椿屋敷のお客様

野菜 Feed

2007年5月20日 (日)

T農園から夏野菜苗

Nec_0035 うちのご近所は島津藩の時代からの近郊農業地帯で、どの家も3代も4代も前から野菜作りをやっていて、お上手なの。それぞれの家にたとえばエンドウが得意とかスイカがお家芸とかカライモならまかせろとかの野菜があって、夜明けとともに皆さん畑に出ています。

歩いて3分のところのT農園は特に苗作りがお上手で、花の苗、野菜の苗をハウスで作ってあちこちに出荷してらっしゃいます。

というわけで夏野菜の苗を直販格安で売ってもらったのですが(ミディトマト・ナス・きゅうり・苦瓜・ヘチマ・ピーマン)、調子が悪いのでなかなか植え付けできずにいます。気になって気になってしょうがないんだけどな。とりあえず乾燥しないように水かけは欠かさず。

2007年5月13日 (日)

春菊の花

Nec_0028 春菊に花が咲いています

ああそうか。春に花が咲くから春菊なのか。と言うのはさておきましても花が咲いてしまうと冬の菜ものはおしまいです。ありがとう春菊。おひたしにスキ焼にお吸い物に白和えに、散々使いまわしました。もう今年はこれで終わりだね。また冬に会いましょう。

黄色くてなかなかにかわいらしいいかにもキク科の花です。濃い緑の茎や葉との鮮烈なコントラストもいい。しれっとお仏壇やお墓に供えたりします。

2007年4月19日 (木)

えびすカボチャの苗

Nec_0042 「イモ・タコ・ナンキン」が女の好物であるとは昔から言うことでございます。田辺聖子氏の小説のタイトルにもあるぐらいです。女のご他聞に漏れずわたくしも大好物でございます。

えびすカボチャは特にマジックベジタブルではないかと思われるほど好き。ほくほくして香りがよくておいしいですよね~~~。和風の煮物や単純にお味噌汁に入れてもよし、ポタージュスープにしてもよし、パイやケーキやプディングにしてもよし。あ、スコーンに混ぜ込んでもいいな。

野菜のえびすカボチャは、うまくできる年は何もしなくてもわんさかなって、食べきれないぐらい。今年もそういう年だといいな。祈りを込めて畑のあちこちにえびすカボチャの苗を植えました。

2007年4月15日 (日)

ラビットスイカの苗

Nec_0041 「この世で一番好きな食べ物はなに?」と聞かれたら迷わず「スイカ」と答えます。まったくもって安上がりな嗜好であります。

夏場はジュース代わりにスイカ。水分補給にはもってこい。よくしたものでスイカにはカリウム等が含まれていて腎臓や膀胱の働きをよくするのだそうな。だから糖分漬けのへたな清涼飲料水より熱中症予防にはスイカ。どちらかというとストレスや疲れで「身が絞る」たちなもので、夏場のスイカをあれほどおいしく感じるのかもしれません。あと父方のひいじいさんがスイカ好きで、一説によると腐ったスイカも「もったいない」と食べてしまい疫痢になって死んでしまったというぐらいスイカ好きだったそうなので遺伝でしょうか?

よって今年も満を持してラビットスイカの苗を植えました。3月のうちからヤギ糞と油粕を混ぜて発酵させておいたのを、「今年のスイカ予定地」に植え付けの2週間前に埋めておいて落ち着かせたのです。

一昔前は小さいスイカは皮が厚くて糖度が低かったけれど、今時分のラビットスイカも小玉スイカもおいしいですよね~~。庭先からとってきたスイカはさらにさらに。

「天よ大地よ雨よ風よ、どうぞスイカをならせたまえ~~!!」

2007年1月31日 (水)

エンドウの芽

Nec_0005_22 こちらはエンドウマメの芽です。

豆類が大好きなのでエンドウ、ソラマメ、エダマメ、落花生は植えずに入られません。どれも自分の畑で作ったやつは売っているのとまったく違うおいしさです。なんでなのかな?

エンドウはエンドウ、ソラマメはソラマメの匂いがちゃんとするからかな?収穫したての豆を莢から出してすぐ茹でるとすごく柔らかくていい香りがします。あの味はやめられないとまらないです。

今年は植えるのが遅かったのでだいぶ芽が霜にやられてしまいました。やっぱり植え付け時期は守らなくちゃな。反省。明日もかなり霜がきついようなのでワラをかけてあるのだけれど。夜明けは冷えるぞ~~。

2007年1月27日 (土)

ソラマメの芽

Nec_0004_25 今年もソラマメを蒔いたのでございます。だいぶ遅れてしまいましたが、けなげに少しづつ大きくなってくれております。

うちは「鹿児島市のチベット」ともいうべき山の中、霜が結構きついのです。エンドウなんかもソラマメと一緒ぐらいの秋に植えるのですが、うかうかしていると霜にやられてしまいます。

ご近所もよくエンドウやソラマメを植えてます。昔からの近郊農業地帯で「三代も四代も前から農家」という家ばかり。みなさん野菜作りがたいへんお上手。夕方のモモ散歩の途中で、そんなご近所がソラマメとエンドウの手入れをしてらっしゃったので声をかけました。

「どうですか~今年は?」

「まだまだ。今年はなかなか太く(大きく)ならん。じゃっどん(だけど)霜がきつかでこんぐらいがちょうどよかが。春になればぐんぐん太くなるが」

春になれば。

春になれば。

待ち遠しいです。

2007年1月24日 (水)

ブロッコリーの花芽

Nec_0001_29 ご存知のようにブロッコリーは花芽の部分を食べるわけです。もちろん茎もそれなりにおいしいので、切ってスープに入れたり炒め物に加えたりしますが、基本は花芽。おいしいですよね~~♪大好物です。

しかし、人間の舌においしいと感じるものは他の動物にもおいしいことがおおいらしく、これを狙っている連中はうちにはたくさんいます。今朝など明るくなってきた畑をふっと窓からのぞいてみたら、ヤギのクロさんとシロさんが思う存分ブロッコリーの畝に入っているではありませんか!!夕方つなぐのを忘れていたのです。それはそれは幸せそうにブロッコリーの株の中に頭を突っ込んでいます。

あまりのことに頭からサーーッと血が引きました。裏口を叩きつけるように開けて畑に飛び出し、ブロッコリーから嫌がるクロさんとシロさんを引き離しました。こちらの足が土にめり込むほど力を入れねばなりませんでした。ンもーーーーッ!!!

後で確かめてみたら、何本かピンポイントで花芽をやられていました。ヤギにとってもブロッコリーは花芽らしいです。一番おいしいところを食べやがった!口惜しい。

やられた株はまた復活してくれるのを祈るのみ。まったく人生油断というものができません。

2007年1月22日 (月)

菊菜

Nec_0044_6 冬の野菜菊菜でございます。

鍋におひたしに、揚げと一緒に出汁で炊いたり、癖のある香りでございます。

オフ会の韓国料理でも菊菜がでておりました。そして話題は「菊菜が好きか嫌いか」に。

嫌いな人が結構多いですねえ。「だんなさんが菊菜が嫌いなのでスキヤキに菊菜が入れられない」とか。そういうのもありますね。

わたくしはスーパーで売っている菊菜じゃ香りが飛んでいるような気がするので、自分ところで毎年植えるというぐらい菊菜好き。特におひたしや白和えという、匂いをダイレクトに感じることができる料理が好きだな。

今年の菊菜もそろそろ食べることができるようになってきたので、「ぼちぼちかな?」と思うております。

2007年1月19日 (金)

ラディッシュ

Nec_0045_8 ラディッシュこと二十日大根でおます。

鮮やかな赤い根皮と緑の葉の対比が美しくて、なおかつ”二十日大根”二十日で食べることができるようになるという育てやすさ。便利な野菜です。

しかし今一うまいこと食べることができなかったのですよ。「どうやるんだろう?」と思ってました。

どうやら小蕪と同じように使えばOKらしいです。

シェフはスライサーで薄くスライスして、塩で揉んでよく水気を絞り、塩コショウとオイルで和えてトリュフ(!!)のみじん切りを混ぜてました。それでしばらく置くと皮の赤が溶け出してなんともいえないきれいなピンクに全体が染まるのです。お味もあっさりしてとても食べやすい。付け合せにぴったり。

ご家庭ではトリュフはちょっと無理だけれど応用してみよう。早速畑のラディッシュを掘ってきました。

2007年1月18日 (木)

レタス

Nec_0038_18 指宿のヤギ牧場を見学に行った際に「レタスの残留農薬でヤギたちがバタバタ死んでしまった話」を聞いて以来、市販のレタスが怖くて食べられなくなってしまったのであります。

よって今年はレタスを自分の所で作りました。かなりうまいことできつつあるので安心しています。間引いたのを食べてみても、よそで売っているのより水っぽくなく味がしっかりしています。

そう、市販のレタスの中にはやたらと水っぽくてすぐ溶けるようなのが多いので、自家製のレタスがこれほどおいしいとは新鮮な驚きでした。これだとコンテナでも簡単に育てることができるんじゃないでしょうか?自家栽培お勧めの野菜です。