椿屋敷のお客様

野菜 Feed

2006年12月 8日 (金)

復活のキャベツ

Nec_0012_21 ぐうたらを絵に描いたようなわたくしなのであります。

今年の春に植えたキャベツの株が畑の隅に残してあったのですよ。もちろん手入れするわけでもなんでもなく、夏は草がぼーぼー生えるまま。ときどきはヤギがバリバリ齧ったりして散々な目に遭わされたはずのキャベツだったですよ。

はっと気がつけば、そこに立派なキャベツが玉を巻いているではありませんか!!

しええええっ!なんという生命力!!かくありたきものです。お味のほうはまだわかりませんが、かなりおいしそうです。

2006年12月 4日 (月)

葉牡丹陵辱

Nec_0011_20 なんということだ!

ヤギのチビ(ザーネン種・女の子・9ヶ月)が葉牡丹の味を覚えてしまい、事あるごとに勝手に齧っています。

やめろーーーーー!!それは大事な門松の材料、せめて年が明けて松が取れるまではやめてくれーーーー!!!

チビは葉牡丹の白がお気に入り。ヤギにとってはキャベツと似た味がしてるのでしょうが、人間が齧っても硬いです。

2006年11月17日 (金)

葉牡丹(紅白)

Nec_0013_27 資本主義社会ではよくある話ですが、「需要と供給のバランス」というやつ。

ぶっちゃけた話、クリスマス前にはイチゴが値上がりし、正月前には門松用の葉牡丹が値上がりする、というアレです。

葉牡丹なんか今時分なら普通一Pot¥100で売っているのに12月末には¥250とか¥300とか平気でなっちゃうもんな――――。

もし植える土地があるなら、安い今のうちに買っておいて、適当に肥やしと水をやっておいて(これがまたあんまり手がかからないんだ)、大晦日に門松作る直前まで育てておくのが得策です。まあ、種から育てるのが経済効率はいいんだろうけど、そんなにいっぱい葉牡丹はいらんしなー。これで商売するのならともかく。

毎年秋の木市の最終日バーゲンで買います。今年は1Pot¥50で買いました。紅白二本づつ4本の〆て¥200。まだこの時期は小さいのでいいのです。畑に植えとけば年末には勝手に大きくなってくれているのです。

つくづく畑があるっていいよな~~~。

2006年10月22日 (日)

ハヤトウリ

Nec_0027_18 「隼人」の名を持つハヤトウリがなっています。

あまたあるウリ類の中でも野生種に近い品種なんじゃないでしょうか?なんか植えた覚えもないのにいつの間にか生えてきたりしてるんですよ。実なんか捨てたら一発で翌年そこから生えてきます。

名前の通り鹿児島特産なのかも。大阪とか東京で見かけた覚えがありません。漬物にしたりしますね。あまり「おいしー――!」というシロモノではないような気もするのですが、いかがでしょう?それともおいしくするレシピがあるのでしょうか?おいしい食べ方をご存知のかた、ぜひ教えてくださいませ。

2006年10月12日 (木)

ルッコラの芽

Nec_0009_19 ルッコラの芽であります。

種袋の指示の時期より少し遅れたのですがやはり山の上とはいえ鹿児島、暖かいようです。

最低気温が20度前後、最高気温が28度前後の今日この頃は、発芽適温20度前後の種の植え時です。とにかく耕して耕して、蒔くのみ蒔くのみ!さっきレタスも植えました。

発芽適温20度前後の種というのがやたらめったら多いのです。というより日本の気候にあわせて野菜の種が淘汰されてきた結果がこの温度なのでしょう。

過ごしやすいこの時期は畑だけでもこのありさま、ヤギが発情を始めたら種付けをしなきゃならないし、味噌は作らなきゃだし、秋は本当に忙しいです。米を作っているところはこれに稲刈りが来るんだよなあ~。想像もつかん忙しさでありましょう。昔農繁期は学校が休みだった、ってのもわかるよなあ。

2006年9月30日 (土)

ハクサイの芽

Nec_0029_20ハクサイの芽とブロッコリーの芽、タマネギの芽にワケギと下仁田ネギの芽がでてきました。どれも種袋に「暖地では9月末までに植えなさい」の指示がある種です。なんとか間に合った。ふー――ッ。

まだまだ「10月末まで」の種はあるし、タマネギとネギは苗になったら畝を立てて植え替えしなきゃだし、花の球根は植えなきゃだし、秋の木市はくるし、もちろん畑に元肥入れまくらにゃだし、やること満載。

お知りあいに、60年以上農業をやってきた80代のご夫婦がいて、たいへんリスペクトしておるのですが、その奥さんのほうの口癖がこれ。

「蒔かん種は、生えん。」

名言であります。

とにかく種を蒔かんことには、物事は始まらんのです。

2006年9月27日 (水)

蒔け蒔け

Nec_0023_16 蒔け蒔け!どんどん蒔け!

秋の植付けシーズン真っ盛りです。「種蒔き九月末まで」の種をじゃんじゃん蒔いてます。とにかく蒔かないことには始まらんのですよ。ヤギのウンコを畑に入れては、畝を立てて種蒔き、種蒔き。

タマネギとワケギと下仁田ネギ、ブロッコリーとハクサイ、キャラウェイ・・・・・まだまだあるよ。九月が終わっても「十月末まで」があるよ。

今年は平年並みの気温の秋。動きやすくてありがたい。

2006年9月24日 (日)

秋分の日を過ぎて

Nec_0017_21お盆過ぎからどうにもこうにも「イッダマシが入らん(魂が入らない)」状態でした。だるくて。

今年の夏も酷暑だったので 、まあ夏バテもあるのでしょうが、他にもいろいろありまして(なはははは・・・)ぐったり。気がつけば昨日は彼岸のお中日というありさま。ガガー――ン!!

秋こそいろいろやんなくちゃいかんのだけれど。それどころか身の回り家の中すら壊滅状態。まずいまずいと焦れば焦るほどだるくなる。隣近所から盛んに草刈機や耕運機の音がしてくるし、モモの散歩に出れば朝7時にはみんな畑で一汗かいているのです。働き者が多いうちのご近所さん。焦るぞ~。

落ち着け。

ひとつひとつ、できることから片付けていくんだ。

気を取り直して門口の菊の周りの草取りを始める。

一本、一本と引っこ抜いていくうちに、頭が空になっていきます。

そうすると、だんだんだるかった体が油を差したように滑らかに動き出します。

畑は、動物たちは、いつもわたくしを救ってくれます。

ほんとうにありがたいことです。

2006年9月19日 (火)

トゲトゲトウガン

Nec_0008_22トウガンってヤツは、取れたてほやほやだと実のあらゆるところがトゲトゲなんですわ。スーパーで売ってるのはトゲが取れたのか取ったのかすべすべのお肌をしていますが。

このトゲトゲが結構強烈で、うっかり触ると手の平全面にバシバシビシビシ突き刺さります。んで、かなり痛い。

鹿児島弁で言う「ピが立つ」状態ですな。「ピが立つ」という言葉は大好きです。「大怪我をするわけではないけれど、結構鋭いトゲが皮膚表面に突き刺さり、痛みが走る」状態を言い表すのに、これほど適切な表現はなかろう、と思うほどです。

「台風が来る前にトウガンの大きいのはとっておこう」と思い、降り始めた雨と吹き始めた風の中、大急ぎで取って回りました。

手の平にトウガンのピが立ちまくりました。

「ピが立つ」という言葉は大好きですが、「ピが立った」状態は好きではありません。むずむずする。

2006年9月16日 (土)

鉄かぶとカボチャ

Nec_0002_23まったくもって迂闊千万な事に、今年はえびすカボチャの芽を全部鶏に食われてしまったのです。よそのカボチャは結構できがいい年だったので、くやしいったらありゃしない!

カボチャは好物で、特にカボチャを使ったお菓子が大好きでして・・・・・。パンプキンプリン、カボチャのパウンド、カボチャスコーン、パンプキンパイ、・・・・・これからの季節、ホクホクほろほろの甘~いカボチャを使ったお菓子の数々のために、どうしてもたくさんのカボチャが必要。それも、えびすカボチャが好きなのです。栗みたいにホクホクで甘くておいしいもん。

リベンジ じゃ――!とかいいながら、11月取り入れ予定のえびすカボチャの苗を二本植えました。でもまだそれは苗なので、まだ実の影も形もないの。

写真のカボチャは、そらもうカボチャがよくできたお隣からいただいた鉄かぶとカボチャ。鉄かぶとカボチャもなかなかにおいしいです。お隣を通るたびにたへんな勢いで蔓を伸ばしているカボチャがうらやましかったよ。

残り福のえびすカボチャよ、どうぞ今度はよくできますように。