トウモロコシなどの濃厚飼料のみを無理やりに食べさせる。結果牛は消化不良で常時下痢を起こし瀕死の状態となる。そのような病的な状態の牛の肉を食べさせる、それが霜降りである。もちろん牛の体力を持たすためにさまざまな薬も投与する。かけらの健康もない不健全な肉である」
うおおおおおお!!そうだったのかあ!!!今一気に疑問が解けました!
やっぱり、とんでもない肉なんじゃん、霜降り牛。そんな牛が下痢腹になるほどの脂肪分、あたしが下痢して当然じゃん!
みなさま、ご注意召されよ。こと食べ物に関しては「高かろう、良かろう」とは言い切れませんでな。
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